温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

我に返ったあとの消費の「適量」

2011-04-22 20:07:10 | その他
この記事、結構いろいろピンピン来た。
論理的ではないけど、感覚的にピンピンきたのである。
最近のメディアの自粛ムードはいけないとか言う話は、何だかしっくり来ないものがある。
それほど、今回の震災が大きかったせいだと思う。
下に引用したようにディズニーランド再開で泣いている人を見ると違和感を感じた。
それほどのことではないよね。
この記事以前に、やはり今まで平和ぼけなのか、バブルなのか、なにか消費が美徳のような価値観があったけど、本当にそうだろうか?と改めて思った。
グルメや、エンターテインメントに過剰なこだわりをもち、それが口コミで広がり、ものの売り買いだけでなく、それを取り巻く文化までがマーケット化してく現象は、激しすぎたのではないだろうか。
この記事を読んで、同じように感じる人が結構いるんだろうなと想像した。
ということは、文化間みたいなものが変わる可能性を感じる。
いや、これを機に変わって欲しいと思った。
消費にウェイトが偏りすぎた生活から、もうちょっと針を真ん中に寄せた生活にするチャンスなのではないだろうか?
少なくとも、私はそうしたいかな?
我に返ったあとの消費の「適量」:日経ビジネスオンライン
カメラは、ランド再開当日に駆けつけた彼等の表情を追う。
「ミッキーぃー! 会いたかったぁあー」
 と叫ぶ彼女の横顔をアップでおさえた後、カメラは引きの画面で、ミッキーとミニーが力いっぱいに手を振る様子を紹介する。涙ぐむ妻。歓声をあげる子供たち。感動的な絵柄だ。
 が、私は、シラけていた。

経済界の人々は「消費マインドを回復しないといけない」という旨のメッセージをしきりに強調している。
私個人は、あえて過分な消費に向かう気持にはなれない。
 利己的だと?
 そうかもしれない。
 でも、消費というのは、元来利己的なものだ。
でも、消費というのは、元来利己的なものだ。

消費者の一人ひとりが、各々に少しずつ無理目の消費を心がけないと市場が回らないのだとしたら、その市場は既に病んでいる。

娯楽の中でも、「不健全」と見なされているタイプの娯楽産業は特にダメージが大きい。「不要不急」で、「非生産的」なレジャーも同断だ。