梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

研修生晴舞台

2008年03月13日 | 芝居
今日は第19期歌舞伎俳優研修生の、1回目の発表会が国立劇場小劇場でございました。
第13期歌舞伎音楽(鳴物)研修生の修了発表会とあわせて開催されたもので、歌舞伎俳優研修生は歌舞伎実技『寿曽我対面』、長唄『小鍛冶』、舞踊『元禄花見踊』、そして立廻り『基本の型』の4演目を発表。
私は出番の合間に舞踊『元禄花見踊』だけ拝見することができました。
9人の研修生と1人の聴講生、計10名が一生懸命勤めておりました。客席から観ていて、ついつい11年前の自分たちの発表会のことなど思い出してしまいました。

前期研修から、研修期間が2年間から3年間となりました。今回の発表会は、そんな長い長い修行の道のりの最初の一歩なのですね。どうか現研修生の皆さんには、たゆまず頑張っていって欲しいと思います。