第4期指南塾も、7回目。
食物は、断食が健康法や難病の起死回生に活用されることからもわかるように、必ずしも日々摂取しなければ生命の灯が消える、ということはありません。
水は、食物ほど断つわけにはさすがにいきませんが、ある程度の一定期間摂取しなくとも、生命の灯が消えることはありません。
しかし、呼吸は、1日はおろか数分、その活動がストップされると、瞬く間にその灯は消えてしまいます。
今回は、「呼吸」をテーマとした内容でした。
いわゆる呼吸法も、意識の仕方や呼吸筋の使い方などを知るのと知らないのとでは、やはりその効能に雲泥の差が生じるものです。
口や鼻などから摂取した空気を、肺で外気と血液の間で酸素と二酸化炭素の交換を行う、この一連の行程を「外呼吸」。
そして細胞組織における同様の交換を「内呼吸」といいます。
「内呼吸」は、細胞呼吸ともいわれます。
一般にいう「呼吸法」はこのうち外呼吸のことで、その手段として大きく腹式と胸式に二種類があります。
この原則的な二種類とその組み合わせによる二種類、そしてそれらの身体的作用を応用した幾つかのバリエーションを、実践・練習していただきました
午後は、「整体」。
数種類の検査法と、それに応じた各種の技術。
これまで積み重ねてきた知識や経験が、ここにきてつながりを持ち始めてきている方もいるのではないでしょうか
技術はシンプル、しかし応用は無限に拡がります。
その拡がりは、基礎がしっかりしていればいるほど、幅も奥行きも深さも出るものです。