「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送9/29=太陽新時代突入 反抗刑事・スコッチ登場!

2024-09-28 07:03:26 | 放送予定

本日のサラダはグアムでのラスト・サラダか・・・・。
やっぱり、神田さんのダジャレが聴けなくなるのは寂しいっす。
とりあえず、先に書いたようにグアム録音メインテーマ’79が流れるのを期待しつつ(^_^;)

X巡回

ある方が自宅で優作さんのサイン会の写真を発見。
いわき市のデパート大黒屋 屋上での催しで、1974年のジーパン殉職直前だったとの事。
写真を拝見すると、にこやかな優作さんというかサングラスをかけたジーパンが座っており、横断幕で読みとれるのは「ジーパン刑事 松田優作ごあいさつと・・・・ 井桁の回」
恐らく「ジーパン刑事 松田優作ごあいさつとサイン会 太陽にほえろ!100回」ではないかと推測。
優作さんの髪型が比較的短いので、時期的には散髪後#98・#99撮影時期から近いうちかと。
大黒屋の催事を可能な限り調べてみたのですが、見つからないんですよね。
土曜日の昼の開催ということなのですが、ひょっとしたら急に決まったのか?いや、それにしても太陽自体福島ロケというのがないので、この催しの為に優作さんは福島入り?
太陽という番組は意外とデパート催事への参加ってあったようなのですが、なかなか確証が見つからなかったんですよね。ただ、まさか優作さんも参加していたとは思いませんでした。テキサス辺りからかなぁ・・・と漠然と。


さて、9/29サンテレビ・太陽放送。
スコッチ刑事登場の#217。
殉職したテキサス刑事のかわって今回からスコッチ刑事・滝隆一が登場する。スコッチ刑事は万事英国風。三つ揃いのスーツをバリっと着こなし、スコッチを飲み、お茶のかわりに紅茶を飲むというキザな刑事。城北署から七曲署に配属。
三年前彼は、自分が犯人を一瞬ためらったばかりに、隣にいた先輩刑事を死なせてしまった。それ以来、彼は人が変わったようになり、拳銃乱用、命令違反、人権蹂躙と、免職寸前の札付き刑事になっていた。そんな滝を藤堂は立ち直らせようと七曲署に引き取ったという設定。
スコッチ刑事に扮する沖雅也は「太陽にほえろ!」の第十回放送「ハマッ子刑事の心意気」(ゲスト)として、「はぐれ刑事」(日本テレビ)で刑事役をやった事があり今回は3度目。(当時の資料より)

OP変更、BGM新曲投入なども見逃せない、いわば太陽新時代のスタートです。

滝「テキサス刑事を殺したのは誰でもない

・・・・あんた方ですよ。」

この時のゴリパンチはおそらく最上級メガトンゴリパンチだったと思う・・・・・


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

9/29(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第1話)
サンテレビ1(地上波)

第217話 51.09.10 スコッチ刑事登場!(スコッチ・ゴリさん)

 


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
      三上順
       勝野洋(バンクフィルム出演 ノンクレジット)

矢島明子/木村理恵

ゲスト:津田京子
  北條清嗣
  村上幹夫  伊藤健  佃文伍郎
  セキトラ・カーアクション

脚本 小川英 四十物光男

監督 竹林進

凄腕で人を寄せ付けない、滝隆一が一係に着任します。
テキサスの死を俄かには受け入れられない一係の面々、そんな時に女と突き飛ばした男が派出所に連行されたとの知らせが。
女は病院で、その男が突き飛ばしたかどうか定かではないことと、さらにその男は自分の恋人を追い回す刑事だと証言した。
その男は滝隆一、テキサスの後任としてボス自ら選び城北署から転勤してきた男だった。
ゴリさんは滝の面倒をみることになるが、滝に拳銃依存的な面を見て不安になる・・・・そして強盗事件が発生する。

VAPのキャラクター投票で1位に輝いた、太陽キャラとしては異色の「陰」の魅力を持つスコッチが初登場。
それまでの青春路線から太陽世界をひっくり返す的な発想で生まれたスコッチというキャラクターが番組自体にさらなる深みを与える切っ掛けになった話です。
本放送時も物議を醸したスコッチ登場でしたが、現代のファミ劇視聴の流れで同じように観るかたも少なからず居られるのではないかと思います。

テキサス殉職を以て太陽の大括り的な「第一期」が終了、スコッチ登場は「第二期」の突入というか、その繋ぎ的役割という感じでしょうか。その新しい風としてスコッチ(沖さん)が登場するわけですが、既に人気者になっていたオリジナルメンバーへのカンフル剤的な部分もあったと思います。物語的にも演者にも制作側にもある意味波風を立たせようとした意図はあったと思います。

そのスコッチの初登場#217は、確かにスコッチはヒール的に描かれているものの、全く心を閉ざしているわけではなく、熱い部分も持ち合わせ、かつボンはそのクールさを意に介していない感じで素直にコンビを組んだりしており、その辺りの見せ方の巧さがあります。
それにしても、クールな刑事は数多くいますが、スコッチのような様々な深みを持ったキャラクターは稀だと思います。
逆に言うと、スコッチが他の刑事番組に登場していると生かし切れなかったというか・・・。
太陽だからこそ生かされたキャラクターだったというのは登場編で判ると思います。

スコッチのキレのあるアクションも見ものですし、新OPもOPスタイルの確立、そしてサントラも「’76」の情緒的な曲群が加わって話を盛り上げます。

しかし沖さん、冒頭の新宿中央公園ロケのジャンプシーンで足を挫いておられたとか・・・・微塵も感じさせないアクションのキレです。


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