『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

指南塾・第2期身体均整法基礎講座&TAMURATIC均整ノ術

2012-07-11 | 2012年
5月、6月とこの方面の記事を投稿できず…
ようやくにして、アップできます。。。



さて、まずは「基礎講座」。

初回、二回目とゆるやかに濃度を増し、三回目にしてようやく実践中心の内容へと。
一年目は、『愉しむ』ことを前提に、通常であればガチガチになりがちな医学的なカタい内容を、ゆる~くレクチャーしています。

だからといって内容が薄いということはなく、それは遠く広島から毎月通っていただいている方も、さらにそのモチベーションを高めて帰路につかれることからも、多少は察していただけるでしょうか。。。




また「均整ノ術」では、ようやく手技療法的な意味での「深み」を、ほんのちょっとだけ垣間みられる段階へと。
みなさん、さすがに一年以上お付き合いいただけている方ばかりなので、学び始めはわからないことも、だいぶついてこられていたようでした。
ボクの言っていることの「意味」が、ここにきてようやくわかってきて、いろいろなことが繋がってきた、というひとつの証左でもあるでしょう、か。。。



さて、
最近の諸々の関係上、サラッとここに記しておきますね。
現在通っていただいている塾生の方には自明のことかとは思いますが、一応…。

『指南塾』でボクが大切にしていることを、誤解を怖れずあえてごくカンタンにまとめれば、ひとつには…

「ムズカしいことを、カンタンにして伝える」

ということになるかと思います。

それは、一歩踏み違えばエッセンスをおざなりにする、切り捨ててしまう、という危険性と隣り合わせではあります。
しかし、それは伝授する側がどれだけそのエッセンスを理解し、全容を俯瞰できているかにかかっている…かと思われます。


そして、もうひとつは…

「活きた中身を伝える」

ということ。

一日二日、あるいは一週間程度のセミナー形式によって、「方法」を伝える…というプログラムが現代では主流、なのでしょうか?
そこで大勢を集め、一挙に習得してもらう…。
このスタイルは、ある程度その分野の知識と経験のある場合には有効でしょうけれど、そうでない場合には、さて…。
少なくとも、ここでいう「活きた中身」というものが伝わることは、ほとんどの場合ないように思えます。




ほんのちょっとの、言葉は悪いですがそんなに大層でもないことを、多くの虚飾を施し、あたかも世界にも類例のない革新的なメソッドであるかのような「魅せ方」をされているものを、一時期よりは落ち着いたかと思いますが、いまこのご時勢においてもそれなりに多く見受けることができます。
もちろん、営業テクニックというか、そうした範疇から考えれば、むしろこのような方向性は賞賛されますよね?
そのすべてに、当然のことながらお金が関わるワケですし、人が多く関わればそれだけ経費もかかるし、広告費だってバカになりませんし。
そこからすると、「いかにヒトの興味と関心を引きつけ、集客へと結びつけるか」という努力は、必然的に大切になってくることは理解できるでしょう。

このことは「これがいい悪い」という問題ではありません。
そういうもの、なのですから。


『指南塾』は、幸い(?)なのかどうなのかわかりませんが、ボク個人の私塾で、広告費も人件費もなく、少人数制なのでほぼマンツーマンという感じでゆるやかにやってます。
まあ、決して広い空間ではないので「なんか近い」感は常にありますが(苦笑)、現実的な空間で、日本の整体はその威力をこれまでも遺憾なく発揮してきましたし、だからこそこうして御縁ある方にお伝えしていければと、動いているのです。

まあ、ボクは有名でもなければ、スゴい肩書きもなければ、権威として社会的に認知されているワケでもありませんが…
『指南塾』でご指南させていただいているその「中身」は、けっこう充実している、と思います。。


その「中身」を希求する方にこそ、今後もご指南できればと、思っております。






2012.6.27  『清祓ワーク』

2012-07-10 | 2012年
神社でいう『大祓』にあたる、〈清祓プロジェクト〉全般のなかで割と大きなウェイトを占めるイベントであり、セレモニーでもあるのが、この半年に一度の『清祓ワーク』

「大祓」は、その「大」という文字が示すごとく「公、国家」という単位の祓の行事。
この「清祓ワーク」は、森羅万象、その顕れとしての「個」の祓。

さて…そのちがいはどこに、あるのやら…。



ワーク終了後は、みなさんと共に中華街へ…。
たらふく、食べました…


次回、『清祓ワーク』は十二月。
よろしければ、気持ちのメモの片隅にでも、留め置きください。


2012.6.20&29 『5つのしあわせ冥想』

2012-07-09 | 2012年
6月20日。
コラボワークショップとなるこの日は、「すこやか」という冥想を。

身体的健康を主な目的としたこの冥想は、人体の階層構造を活用し、より深く、よりキメ細かく身体各部位の「すこやか」さを引き出すことに役立ちます。
人体の階層構造、といってもムズカしいことはなく、これもまた「気軽に」取り組めます
「しあわせ」といってもいろいろあるなかで、「身体」というのはいわば土台となるもの。
その土台をキラキラにするような…イメージです

今回もまた、初参加の方も
まことにまことに、ありがたく。。。



そして、6月29日。
この日は夜の部。

「すずやか」という冥想にて、自らに静寂さをもたらす試み

今回は、みなそれぞれに体感があり、けっこう深めの体験をされている方もいました
そうそう、この方法ほどシンプルで、体験を得やすい方法はあんまりないからな~…と思いつつ、「まあ、教える人がいいからですかね」と言っておきました

体験…は、いわば付随するもので、とらわれ、こだわり、求めるものでもないですけれど、やはり未知なる境涯を得るというのは貴重かつ素晴らしい経験。
そのまま、どんどん深めていかれるとよいですね

ただ、たとえば気功でも収功を大切にしていますように、冥想でも終わり方は大切です。
気もまわしっぱなし、練りっぱなし、チャクラでも何でも開きっぱなしはよくないように、終わる際にはキチンと終わり、収めるものは収めておかないと、思わぬ落とし穴にハマることになりますので、その点は要注意、です



次回、コラボワークショップは、7月18日(水)10時半~
場所はサロン・ド・クロノさまにて。
申し込みはこちらのフォームよりお願いいたします。


さらに、夜の部。
次回は、7月27日(金)18時半~
場所は、TAMURATIC錬達舎
申し込みは、こちらのフォームよりお願いいたします。




2012.6.14 「神社おそうじ隊 鎌倉見参!」その3

2012-07-04 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年


元八幡(由比若宮)





昔から鎌倉を地元とされている方は、現在の鶴岡八幡宮ではなく、その「元」であるこちらに参拝するそうです。。。
街の喧噪から離れ、静かで柔らかく、しかし凛とした八幡さまの覇気はそのままに、鎮座されていました。

御祭神は、鶴岡八幡宮と同じく

応神天皇(おうじんてんのう)
比売神(ひめがみ)
神功皇后(じんぐうこうごう)




このように、道案内も。。


そして、ここから江の電で移動。
ちょうど晴れていて、七里ケ浜から鎌倉高校前の海岸線はスッキリ海全開の景観
なかなかの混雑なれど、それもあまり気にならず。。。


さて、到着。



龍口明神社
鎌倉一の古社として知られるこちらの、現在の所在地ではなく、移転される前の、鳥居と社殿のみが残る旧地へと、副長の意向で足を運ばせていただきました





御祭神は

玉依姫命(たまよりひめのみこと)
五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)

何というか、こちらの正面で大祓詞を全員で奏上させていただいたのですが…率直に「参拝できてよかった」と。。


そして、「神社」じゃないけど…という躊躇も何もなく



霊跡本山 寂光山龍口寺


本堂。
その真上ど真ん中に…








五重搭



七面大明神を祀る七面堂



仏舎利塔




…と、ここで今回の「神社おそうじ隊」は終了
鎌倉ということもあり、車での移動はかえって時間がかかるとふんで電車で細かく移動、という初の試みでしたが、御参加いただいたみなさまの速やかでやわらかなる対応のおかげもあって、どうにか無事「おそうじ隊」をさせていただくことができました

しかも、写真だとけっこうアッサリな印象かもしれませんが、これがまたなかなかディープな道行き
観光的な意味での「鎌倉」と、また違った「カマクラ」を発見できたのではないかと…思います

本当に、ありがとうございました



次回、レギュラーの「神社おそうじ隊 見参!」は通常は8月…となるのですが、実は今回はそうではなく…急遽、
「ご当地隊」第2弾となります

見参!地は、近江
8月28~30日という、晩夏を彩る日程となります。
これまたディープな「おそうじ隊」となることでしょう…
近日、記事にさせていただきます。

そして、10月には熊野に見参!
こちらは、10月14~16日です。

また、来年(2013年)は、レギュラー活動も様変わりいたします
こちらも近日お知らせいたします。














2012.5.30  「神社おそうじ隊 見参! 横須賀ご当地隊」その3

2012-07-03 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年
午後。

向かったのは、三浦郡葉山町の葉山郷総鎮守森戸神社
秋谷神明社よりちょっと車を走らせればそこは葉山。
御用邸などで知られる、自然の景観豊かなトコロです。





この辺りでは「森戸大明神」として知られており、近くまで来たならば是非足を運びたいと思っていました

御祭神は 

大山祗命
事代主命




千貫松。



ここから、再び横須賀道中。
目指すは…安房口神社


周辺は住宅街で、その合間にひょっこり山がある、といった環境。
…なのですが、、


安房口神社は吉井・明神山の山頂に鎮座する霊石を御霊代として拝する特殊な形態を持つ神社である。
 御神体とする霊石は、安房国(千葉県)鎮座の安房大社の御祭神である天太玉命の霊代として、東国鎮護のために安房国より吉井明神山の山頂に出現飛来したと伝えられる。その巨石の面が安房国を向いているという事から、古来より安房口明神と尊称してきました。


(安房口神社of叶神社公式ホームページより抜粋)
…とあり、また

 創立は詳らかでないが、巨石を以てご神体と仰ぎ、社殿を設けず、神社建築史上からいっても原初的な形態をなしていることなどから、古代の鎮座であることは信憑性のあることであり、又古代の信仰形態を現代にまで伝えている珍しい神社でもある。

(抜粋同上)

とあるように、原始の形態を留めた珍しい神社です。。



鬱蒼とした森を抜け、



鳥居をくぐると…







柵に囲まれたご神体。

鎮まったなかにも、どこか身の軽くなったような感覚のある空間。
横須賀という地の、古代における役割は…などと、想いを巡らせるのもまた一興かも、しれません。。。



そして、この日の最後に参拝させていただいたのは、やはり西叶神社





昨年の「神社おそうじ隊 横須賀」において対岸に鎮座する東叶神社と共に参拝させていただいた記憶もまだ新しく
今回初の「ご当地隊」のいわば大トリを飾っていただきました

変わらぬ何かを、確認する。
そういう役割も、この規模の神社にはあるのかもしれません。。。





さて、
初「ご当地隊」の今回、地元をナビゲートしていただいたIさんのご協力もあって、大変に充実した「おそうじ」となりました
Iさんは何度も「おそうじ隊」に参加いただいている方なので、こちらの意図も思惑も多くを語らずともよく、ノビノビとした横須賀巡拝をさせていただくことができました
本当に、ありがとうございます

また、改めてこの現在「横須賀」と呼称される地域の奥行きが垣間みることができました。
それは同時に、神奈川(相模國)のかつての(本来の)姿をも、垣間みることになっているのだと、思います。

またそれは、どこのどの地域でも変わらず、ほんの少し視点を変え、ほんの少し時空のタテヨコに想いを巡らせれば、いかに芳醇な蓄積がそこに成されているのかに、気づくことができるということでも、あるでしょう…か。



そして…

すでに「ご当地隊」第2弾は決定しています

2012年8月28日~30日で、近江です。

当初は、来年以降の下見…の予定でしたので、こっそり実行(笑)のつもりでしたが、急遽方向転換しての今回。
近々また別に記事を書かせていただきますけれど、ボクは大変に愉しみにしております。

「ご当地隊」は、「伊勢」「出雲」にも御参加していただいているAさん
エネルギッシュな方ですので、すでに多くの情報を供給いただいています

「近江」と「神社」という図式にピンとこない方もいるかもしれませんが…そういう方も、よければ是非どうぞ。。。



そして、10月14日~16日はいよいよ番外編・熊野です
こちらも、また別の記事にて詳しく…。