アビドス神殿 古代エジプトのオシリス神復活の地と伝わる。
…三界の狂人は狂せることを知らず 四生の盲者は盲なることを識らず 生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く 死に死に死に死んで死の終わりに冥し…
(空海『秘蔵宝鑰』より)
初の海外でのおそうじ隊。
今回は、アンバサダーズ・オブ・ライトの宮崎なおみさんとのコラボ企画。
その行き先は、エジプト🇪🇬
死と再生。
生も死も刹那の夢に過ぎない。
しかし、誰もがその夢の中で、巻き起こる思考や感情を体験し、時に哀しみ、時に歓喜し、時に何かに溺れ…というプログラムを繰り返しながら、やがて気づいていく。
起きていることが、実際は何なのかを。
生きているとは、どういうことなのかを。
そして死とは、果たしてあるのかどうかを。
エジプトでは、たくさんのミイラを観た。
草木や虫の繁殖する隙間もない、乾いた大地を歩き、登山もした。
「ワンダラー(1ドル)」と言いながら、日銭を何とか得ようと懸命な老若男女に、たくさん接することもできた。
神殿では、日本でいう神社の、その原形を垣間見たように思う。
それは形式だけではなく、そこにすべて在りながら、ほんとうのことが何もわからないようになっている…ということ。
内側から溢れて止まぬ「ここに還ってきた」という感覚。
この感覚は、エジプトの全編を通じてハートに佇んでいた。
実際に、その場に身と心をひたすことでしか得られないことがある。
それは個人であっても同じだが、その時に同じ目的をもち集う方々との相乗効果とでもいうものがあり、今回も集うべくして集った…そうした総勢19名だった。
一人一人が、それぞれに様々な感触を得るも、共通していたのは「懐かしさ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fa/f1b258de483b235590defddbdfc7748d.jpg)
今回ご参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。
皆様とご同行できましたこと、心より嬉しく思います。
まずはゆっくりと心身をゆるめ、自然に湧いてくるエジプトでのアレコレを愉しんでください。