オリンピック開催に湧く東京…とは、全然ならず、テレビも見ない僕にとっては、いまだに本当に開催されるのか疑問なくらい、開催の実感も躍動感も感じられない…まあ、でも、本来はそういうものかもしれませんね。
野球、サッカーなどの球技にしろなんにしろ、それを主催する側の強力なマネーの力と、それに付随して利益を得るために煽るさまざまな集団がメディアを使って広告宣伝しなければ、いつやっているかさえ知らないワケですから。
さて、梅雨の時期。
皆様の健康状態はいかがでしょうか?
なんか、今年は、いきなり原因不明の体調不良になる方が多いみたいですね。
例年だと湿気に弱いから…で済む話が、今年は例のウイルス関連、どちらかといえばワ○チンが絡んできますから…より複雑です。
さて、この時期から夏にかけての体は、まずよく「汗」を出すことが大切です。
リモートワークで、パソコンの前にずっといる、そうでなくてもクーラーなどの効いた部屋にずっといるというのは、季節に沿った体という意味では、実は最悪です。
この時期に、よく「汗」をかき、体内の「汗」でしか発散できないさまざまな老廃物を排出していくことで、内臓器官でいえば、特に腎臓の働きを助けることになります。
そうでなく、暑いから、だるいからと冷たい水など水分をガブガブ吸収していると、腎臓、及び泌尿器系統全般を疲労させ、より「だるい」状態を形成していきます。
梅雨、そしてこれからの暑い時期の水分補給のポイントは、がぶ飲みするのではなく、常温、あるいは湯ざまし、さらには白湯などで少しづつ喉を潤していくこと。
それをしておくと、あまり冷たいものをやたらに欲しがることが少なくなり、必要な分だけ水分を補給するように、体がなっていきます。
そうすると、腎臓疲労が少しづつ回復し、いわゆる「だるさ」は解消方向に向かいます。
それと、
「汗」をかくのは大切ですが、そのかいた「汗」は、拭かなければどうなるか…?
「自然に蒸発する」、という面もありますが、実は体内に再吸収されてしまうのです。
この再吸収された「汗」は、けっこう体にとって負担が大きいと考えられています。
実際、だるくなりますし、ということは腎臓に過負荷がかかっている、とも考えられます。
この「汗」の再吸収がパターン化した体というのは、特有の「こわばり」が筋肉に生まれます。
まあ、すべてを防ぐのは不可能ですが、なるべく出た「汗」は拭き取ることをお勧めしておきます。
あと、あまり「汗」をかかないタイプの方の場合。
そういう方は、大腿の裏側の筋肉をよくゆるめておくといいですよ。
このあたりの筋肉は、腸や呼吸器系統と関係が深いので、普段からゆるめておくと呼吸が楽になります。
施術技術的にはいろいろゆるませる方法はありますが、自分でやるとなるとけっこう難しいかもしれないので、まずはよくストレッチしておくことをお勧めしておきます。
そして、前述の水分補給の仕方を参考に、内から発散を促す。
プラスして、いわゆる「足湯」を加えておくといいかもしれません。
くるぶしまで熱めのお湯に浸ける「足湯」。
1、お風呂のへり、あるいはイスなどに座って行います。
2、自分のくるぶしが隠れるくらいまでお湯を入れます。温度は自分が少し「熱い」と感じる程度でいいです。
3、両方同時に5分程度、そのあと、どちらかまだ温まらない、筋肉がこわばって感じるなどがあれば、その側をさらに2分。
4、終了後は、よく拭いておいてください。
これは、クーラーなどで冷えた体にも適します。
よければ、やってみてください。
それと…
冷気は脚、腰、首、頭頂から体内に入ってきます。
スカーフなどでの最低限のディフエンスは、いまの生活スタイルでは必須かもしれません。
梅雨から夏にかけて。
この時期の体調不良には、こういったことを心がけるだけでも、かなり対応できると思います。