マルガリータのつぶやき

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<カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち>から、カンディンスキー作品のメモ

2017-11-12 12:08:23 | 絵画、展覧会、記念館
汐留ミュージアムの≪表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち≫にいってきた。
宮城県美術館で行われた「ルオーのまなざし 表現への情熱」展の巡回展で、
同館蔵のカンディンスキーやクレーの作品、パナソニック 汐留ミュージアムのルオー・コレクションを加えた展覧会だ。
  ルオー作品は充実していたが、カンディンスキーは少なく、少し拍子抜けで帰ってきた。。


≪カンディンスキー《商人たちの到着》1905年≫

第1章「カンディンスキーとルオーの交差点」
カンディンスキー《商人たちの到着》1905年はこの展覧会のメインビジュアル、テンペラ画、
1905年のサロン・ドートンヌで展示された。
ドートンヌ展は色彩の常識を打ち破った「フォーヴィズム」が生まれた展覧会だ。
なるほど、カンディンスキーのミュンヘン時代の<普通の絵>だが、点描の色合いにフォービスムの影響も感じる。
カンディンスキーのロシアへの憧憬がこもった色合い。

第2章「色の冒険者たちの共鳴」
ブリュッケと並びドイツ表現主義を代表する存在が、1911年のカンディンスキーを中心としたグループ「青騎士」だった。
作家の内面に重きを置き、カンディンスキーはその前後に<史上初の抽象画>を描いたことになる。
カンディンスキー ≪E.R.キャンベルのための壁画№4の習作<カーニバル・冬>≫

左上:カンディンスキー ≪E.R.キャンベルのための壁画№4の習作≫ 

第3章「カンディンスキー、クレー、ルオー ─ それぞれの飛翔」
 第一次世界大戦の勃発によりドイツ表現主義は終了するが、戦後になると画家たちはそれぞれの道へ、
カンディンスキーはバウハウスのマイスターに、幾何学的なモチーフの抽象画に到達する。




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