二谷英明さんのご逝去はちょっと言いしれないショックでして・・・。
最近は娘さんの会社のCMで神代が復帰していましたからね。
二谷さんが死去なされたことによって、昭和ヒトケタの「ボスキャラ」は高倉健さんと宇津井健さんぐらいしか居なくなってしまいました。
錠さんはボスキャラとは言えないし。
本当に寂しくなりましたね・・・。
特捜というのは当初、小川英さんが企画に参加していたので、企画段階では特捜隊の特殊性に太陽のキャラクター性を盛り込んだ感じだったようですが、製作開始後はエリート集団でも泥臭い人情と謎解きを旺盛に盛り込んだ、太陽とは別な作品として展開して行きました。
(特捜を地味で真面目だという表現がありますが、これは個人的にはちょっと違うと思います。アクションも派手だったし、ホンも面白い。大人のエンタメだったと思います。)
やっぱり真似事では済まされない、演者とスタッフが集合していましたから、必然的な流れだったと思います。
太陽とは別な作り手の意欲と情熱は凄かったと思います。
その先鋒として二谷さんがリードしていましたから、『特捜最前線』というのは二谷さんの番組だったというのはある側面であると思います。
いつもにこやかで紳士的で冷静なエリート・神代課長が、時には激高したり、涙したり、暴走したりする姿はダイレクトに怒りが伝わってきて非常に一体感があったものです。
普通、エリート的キャラクターの暴走には違和感を感じるものですが、神代にはそれがありませんでした。
今のドラマに殆ど無い、演者とキャラクターが一体化するような画面での動きと迫力を二谷さんはお持ちでしたし、それを楽しみにしていた部分もこちらにはありました。
二谷さんと裕次郎さんが共通しているのは、番組を愛していた事なんじゃないかと思います・・・
最近は娘さんの会社のCMで神代が復帰していましたからね。
二谷さんが死去なされたことによって、昭和ヒトケタの「ボスキャラ」は高倉健さんと宇津井健さんぐらいしか居なくなってしまいました。
錠さんはボスキャラとは言えないし。
本当に寂しくなりましたね・・・。
特捜というのは当初、小川英さんが企画に参加していたので、企画段階では特捜隊の特殊性に太陽のキャラクター性を盛り込んだ感じだったようですが、製作開始後はエリート集団でも泥臭い人情と謎解きを旺盛に盛り込んだ、太陽とは別な作品として展開して行きました。
(特捜を地味で真面目だという表現がありますが、これは個人的にはちょっと違うと思います。アクションも派手だったし、ホンも面白い。大人のエンタメだったと思います。)
やっぱり真似事では済まされない、演者とスタッフが集合していましたから、必然的な流れだったと思います。
太陽とは別な作り手の意欲と情熱は凄かったと思います。
その先鋒として二谷さんがリードしていましたから、『特捜最前線』というのは二谷さんの番組だったというのはある側面であると思います。
いつもにこやかで紳士的で冷静なエリート・神代課長が、時には激高したり、涙したり、暴走したりする姿はダイレクトに怒りが伝わってきて非常に一体感があったものです。
普通、エリート的キャラクターの暴走には違和感を感じるものですが、神代にはそれがありませんでした。
今のドラマに殆ど無い、演者とキャラクターが一体化するような画面での動きと迫力を二谷さんはお持ちでしたし、それを楽しみにしていた部分もこちらにはありました。
二谷さんと裕次郎さんが共通しているのは、番組を愛していた事なんじゃないかと思います・・・