『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

9月の指南塾

2016-09-27 | 2016年


第4期指南塾も、6回目。

「体」を単に「体」、つまり「物質」として認識しているのと、たとえば量子的概念を用いて波でもあり粒子でもある、と認識するのとでは、その用いている方法や技術が同じでも、現れてくる現象はやはり違ってきます。
人間の意識の在り様で現れてくる現象が変わる、それは、たとえば「自分は病気である」と想っていればそのように、「自分は健康である」と想っていればそのように現れる、ということでもあります。
これは別に「病気」「健康」ということのみならず、「成功」「失敗」「充実」「不足」…ということでも、同じですね

今回から、「体」のみならず「心」の側からのアプローチに入りました。
様々な角度からの体験を通じて、「体」と「心」についての認識を深めていっていただけたなら、幸いです


また、午後は「経絡・経穴」について。



それぞれの経穴(ツボ)には、それぞれの表情もあれば印象もあります。
ヒビキとして、深さとして、あるいは「何かを云っている」ように、感じ取る方もいるでしょう。
いづれにしろ、その経穴の主張らしきものがつかめれば(腑に落ちれば)、全身どの部位でも「取穴」できるようになります。

・・・というか、本来誰もが感じとっているものですから、

じっくり遠くの雨音に耳を澄ますような
あるいはアリの巣をのぞき見るような

気持ちで、その経穴に寄り添ってみられたら、よいかもしれません
きっと、経穴の方から喚ばれるように感じられる瞬間が、やってきます

『TAMURATIC.』活動再開のお知らせ

2016-09-14 | 2016年
先日お伝えしておりました「夏期休業」を終え、本日9月14日より活動を再開いたします。

アメリカ・テネシー州での丸々2週間の瞑想リトリート。
目を閉じている時はもちろん、目を開けている時も常に瞑想にあるという方法なので、要するに1日中ずっとそのまま
マインドの根底に潜む根深いストレスを積極的に解放、というよりは、ずっと「そこ」に浸り続けていることで自然にそれらのリリースが起きてくる、といった感じの方法なので…かなり緩むんですよね



自然公園のような森の中に佇む、会場。
教師養成コースが行われており、瞑想教師を目指す方々はここで半年間、共同生活を送りながらカリキュラムを消化していきます。


ほぼ毎朝、このような朝食が用意され、各自が自分のペースで食します
夕食は基本的に全員同じ時間に食べますが、他はフリーでした。


養成コース参加者以外にもアメリカ全土から、多い時は40名程度が、ここでの時間を過ごします。
来ては去り、また来ては去り…

夜にはミーティングが行われます。
それには、例外なく全員参加が要求されます。
その日起きたこと、感じたこと、感情や思考の痕跡、時に起きる諍い、涙、笑い…。
日本ではナアナアで済ましたり、あえて突っ込むことをしないようなことも、妥協なく追求し明らかにしていきます。

「自分」というペルソナを根底からヒッペ返されていくそのサマは…終わってみれば愛に満ち、鮮やかでとても美しいものです。
その過程にこそ、このコースの真骨頂があると思えるほどに。

一度形成してしまった「自分」という幻想は、日が経つにつれ習慣化していきます。
社会的なステータスや、誰からも愛されるキャラ、自分自身が素晴らしいと思い込んでいる「自分」…また、多くの罪を犯した「自分」や誰からも愛されない「自分」、愛される価値などない「自分」…こうした全ての「自分」という幻想に、誰もがどれほど興味を持ち、惹かれ、安住しているか…。

以前の養成コースで教師となって、今回リトリートに参加していた方々のうち、何名かの方々にお話を伺うことができたのですが、みなさん一様に“「自分」が剥がれ落ちる”という表現を用いていたのが印象的でした。


そんなこんなで、2週間。
蓄積していたストレスも随分抜け、アタマも気持ちも軽くなりました

本日より、活動再開いたします。
何とぞよろしくお願いいたします