たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

盛岡市保存樹木(58番・59番 大慈寺小のノニレ・ケヤキ)

2018年08月25日 | ぶらりぶらり

 58番 大慈寺小学校のノニレ    盛岡市大慈寺町6-47

大慈寺町はお寺街で小学校の周りにも多くのお寺があります。




大慈寺小学校のノニレ

 




 


 

 


景観重要樹木

 

樹木の種類(名称)  大慈寺小のノニレ

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指定年月日 平成27年4月1日

所在地 盛岡市大慈寺町6-47

樹木の樹容の特徴

樹容に優れ地域のシンボル的な存在であり,良好な景観の 形成に寄与している。【指定時推定樹齢80

平成27年4月から盛岡市の「景観重要樹木」になりました。




59番 大慈寺小学校のケヤキ      盛岡市大慈寺町6-47

大慈寺小学校のケヤキ

 



 

景観重要樹木

樹木の種類(名称)  大慈寺小のケヤキ

44

指定年月日 平成27年4月1日

所在地 盛岡市大慈寺町6-47

樹木の樹容の特徴

樹容に優れ地域のシンボル的な存在であり,良好な景観の 形成に寄与している。【指定時推定樹齢95年】

 平成27年4月から盛岡市の「景観重要樹木」になりました。



大慈寺小学校の前が原敬が眠る大慈寺です。原敬は新聞記者や外務官僚などを経て大正7年に第19代内閣総理大臣となり、華族出身ではない「平民宰相」と親しまれました。しかし、大正10年11月4日、東京駅構内で暴漢に襲われて暗殺され、11月11日に大慈寺に埋葬されました。


大慈寺


鉈屋町には旧い建物が並んでおり、町家の保存を考えております。老舗「細重酒店」は現在も麹を製造販売している盛岡唯一の店で、味噌をつくる時期、漬物の時期になると多くの人が麹を求めに来るそうです。農家の方がお米を持ってきて麹と交換する物々交換もできるようです。午後3時になると、この縁側に座り多くの人が「いっぱい」飲みにやって来ます。盛岡に来ましたら、お寄りください。


 

細重酒店







啄木歌碑めぐり(49)

2018年08月08日 | 啄木歌碑

(49)水天宮神社の歌碑(小樽市相生町)          昭和55年10月建立(『一握の砂』より) 


                啄木

かなしきは

小樽の町よ

歌ふこと

なき人人の

聲の荒さよ

 

 

明治40年年9月27日、啄木は、小樽に向かい、小樽日報の操業に参加し、10月15日、小樽日報初号を発刊しました。啄木は、小樽日報では、三面記事の記者、歌壇の選者として才筆を振るいました。


 啄木日記(明治年40年)

9月27日
 なつかしき友の多き函館の裏浜を思出でて、それこれと過ぎし日を数へゆくうちに中央小樽に着す。姉が家に入れば母あり妻子あり妹あり、京子の顔を見て、札幌をも函館をも忘れはてて楽しく晩餐を認めたり。
 

9月28日
 午前小樽日報社にゆき主筆岩泉江東に逢ふ。社は木の香あらたなる新築の大家屋にして、いと心地よし。一日に編輯会議を開くべしといへり。序を以て小樽新聞社に緑川君を訪ふて帰る。

 

12月27日
 大硯君来り談ず、「歌はざる小樽人」とは此日大硯君が下したる小樽人の頌辞なり、


盛岡は夏祭り「盛岡さんさ」、七夕が終わり、盛岡市の無形民俗文化財に指定されている盛岡八幡宮祭りの山車が、9月14日に八幡下り、15日に山車大絵巻パレード、  16日に八幡宮境内で流鏑馬(やぶさめ)が行われます。 




盛岡七夕



なお、啄木歌碑をまとめた「啄木歌碑めぐり」(盛岡タイムズ社印刷)が小樽市立図書館にありますので、ご覧になってください。






 





 


盛岡市保存樹木(57番 山岸小のノニレ )

2018年08月04日 | ぶらりぶらり




57番 山岸小のノニレ   盛岡市山岸二丁目13-1 

ノニレ(野楡)の木とは珍しい木ですね。山岸小学校は国道4号線(盛岡バイパス)の中央公民館前信号から公民館方向に進み、さらに進んで行くとJR山田線の線路にあたりますが、その手前の信号を右折するとすぐです。





















 

 

 

 

 景観重要樹木

樹木の種類(名称)  山岸小のノニレ 

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指定年月日 平成27年4月1日

所在地 盛岡市山岸二丁目13-

樹木の樹容の特徴

樹容に優れ地域のシンボル的な存在であり,良好な景観の 形成に寄与している。【指定時推定樹齢85年】


平成27年4月から盛岡市の「景観重要樹木」になりました。



毎日暑い日が続きます。昨日(8/3)は名古屋で40度をこえたようですね。盛岡は日中は32度前後まで上がりますが、朝は涼しく、今朝も18度ぐらいでした。日中歩いていると水を飲みたくなります。


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賢治清水と賢治の詩碑

 

                        『ちゃんがちゃがうまこ』四首

                            夜明げには
                            まだ間あるのに
                            下のはし
                            ちゃんがちゃがうまこ見さ出はた人

                            ほんのぴゃこ
                            夜明けがゞった雲のいろ 
                            ちゃんがちゃがうまこ橋渡て来る

                            いしょけめに
                            ちゃがちゃがうまこはせてげば
                            夜明げの為が
                            泣くだぁぃよな気もす

                            下のはし
                            ちゃがちゃがうまこ見さ出はた
                            みんなのながさ 

                            おどともまざり

 

岩手公園(盛岡城跡公園)の傍を中津川が流れており、公園から中津川方面に出ると「中の橋」か「下ノ橋」にでます。この下の橋の傍に「賢治水」といって宮澤賢治が学生時代に下宿していた家の井戸水を引いて、自由に飲めるようにしています。お立ち寄りください。


賢治の井戸というと、花巻市鍛冶町にも宮沢賢治「産湯の井戸」があります。



賢治は現在の花巻市鍛冶町の母親の実家(母親の実家も宮澤です)で生まれ、産湯に使った井戸です。毎年8月1日から30日まで公開されます。


宮澤商店


説明板