タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

やはり気になるなぁ

2012年09月03日 | タカの渡り
 久しぶりに雨らしい雨が降りました。雷雨、と言ってよいのでしょうか?降り始めは雨粒も大きくて、、、、、ゴルフボールくらいの大きさと言ったらウソになりますが、パチンコ玉くらいには見えました。

 そのような雨ですから拙宅の庭にもあっという間に水たまりが出来ました。被害が出るような集中豪雨というのは、このような雨が長時間続くのでしょうね。

     

 さて、今日の話題です。

 秋の渡りが始まりました、と言っても良いのでしょうか。ホークウォッチャーには待望の季節到来、と言うことになります。

 渡りをするタカは1種類ではないのですが、タカ長たちが一番数多く見るのはハチクマですから、そのハチクマを例に話をします。

 東南アジアで冬を越したハチクマは5月頃繁殖のため日本に帰ってきます。そのとき彼らが空を飛ぶコースですが、8月1日の記事でも紹介したように、彼らが渡るコースはマクロで見れば決まっているのです。

 山陽地方を渡っていくハチクマが、今年は四国の上空を渡っていくと言うことはありません。もちろんその日の天気などにより多少のブレを生じますが、そのブレは1万キロを旅するハチクマにとっては「誤差のうち」と言ってよいくらい小さなものです。高速道路にたとえれば、いつも山陽道を渡っているハチクマが今年は中国縦貫道を渡って行った、と言うようなことではなく、せいぜい走行車線を走るか、それとも追い越し車線を走るか、と言う程度の違いしかないようです。

         

 東京大学の樋口広芳博士のグループによって始められた、衛生追跡によるタカの渡りコースの研究はその後も続けられています。2003年以降何羽のハチクマに発信機が取り付けられたのかタカ長は知りません。また、その発信機から得た航跡のすべてが公開されているわけではないの、タカ長としてもはっきりしたことは言えないのですが、この面の研究もかなりすすんでいるはずです。

 タカ長のような単なる愛好家は予算がないのでこのような研究はできません。フィールドに出て空を渡るハチクマをひたすら数えるだけです。

 そのタカ長がいま一番気になるのは韓国済州島の情報なのです。

 信用のおけるすじからの情報なのですが、私信ですからここで具体的なことは書くことはさしひかえますが、、、、、、とにかく気になる情報を持っているのです。

 済州島の鳥といえばタカ長はたまに済州島の野鳥と言う現地のサイトをコンピューター翻訳で見ているのですが、韓国ではタカの渡りを見る人がほとんどいないからでしょうか、このサイトでタカの渡り情報を見たことがありません。

        

 韓国でもあまり知られていない、いや、少なくとも一般にはほとんど知られていないと言っても良い情報。もちろん日本でもほとんど知られていないと思うのですが、その情報のことが気になって仕方ないのです。

 すぐにでも行って自分の目で確認したいところですが、わが家の皇太后はただいま入院中で、その皇太后を置いてタカの渡りを見に行くことが出来るかどうか???

 う~ン、、、、、それにしても気になるなぁ。その情報どおりだと、、、、このようなタカ柱がバンバン見られるはですが、、、、、、、。