『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

カラダはそれを知っている

2010-10-29 | 2009-2010年
昨日来訪されたNさん(女性)。
二週に一度くらいの頻度で、現在通っていただいている。

先日、この地域の総合病院にて健康診断を受診され、この数年間の変化を
ご報告いただいた。


まず、一番に

体重10キロ減

を、声高々に

そして、

血圧、血中脂質、肝機能、血糖、

の各数値の変遷。

以前が病的、ということでもないのだが、数値的に芳しくないものもあったけれど、
今回の結果は、モノスゴい~

…という感じで、御礼がてらのご報告をいただいた。


Nさんは、この数年ほとんど休まず、定期的に心身の調整に通っていただいている。
そのご本人の心がけの成果が、こうした「数値」に反映されているように、思う。
また、私としても、こうして「良くなりました」とご報告いただけることは
嬉しくありがたく…。

これからもお役に立てれば…と思う。




さて、

実は私は、この数週間、「歯茎」の痛みに悩まされていた。
だいたいそうした痛みにはあまり頓着せず、あまりダメージが深くない場合は、
少し冥想でもすれば自然に消失してしまうので、今回もいずれ無くなるだろう…

と思っていたのだけれど…いつまでも止まない
こりゃあ、歯医者さんに行く性質のものかなと少し意気消沈していたところ…

昨日の夜
奥歯に入れられていた金属製の詰め物が、カコッと外れた

それとともに、それまで頭の芯まで響いていた痛みがみるみる減少していった。。



本当に、無理に力を入れることもなく、カコッと。
詰め物自体、かなり年数がたっているから…という理由づけもできなくはないが、
この数週間の経過を鑑みた時、どうもそればかりといえない。

歯の金属製の詰め物に関しては、最近「危険」「有害」という風潮が、ようやく
一般的な認識となってきた。
たとえば神経系は電気信号なのだから、金属が影響しない訳もなく、また口中に
ずっと金属を入れたままにして、それが溶け出し体内に浸透していくのは考える
余地もなくおかしいことと、個人的には思っても、いた。


そして今回。

カラダは、何が必要で、何が危険なのかをあらかじめ知っている。
そのことを、改めて認識することとなった。

整体に『活元運動』という、人間の本能を活かした運動法がある。

たとえば、クシャミやアクビ、まばたき。
これらは、誰に言われることもなく、自らが大きく意識することもなく、自然に
内側から生じる身体運動。

そうした本能的な運動を、内側からの要求に従って全身が必要に応じて動き出す。
それによって、たとえばどうにもならない頭痛が軽快したり、肩の癒着が剥がれ、
動きが回復したり…と、いうことにもつながる。

今回の一連の流れからいえば、ずっと続いていた「痛み」も『活元運動』であり、
必要のない金属製の歯の詰め物を、カラダは体外に出したかったために「痛み」を
出して、私自身にメッセージを送っていた…ということだろう。



それは、カコッと外れたいま、あれほど感覚された「痛み」が消失していること
からの、私の単なる推論…ですけど,,ね。。。












2010.10.21 『ブレイクスルー・ビューティー』コラボ茶会 報告

2010-10-23 | 2009-2010年




今回は、三名初参加
また、新たな縁をいただき、少し緊張モードのわたくし



二回連続講座『ブレイクスルー・ビューティー』。
前回(第一回)は、身体的なセルフアプローチをこれでもかというほどお伝えしました。

今回は、それとは打って変わって、ユング心理学の概念として知られる「ペルソナ」。
ここを基点として、「自分の顔」のミステリーを探検していただきました。。


思うに、

いくら外面をキレイにしたとしても、
どんなに手間と時間とお金をかけてキレイにしたとしても、

そのキレイに、心から満足や納得が生まれるかといえば、、、ちょっと微妙。。

「ここまでやったのなら、もっと」
「納得いかないから、また別の方法を」

と、なっていくのが、人の心というもの。

もちろん、それ自体いい悪いとか、こうすべきなどというつもりはさらさらなく、
むしろそこで生まれる喜びや輝きは、他の何とも代え難いものだと、思う。

でも、ただ流されていくよりは、何か「根」みたいなものをどこかに確保しておけばいい。。。

ということでの今回。


「小顔なんてカンタン」と銘打ったこともあり、まずは実際に「手」による技術で
外面がどれだけ変わるかを、実感していただいた。

ほとんどは1分くらいで、誰の眼にも明らかなほど、変化する。



そののちに、本題。

最初は皆様「?」という感じでしたが、最終的にはそれぞれのお顔がしっかりしたというか、
整ったというか…とにもかくにも私が当初意図したような『顔』の美しさというものが、
そこには現れていたように、思います。




御参加いただいた皆様。

今回のワークショップが、これからの人生のお役にほんのわずかでも貢献するようであれば、
私としても嬉しく思います。

ありがとうございました。



そして、
今回もさまざまなにお気遣いいただき、ありがとうございました。

来月は、「コラボ茶会」はお休みさせていただき、
十二月、そして年明けと、よりパワーとクオリティの高い内容となって再始動

何卒宜しくお願いいたします。




「ありのままの自分」とは?

2010-10-20 | 2009-2010年


先日京都のお土産ということで、来訪者様から『阿闍梨餅』と笹屋伊織の『さつまいも』を頂いた。
甘いモノ全般が好物の私ですが、特に和菓子は目がなく

ありがとうございました。



さて、、、、、

「人間というのは、お化粧が好きである」

というのが、私のこの十五年間の実感。
(十五年というのは、身体調整に関わってからの年数)

この場合の「お化粧」とは、いわゆる「メイク」を指してはいない。
いや、より正確にいえば、「メイク」も含めた外面への努力全般のことを、ここではいう。

それは、服装や髪型といった「外見」のことでもあり、
その裏(奥?)にある「心の内部」のことでも、ある。



「化粧」というのは、日本では「呪術」的な意味合いから始まったといわれる。
外敵から身を守ったり、災難や魔物を除けるために「色」を必要としたのだろう。
また服装も、身分や職業が一目で判別されるためのアイテムだった面もある。



現代では、「化粧」も「ファッション」も大きな規制はなく、誰もがその人なりの格好をし、
その人なりにそれらを楽しむことができる。
それはそれで素晴らしいことだなと思うのだけれど、物事にはオモテがあれば必ずウラがある。

ここでいう「ウラ」というのは、

「外見」を自由に彩ることができるようになった半面、「自分以外の誰か」を意識する心が
形成され、「こう見られたい」という願望から、その「自分以外の誰か」に対してのイメージを
いつしか大切にするようになった、、、

ということ。



この「自分以外の誰か」へのイメージを大切にすると、自然に根っこにある「自分」を
置き去りにして、その誰かへのイメージを「演じる」ことになる。

まあ、人間は誰もが一人ではなく、さまざまなつながりのなかで生きているのだから、
そういう意味では誰もが「自分」を生涯演じ続けている、ともいえる。
しかし、「自分」という感覚を大切に生きるのと、「誰かへの自分」を優先して生きる
のでは、その人生の充実度は自ずと違ってくるように、思う。


「誰かへの自分」に、100%納得して生きているのであれば、それはそれでいい、のかもしれない。
しかしほとんどの場合は、心の中で「何かが違う」という矛盾を生じることになる。

そしてそれは、ほとんどの場合は自覚にはのぼらない。

自覚にのぼらないゆえに、その「誰かへの自分」は「本音の自分」を覆い尽くす。
覆い尽くされた「本音の自分」は、それがより純粋な「自分」であるがゆえにオモテに出たい。
しかし、「誰かへの自分」のためにお化粧された心では、その活躍の場は巡ってもこない。


よくいう「本当の自分」「ありのままの自分」とは、そういう隠された「自分」という感覚のこと。



とはいえ、どんなに隠しても隠しきれないのが人という生命体。

ふとした言動、ふとした仕草、物事への何気ない反応のパターン、、、
身体の姿勢のクセ、表情のクセ、、、

そういうところに、実はありありと表現される。



明日は、「顔」をテーマとした『ブレイクスルー・ビューティー』コラボ茶会の2回目。
どういうことになりますか…楽しみです。。。







アプローチのうえで大切なこと

2010-10-14 | 2009-2010年
『TAMURATIC錬達舎』の手技療法のベースになっているのは、「身体均整法」。
以前のブログは、その事についての記事がほとんどなので、よければ読んでやってください)

「身体均整法(以下『均整』)」には、

運動系(筋肉・関節・ほか運動に関わる神経系統などの総称)を中心に、

循環器系・消化器系・泌尿器系・呼吸器系・内分泌系・生殖器系・感覚器系・自律神経系・
血管系、また代謝や免疫系、体液などにいたるまで、およそ人間が「手」で関与できる範囲の、
そのほとんどにアプローチする具体的な技術が盛り込まれている。

そこがある意味「均整」の大きな魅力でもあり、俗にいう「手技マニア」的な性分をもつ輩で
あれば、しばらくはハマってしまう根拠ともなっている。



しかしこのような特性は、反面で大きなアダとなる場合も、ある。

つまり、いわゆる「小手先」になりやすい。



では、「小手先」とはどういうことか?

これにはいろいろな見方、表現の仕方があるけれども、大きなものといえば多分…

相手(施術を受けていただいてるその人)を観なくなる

ということだろう。

「え?どういうこと?見なきゃ施術もできないよ?」
と思うかもしれないが、そういう意味での「見る」ではない。
そのため、あえて「観る」という表現をさせていただいた。



「観察・設計・調整・確認」

アプローチを施すうえで、「均整」ではこのように四つのステップを踏むことを基本として
初学時に頭に叩き込む。

これらは、ザッと以下のような意味合いをもっている。

「観察」は、受者(「均整」では受けていただく方をこう表現する)の状態を把握する。
医学でいえば「診断」にあたるが、イメージでいえば東洋医学でいう「四診」に近い。

「設計」は、「観察」で得た情報をもとに、身体をどのように整えるかをプランニングする。

「調整」は、その「設計」をもとに、実際的に技術を施すこと。

「確認」は、「観察」段階と「調整」後の状態の違いを、「確認」すること。


…本当におおまかではあるけれど、こういうステップひとつひとつが施術を施すうえでは
とても重要な意味をもつ。


このなかでも、もっとも大切なのは「観察」であり、「いかに観るか」で、その一期一会の
施術の成否(ん~、あんまりこの表現好きくない…)は決定する、といっても言い過ぎでは
ないと思う。


ここでいう「観察」というのは、何も「痛み」の所在を聞き、実際に触れ、身体を動かして「歪み」
の在処を判別すること…という、ごく当たり前の、仮にもスペシャリストとして報酬を得ている
人間であれば誰でも行っているようなことではなく、

本人の言わないこと、言えないこと、言いたいけど心に閉まってあること・・・
記憶の底にあって出てこない過去のアクシデントや傷跡・・・
将来的に起きる可能性のある不調・・・

さらいえば、その人自身の思考のパターンや感情の特性・・・

…などなどを、具体的であれ感覚的であれ、把握する(しようとする)こと。



目先の身体症状の改善、というのは、確かに現場での至上命題になりやすい。
それはそれで、大切なことだと承知している。

しかし、それのみにとらわれていては、何かもっと大切なものをどこかに置き去りに
しているように…個人的には、思えてならない。





空き巣に御用心

2010-10-08 | 2009-2010年
今日の朝
いつものように『錬達舎」の玄関のカギをあけると…

「ん…」

どうやら締め忘れたのだろうかと少し記憶を探りながら中に…。


「あれ?テーブルが畳の上に…出したっけ…」
こう頭に浮かんだほんのコンマ数秒後に気づく。。

私がここで
訪れていただいた皆様の施術をさせていただいた、その報酬のエネルギー…

…お金が、ごっそり持っていかれていたのでした。。。




私は、ある頃から銀行へ預けることを止めていて
ほぼすべてのお金をここに置いていました。


いやいや、、ヤラレました。。。


早速、朝から警察の方に来ていただき、調書やら被害届やらを出しました。
幼い頃に刑事物のドラマなどで観たことのある、鑑識というものを初体験
(喜んでどうする…)


ともあれ
ココに移転後に得た、その9割以上のお金は持ち出されていました。
ここまで無くなったゆえか、私の生来の性格ゆえか、どこかあっさりした気分。。。




私のところに来た刑事さんは、そのまま「もう一軒連絡あったから」と、次の現場へ。
つまり、この近辺で同日に同じような「空き巣」が行われていたということ。


まあ、ここほどセキュリティの薄い家屋を少ないでしょうけれど、、

要警戒

では、あるかもしれません。。。



そういうなかでも、ご予約いただいた皆様には何の支障もなく施術することができました。
まずは、そのことを喜びたいと思います。


さて、エネルギーが空っぽになったところで… 


ここから


です







お知らせ&おやつ

2010-10-01 | 2009-2010年
横浜は、ようやくいわゆる「平年並み」とされる気温状態になったよう。。
今日は涼しい。


さて唐突ですが、本年の

十一月三日から十四日

の期間、一切の業務をお休みさせていただきます。

この期間に、『TAMURATIC錬達舎』内のメンテナンスとリフレッシュ、そして私自身の
メンテナンスとパワーチャージをさせていただこうという魂胆です。



この期間の後、十一月十五日からは、さらなる厚みの加わった『TAMURATIC錬達舎』と
なります。
その詳細は、同日に全面リニューアル(予定)のウェブサイトに掲載いたします。


何とぞ宜しくお願いいたします。



それと、
これだけではちょっと記事としてサビしいので…

私の好物写真をアップ





これは「パン」なのですが、

たまプラーザ・あざみ野・鷺沼周辺で「パン」といえば、まず名前の挙がるであろう

『もあ』

の『よもぎラウンド』というパンです。


こうしたパンを食べつつスペシャリティコーヒーというのが、私の(たまの)おやつタイムの
楽しみ方ですね



お土産…いやいやお気を使わずに