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ジャニーズ性加害問題 〜USの映画「シーセッド」のようなものが日本で作れるのだろうか?今後に注目したい〜

2023-09-04 19:48:03 | ニュース
ジャニーズ性加害問題がメディアで話題になっていますね。ジャニーズ事務所が5月7日に会見を開くというので、ともかくそれ待ちですね。
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去、享年87)の性加害問題を巡り、8月29日、事務所が設置した「再発防止特別チーム」が記者会見を開いた。約3カ月に及ぶ調査の結果、ジャニー氏による性加害があったことを認定。
被害者への救済策を打ち出すこと、ガバナンス強化のため藤島ジュリー景子社長(57)の辞任などを提言した。
ジャニー氏の性加害問題については、とりわけ日本では「週刊文春」が率先して報じてきた。世間の流れを変えるきっかけとなった記事を期間限定で特別に無料公開する。(初出:週刊文春 2023年6月15日号 年齢・肩書きは掲載当時のまま)
ジャニーズ事務所というかジャニーズという本人格の会社の問題は、社長が犯罪者であったということで、そのような会社をどう扱うかは世間なり、社会が判断することとなると思う。また、ジャニーズという会社は第3者委員会を設けて、先日その結果が報告された。私としては、もう一つの問題、「メディアはなぜある程度知っていたのに、見て見ぬふりをしたあるいは、放置した」ということに対して、メディア(新聞社、TV、雑誌など)は、会社と同様に、第3者委員会を設けて、中立の立場で、なぜこのようなことが起き、その原因は何で、今後このようなことが起こらないためには、現在のメディアの何が悪くて、組織や決定システムなど何をどのように変えなければならないかを調査しようとしないのか大疑問である。だって、このような社会を驚かす事件が起きた時にはメディアは「第3者委員会を設けて、中立な立場で検証すべきだ」と、過去何度も行言ってきたからである。
また、視聴者も我々も、声を上げるべきだろう。TVのキャスターがお声を上げるべきではないだろうか?まあ、キャスターは所詮TV局に雇われている身だから、そんなことはできないということなら、今後も「真実をお伝えするのが私たちの使命」とか言っているのは、今まで以上に????と思ってみるしかない。
メディアのこの件に関するコメントは「我々も真摯に受け止めなければいけない。。。。」などというのが、大半のコメントだが、真摯というのは「真面目に」ということの意味でしかない。具体的にどのようなアクションをするのか示してほしい。彼らはいつも、出来事が起こると会社や政府に「真摯というだけでなく、具体的な行動を示してほしい」とか言っていましたよね。今こそ自分たちが模範を示してほしいです。

そして、数日前、Amazon primeの中でおすすめで以下の映画を見た。これは、ハリウッドのワインスタインの性的暴行を記者が暴く内容のドキュメンタリータッチのドラマ。これを見て思ったけど、日本は、このジャニーズの性加害問題のドキュメンタリータッチのドラマを作れるのだろうか?メディアの側にいる人やクリエーターたちが、それだけの懐の深さというか問題意識を持てるかどうかが問われていると思う。これから、しっかり見て聞きたい。ジャニーズという会社の問題だけに矮小化してはいけないと思う。

映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタインによる性的暴行を告発した2人の女性記者による回顧録を基に映画化した社会派ドラマ。
ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、大物映画プロデューサーのワインスタインが数十年にわたって続けてきた性的暴行について取材を始めるが、ワインスタインがこれまで何度も記事をもみ消してきたことを知る。
被害女性の多くは示談に応じており、証言すれば訴えられるという恐怖や当時のトラウマによって声を上げられずにいた。
問題の本質が業界の隠蔽体質にあると気づいた記者たちは、取材対象から拒否され、ワインスタイン側からの妨害を受けながらも、真実を追い求めて奔走する。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」のキャリー・マリガンと「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザンが2人の主人公を演じる。
「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」のマリア・シュラーダーが監督を務め、ブラッド・ピットが製作総指揮を手がけた。

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