温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

アルファロメオのマルチエアエンジンが気になる

2011-04-20 20:02:18 | 乗り物
最近車の情報に疎くなっているけど、本当にそうだ。
ここ数日前まで、アルファのミトなんて車のことはあまりよく知らなかった。
かみさんがアルファの小さいのがあるみたいなんて言われて検索してマルチエアエンジンなる技術を知った。
この技術は2008年ごろにフィアットで発表があったようだ。
Alfa Romeo MiTo: マルチエアエンジン
マルチエアエンジンは、従来の様にはスロットルバルブを使用せず、電子制御油圧システムにより吸気バルブの開弁時期やリフト量をコントロールします。マルチエア方式では、吸気用カムシャフトは吸気バルブ駆動用油圧システムの油圧ポンプを作動させるためだけに作用し、直接吸気バルブを開閉することはありません。そのため、吸気バルブ(開閉時期、リフト量)に対し、飛躍的に自由な制御が可能となりました。その結果、最高出力を10%向上。低回転域でのアクセルレスポンスの向上、トルクを約15%向上。ポンピングロスを排除することで、燃料消費量とCO2排出量を約10%低減。HC(炭化水素)とCO(一酸化炭素)を最大40%、NOx(窒素酸化物)を最大60%低減などのメリットが得られます(数値はエンジン単体でのメーカー参考値です)。

この技術、私の目から見てもなかなか優れもののような気がする。
2008年に発表された頃は、本当に生産者に適用できるの?と半信半疑だったと思う。
でも、こうして生産されているところがすごい。
以下のサイトに詳しく説明されている。
Tokyo Automobile Study Group マルチエアエンジン フィアットグループが実現した圧倒的技術革新 
それにしても、アルファのミト。下に示すようにマルチエアエンジン以外にも、いろいろな新しい技術がてんこ盛りだ。
アルファの中では一番安いモデルなのに。
いまや、廉価版でもスペックは落とせないのか!。
それに、メルセデスのような3年間の修理保証システムまである。
イタ車も品質に自信のある時代となったのかな?
Alfa Romeo MiTo: Alfa TCT
搭載される6速乾式デュアルクラッチ機構採用の次世代オートマチックトランスミッション『Alfa TCT』はアルファ ツイン クラッチ テクノロジーの略で、FPT(フィアット パワートレイン テクノロジーズ)による設計・開発によるものです。
『Alfa TCT』は二重構造のインプットシャフトに乾式クラッチディスクをそれぞれ(2つ)備えており、インプットシャフトに伝えられた動力はアウトプットシャフトに伝達されます。アウトプットシャフトは2本備えており、1速から6速(リバースを含む)が配置されています。例えば、1速で走行中に、あらかじめ2速側のギアをプリセットしておき、変速時には1速側のクラッチを開放しつつ、同時に2速側のクラッチをつなぐことで変速します(瞬間的には両方のクラッチを半クラッチ状態にすることで駆動力の途切れを回避)。

MiToには革新的なAlfa Romeo D.N.A.システムを搭載。ステアリング制御やエンジン制御などのビークルダイナミクスを統合制御。 スポーツ走行時のDynamic、市街地走行時のNormal、滑りやすい状況下ではAll Weather。3つの走行モードから選択可能。 スイッチひとつで、ドライビングの状況に応じた車の運動性能を選ぶことができます。
信号待ちなどの停車時にはエンジンを自動的に止め、再スタート時にはブレーキペダルから足を離すとエンジンを始動させる「スタート&ストップ」システム。※ アイドリングストップによる燃料や排出ガス、CO2、停車中のエンジン騒音も低減します。

サスペンションにこだわりを求めることで実現したMiToの高い走行安定性。
新世代ソリューションのリバウンドスプリング付ダンパーにより車体の傾き(ボディロール)を抑え、しなやかな乗り心地をそのままに安定したコーナリングを可能にしています。
組み合わされたマクファーソンストラット式フロントサスペンションとトーションビーム式リアサスペンションは比類なきロードホールディング性能とスポーティーなパフォーマンスを実現。
傑出したテクノロジーが、最大限の安全性と、最高のドライビングプレジャーを同時に生み出します。