タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月19日

2012年09月19日 | タカの渡り
 涼しくなりました。朝はTシャツ一枚ではチョッと寒いような???

 と言うのはチョッとオーバーですが、、、、、。

 突然ですが、、、、

    起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな(千代女)

 と言う有名な句があります。この有名な句は千代女の句ではなくて、もっと古い時代の遊女の句だとも言われているようですが、、、、、

 千代女の作か、遊女の作かでその意味するところはまったく違ってきます。

 タカ長がここで使ったのは、17歳で嫁ぎ、一人子どもをもうけ、、、そのあと夫に先立たれ、そして子どもまでも亡くした千代女の句としてのこの句です。遊女の句ではいけません。

 母が入院して50日、その母が使っていた部屋はベットもたたみ、がらんとしています。ウサギ小屋とも言えない小さなタカ長宅ですが、主いなくなった部屋は何となく広く感じられ、そこに秋冷の風が吹き込むとよりいっそう広く感じられるのです。

 その母は生きてこの部屋に帰ってくることはありません。そのようにしてこのウサギ小屋以下の拙宅も広くなってゆくのですね。

       

 さて、今日の観察です。朝は快晴状態でしたが、やがて雲も出てきて、、、、観察条件としては悪くなかったのですが、主役は出ませんでした。少しだけ飛んでくれるハチクマは遠い、小さい、、、、、。

 そのためカメラテストも、、、、、、

      

      

 一度だけ近くを飛んでくれたトビで済ませることになりました。この距離を何羽かのハチクマが飛んでくれることを夢見ているのですが、、、、、、。

 観察地の前ではサンショウクイも飛んでいたと聞きましたが、、、、、、

      

 タカ長がゲットできたのはこのホオジロくらい。タカ長に撮られる鳥はいないようですね。

 西の方からは500羽が近いとか、ハチクマ271を記録したとか言う情報がはいってきましたが、、、、、、タカ長が観察地をはなれる時点ではその1割も記録していなかったようです。

 この時期、観察地の北の方を飛んでいるのでしょうか?そろそろ中国自動車道から山陽道にルートを変えて欲しいのですが、、、、、。