たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

盛岡市所在文化財(6)

2022年10月21日 | ぶらりぶらり

 

盛岡市に所在する文化財です。

文化財は国、県、市町村が指定しており、指定文化財には、(1)有形文化財、(2)無形文化財、

(3)民俗文化財、(4)記念物 などがあります。

前回までは、国指定有形文化財を載せてきました。

今回は国指民俗文化財です。なお、盛岡には国指定の「無形文化財」はありません。民族文化財は「有形民俗文化財」と「無形民俗文化財」がありますが、盛岡には国指定の「有形民俗文化財」は無く、あるのは、国指定無形民俗文化財の「永井の大念仏剣舞」一点だけです。

 

 国指定民族文化財

  〇無形民族文化財(重要無形民俗文化財)

(9) 永井の大念仏剣舞 

 

 

剣舞は、その芸態によって鬼剣舞、雛子剣舞、念仏剣舞、大念仏剣舞などと呼ばれます。永井に伝承される剣舞は大念仏剣舞で、踊り、歩き太鼓で練り込み、入羽・中羽・引羽と称する各曲を踊り、次いで、笠振り・廻り胴・礼踊の次第で進行します。大念仏剣舞は、円形の大きな台の中央に塔をつけた大笠を振るのが特色であり、また、入羽と中羽の頭には必ず「南無阿弥陀仏」の名号を歌にして唱えます。踊り子は花のついた妻折笠を被り、腰には五色の帯を垂らし、手には太刀・扇・唐団扇など、それぞれ違う彩物を持って踊ります。