『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

大分・福岡出張、ありがとうございました

2018-11-29 | 2018年

大分では、ゆふいん「フローラハウス」での『Tamuratic. Beauty2』セミナー。
その様子、雰囲気は、上の動画で伝わるかな〜

そのあと、別府「玉響庵」でのセッション。

こちらでは瞑想会も開催させていただきました



そして、福岡(久留米)へ移り「縄文フェス」に参加。

会場となったサステナ食堂七虹さん(現「ひなぎく」)の「包丁納めの儀」も、斎主を勤めさせていただきました。


この後に『神社おそうじ隊 対馬見参!』






ご縁いただきました全ての皆様に。
謹んで御礼申し上げます





本心と擬心

2018-11-27 | 2018年
たとえば、ある女性は

「こんなの抱えてたら、そりゃあ男性なんて寄って来ませんよね」

といい、自分の腹部に潜んでいたマグマのような「何か」に、驚いていました。
この方は、結婚願望はあるものの相手には恵まれず(いや、より正確には目当ての男性には振り向かれず)、だいぶ以前から様々なカウンセリング、催眠療法などをハシゴしている方。



たとえば、また別のある女性は、

「これが本心なんですね、私の…」

といい、自分の中にある「自分を慰める気持ち」に気づきました。
この方は、3年くらい前から掃除や家事ができなくなり、「こんなんじゃいけない」とずっと自分を責め、にっちもさっちもいかない状況の方。
自分を鼓舞する、責めることには熱心でも、自分を慰めることには消極的で、そうしてはいけないとすら思っていました。




どちらも、こうして言葉にすると「へえ、そういう方もいるよね」という感じだけれど、本人にとっては切実で、泣くに泣けないような状況にあります。

たとえば、「葛藤」という言葉があります。
その意味は、対立や相反する欲求などのサマを表し、英語でいえば「コンフリクト」という単語があてはまるかと思います。
心理的な悩みのなかでも、この「葛藤」というテーマは大きなものの一つです。

けれど、
セッションをしていて思うのは、
本当は「何」と「ナニ」が、対立していたり、衝突しているのかを、多くの場合人はまるでわかっていない、ということ。

普通にカウンセリングしていて、何年も時間がかかったり、その挙句に何も変わらない、解決しないということがけっこうあるのも、そりゃそうだろうと思います。
ほとんどの人は、自分の本心=本当に思っていること、考えていること、感じていることなど、わからない。
それを意識的なアプローチで引っ張り出そうとしても、なかなか難しい。
だから催眠療法、ヒプノセラピーのような手法も生まれるワケですが…。
トランスが万能ではないのは、やっている方はご存知でしょう。

素直で、従順で、人に相談することに慣れている…そういう方なら、そもそもこじれることは少ないし、自分の本心への抵抗も少ないでしょう。
こういう方は、普通にカウンセリングするだけで解決するだろうし、結果も早く出るでしょう。
ただ、その結果というものが、本当に「本心」からのものかどうかは…なんともいえないけれど。


そうでない方、あるいは、それでは掘り返せない何かを感じている方。
そういう方が、『Tamuratic.』には来ます。


また別のある女性は、家族への恐怖感をずっと抱えていました。
血の繋がりがないこともあるし、幼い頃から虐げられてきたこともあるでしょう。

こういう場合、その恐怖は潜在意識のなかで何層にもなっています
一度消えた恐怖感は、『Tamuratic.』の方法では、決して戻ることはありません。
表面が消えない限り、深層にあるものはは表出できない(気づきにあがらない)ように潜在意識ではなっているようで、このような場合はずっと奥に潜んで、適切な時機に浮上してきます。
表出しないというだけで「ない」ワケではありませんから、本人はずっとキツい。

ここでいう「消える」は、単純にネガティブな感情をポジティブにしたり、書き換えたり、ということではありません。
記憶自体はそのまま残るけれど、ただ残っているだけになります。
それを「問題」としたり、「悩み」のタネとしたりすること自体が、無くなってしまうということです。

ただ、記憶自体は残っていますので、それを基に新たに「問題」「悩み」として創り出すことはできます。
「一度消えたものを創り出すような人はいないだろう」と思うかもしれませんが…現実はいつも想像を超えています。

人間というのは、シンプルです。
表面をいくらデコレート(これを「擬心」といっています)したところで、ナマの心(「本心」)は誤魔化せません。
その綻びは、必ずどこかに(身体、精神、仕事、家庭、お金、人間関係など)に、カタチをとって現れます。

でも、人間は、多くの場合自分の心を誤魔化していることに、気づけません。
潜在意識の構造が、おいそれとは気づけないようになっているからです。
この発見が、現在「コア・セッション」といっているメニューの始まりでした。

ここから、果てしない旅だった…。。。