たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

岩手山

2017年11月29日 | ぶらりぶらり

一気に寒さかおとずれ盛岡の昨日の朝の気温は氷点下5度以下でした。日中も氷点下のようで建物のかげの氷は解けませんでした。午後にになって溶けてきたので気温が上がってきたのでしょう。

 

四十四田ダムからの岩手山

 

小岩井農場から見た岩手山

 

小岩井の方から見ると裾の方まで雪にすっぽりと覆われています。春になって桜が咲くと「一本桜」として多くのファンが訪れる桜の木です。

 

 

 

 


啄木歌碑めぐり(2)

2017年11月27日 | 啄木歌碑

(2)宝徳寺の歌碑(盛岡市渋民)         昭和36年4月建立(『悲しき玩具』より)    啄木1歳

 

 

                ふるさとの寺の畔の          啄木

ひばの木の

 いただきに来て啼きし閑古鳥

 

明治20年3月、父の転任に伴い、家族は常光寺から渋民村の宝徳寺に移りました。啄木は明治37年、詩集刊行のため上京する18歳までを宝徳寺で暮らしており、啄木にとっての家はこの寺だといえるでしょう。この歌碑は啄木50回忌にあたり建立されました。宝徳寺の裏庭には池があり、白蘋の池と呼ばれており、啄木が中学時代に用いた「白蘋」のペンネームは、この池の名前に由来しています。

 

 

 

 

 


啄木歌碑めぐり(1)

2017年11月24日 | 啄木歌碑

(1)常光寺の案内板の歌(盛岡市日戸)            『一握の砂』 より        啄木生誕

 

 

たはむれに母を背負ひて

 そのあまり軽きに泣きて

 三歩あゆまず

 

明治19年2月20日、啄木は岩手県日戸村の常光寺の長男として生まれ一(はじめ)と名付けられました。父一禎は同寺の住職、母カツは一禎の師僧葛原対月の妹です。啄木には二人の姉がおりました。啄木は、父が隣村の渋民村の宝徳寺に移るまでの1年間を常光寺で過ごしています。常光寺では啄木が生まれた部屋を当時のままに復元保存しています。常光寺までは「いわて銀河鉄道」渋民駅から10kmほどあります






 

 


積雪

2017年11月21日 | 啄木歌碑

今朝起きたら雪が5㎝ほど積もっていました。今年(2017)はじめての積雪です。盛岡は例年雪の量は少なく、路上の車の走る部分の雪は除雪されますが、気温が低いので除雪された雪がそのまま積もった状態で残り、歩道のない道は歩行者は大変です。

 

(2017.11.21 盛岡の初積雪)

 

今朝の新聞に、石川啄木が小樽日報に書いた歌として、初雪の歌が載っていました。 

                       かの年のかの新聞の

初雪の記事を書きしは

                       我なれしかな

(一握の砂「忘れがたき人人)

 

小樽の町は懐かしく思いだされます。街全体が啄木の歌で埋めつくされています。盛岡の街にある歌碑は22基ですが、小樽の街には25基もの歌碑があります。 (盛岡市には、市街地の22基の他に、盛岡駅から10kmほど離れた岩山に11基、松園寺に15基ありますし、啄木が生まれた渋民地区には26基の歌碑があります) 

 

盛岡市「岩山の啄木歌碑」

       

                     ふるさとの山に向ひて

                     言うことなし

                     ふるさとの山はありがたきかな
                                

                                啄木

 

私も全国の啄木歌碑をたずね「啄木歌碑めぐり」としてまとめ、印刷してもらいました。掲載した歌碑のある都・市・町の図書館に寄贈させてもらい、小樽、函館、秦野、福岡市等の図書館や、岩手県内の図書館では整理がついたようで見ることが出来そうです。150基の歌碑等が載っています。次回からはここでも、そのまま、載せていこうと思います。

 

 

 


初雪

2017年11月19日 | ぶらりぶらり

盛岡に初雪がありました。午前中に雪がパラパラとふいていたので車のタイヤ交換をしました。若い頃は、タイヤ交換といえば、ホイールから夏タイヤをはずし、冬タイヤをはめ込んでいました。勤め先に車の工具がすべてそろっていたので、土曜日の午後などによく行っていました。今はタイヤがホイールに着いているので、タイヤ交換といっても楽です。

 

 

午後は近くお温泉に行ってきました。温泉の駐車場に置いていましたら車の上に雪が覆っていました。夕方、家に戻ると木には雪がうっすらと積もっていました。

 

 

今も雪が降っているので、明朝は積もっているのかもしれません。盛岡の積雪は冬の寒い時でも最大20cm程度なので、積雪で困ることはあまりありません

 なお、小岩井農場では東北最大級の約130万個の発光ダイオード(LED)電球を使い、「小岩井ウィンターイルミネーション 銀河農場の夜」を11月18日から来年1月28日まで公開します。「銀河鉄道SL」や長さ40メートルの「光のトンネル」、クリスマスツリーなどが並びます。毎週土曜と最終日は午後7時半から花火を打ち上げる予定です。点灯時間は午後3時から同8時まです。なお、入場料は5歳~小学生300円、中学生以上800円です。




 

 

 


だんご

2017年11月08日 | グルメ

前回、仙台の美味しい「おはぎ」をごちそうになりましたが、盛岡にも美味しい「だんご」屋さんがあります。その店は、手づくりだんごの店「ふるさとや」(盛岡市天昌寺町3-31)です。小さなお店ですが、いつ行ってもお客がいっぱいのようです。一度めしあがってください。

 

 

ここは国道4号線のNHK信号から秋田方面に進み舘坂橋を渡り天昌寺(お寺)を過ぎた信号を左折し50mほど進んだところです。駐車場は広いので大丈夫です。