温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ビッグモーター 〜CM起用俳優だけでなく、広告代理店も責任があるのでは?〜

2023-07-22 16:53:40 | ニュース
今、ビッグモーターの不正の話題がずいぶんワイドショーのネタになっていますね。
その余波はテレビCMにも波及している。ビッグモーターは「買い取り台数6年連続ナンバーワン」の実績を強調し、自社のCMを全国放送していた。
不正発覚後も変わらずCM放送を続けていたため、CMに起用されていた俳優の佐藤隆太さんの所属事務所ケイファクトリーが、自社の公式Webサイトでビッグモーターとの契約解除を発表した。
2017年から出演を続けていたが、好感度の低下を懸念し、事務所側から契約解除を申し出たとみられる。
これは、企業の不正の問題で、CM俳優は、一応関係ないけど、マイナスイメージを払拭したくて、契約解除などすることになるようです。
私は、この企業の宣伝を請け負って、利益を得た広告代理店もなんらかの責任を負うべきだと思う。少なくとも請け負った広告代理店名は公表するべきだと思う。なぜなら、広告を請け負う際に、この会社が、どのような経営幹部がいて、CM契約や作成過程で、どのような発言をしているかは知っているはずなので、この会社が倫理的に大丈夫かなどの判断ができたはずだと思う。経営上層部が問題のある発言をしても、それは不問で、収入が得られればCM作成を請け負うということでいいのかな?。
まあ、自由に仕事は請け負っていいと思うが、問題を起こした企業のCMを請け負って事件が報道されたら、広告代理店は、少なくとも名前を公表されるなどの責任を負うべきだと思う。
これは、今回のビッグモーターのような犯罪でなくても、CMで性能に偽りのある商品、製品欠陥があってリコールするような商品なども同様だと思う。
私はエンジニアとして製品開発を経験して、市場で問題が発生したら、リコールなどの処理・対応で苦労した経験があるが、その際、対策品の開発や対策品の市場への投入など、多くのペナルティを受ける経験をしてきたが、それらのペナルティを、CMで多くの人に欠陥商品を売ることに寄与した広告代理店はなぜ蚊帳の外に置かれ、責任を問われないのか不思議だった。
CM関連で、私は過去にも安全を売り物にしてセールスポイントにすることに疑問を呈してきたが、最近のスバルのアイサイトのCMにも違和感を感じる。「娘が水筒を忘れ」、「雨の日に、止まっているタクシーにぶつかりそうになる」というストーリーだが、なんか、違和感がある。水筒を忘れる、止まっているタクシーにぶつかりそうになるというストーリー展開が安全を売り物するCMとして適切な設定なのか?。CM作成の際に、どれほど安全に対してつっこんだ議論した上で作られたものかを疑問を感じてしまう。「水筒でいいんじゃない!」、「他社でなく、タクシーでいいんじゃない?」、「雨はすべって、危険が増すから、その方がいいんじゃない?」などののノリで作っていないことを願うばかりだ。
私は、安全なデバイスがあるのなら、特許などであるメーカーがその技術を独占するのではなく、皆に公開して、皆が自由に使えるようにすべきだと思う。だから、安全を売り物にするのは非常に違和感がある。これも広告代理店が責任を担っている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿