温故知新~温新知故?

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カズオ・イシグロが気になる〜ノーベル賞当然って感じ〜

2017-10-07 22:51:54 | 
カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を撮ったようですね。
ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家 | NHKニュース

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家
10月5日 20時03分
ことしのノーベル文学賞に、日系イギリス人で世界的なベストセラー作家のカズオ・イシグロ氏が選ばれました。
スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の5日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者にカズオ・イシグロ氏を選んだと発表しました。
イシグロ氏は62歳。1954年に長崎で生まれ、5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後、イギリス国籍を取得しました。

この人は、私は何回もブログで取り上げています。正確には「わたしを離さないで」という映画を見るまでは知らなかったし、その映画の衝撃は今までにないものでした。
最初に見たのは2014年なんですね。
アーヘンに着きました~映画「わたしを離さないで」は重かった~ - 温故知新~温新知故?
映画も5,6個見ましたが、一つがうっかり重かった。フライトで重い映画を見ると引きずって仕事に身が入らなくなるのでその後口直しに喜劇を見ました。

飛行機でいろいろな映画を見飽きて、眠れなくて、これでも見るかと思ってみたのが最初の体験。そしたら、内容は翌日仕事はこのままできなち思えるぐらいの衝撃。こんな経験は初めてでした。それぐらいすごい内容だった。その後もブログで取り上げている。日本の綾瀬はるかのドラマはいまいちでした。もし、このドラマしか見ていない人は是非映画を一度見て欲しい。主演のキャリー・マリガンの演技は綾瀬はるかなんてものではないと思う。
映画『わたしを離さないで』予告編

映画『わたしを離さないで』 | 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
「わたしを離さないで」と「ナオミとカナコ」を見た。~オンデマンド~ - 温故知新~温新知故?
実は「わたしを離さないで」は先回フライトで見た衝撃が忘れられなくて、出張の前日アマゾンビデオかなんかで300円払ってまた見た。
その結果、下のシーンでまた号泣。本当に泣ける映画。また、この映画は何らかの形で私の人生観に影響を与えたと思う。それくらいの映画だ。私の人生でこの映画に偶然あえてよかった。

「わたしを離さないで」が始まった - 温故知新~温新知故?
「わたしを離さないで」というタイトルはなんか記憶があるので、もしやと思って昨日ドラマを見た。そしたら、まsに以前いた英語と同じだった。よくぞこの深刻な内容を金曜の22時のドラマでやるなあと、まずは感心した。でも、綾瀬はるかや鈴木梨央とかがやるとなんか違うなという感じかな。

私はこの映画のテーマが衝撃的だった。そこで、当然作者がきになり一応カズオ・イシグロという名前に注目したけど、結果的には他の小説を読むことは今日までなかったけど、日の名残りなどもぜひ読んでみたくなった。そこで、浜松の図書館で検索してみたら、予約はどこの図書館も約150人待ち、1冊しかなければ年間52週なので一人が1週間で返しても3年待ち。まあ、数冊あったとしてもこれからも増えるだろうから、1年は待たないと読めないだろう。本は図書館で借りという主義なんだけど、これは買わないといけないのかな。
村上春樹は「ノルウェイの森」とか「1Q84]とか読んだけど、これほど深くないと思う。「わたしを離さないで」以外を知らない私がいうのも何だけど、(「わたしを離さないで」1作で十分という感じはするけど)カズオ・イシグロがノーベル賞は当然という感じがするくらいのテーマだ。