「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

チバテレ方面は、スコッチ登場!

2015-09-04 06:08:53 | ビバ!チバテレビ
本日、チバテレではスコッチ登場。

何度か書いていますが、当時の制作陣が番組の調子が最高潮に達しているように見えた時期こそ危機感を募らせ、そのカンフル剤的な役割として、沖雅也さんに白羽の矢が立ったわけです。
無頼で単独捜査や命令無視に拳銃濫用、人権蹂躙は辞さない捜査方法で免職寸前な滝隆一、実は以前自分が拳銃発砲を躊躇ったために世話になっていた先輩刑事を目の前で射殺されてしまってから、優しすぎるほどやさしい性格から激変してしまいます。
そんな不安定な人物像を沖さんが熱演します。(ファーストシーンでは足を挫いたと聞いていますが、そんなこと微塵も感じさせません。)

前任の城北署で解決できなかった強盗容疑者を追う滝、七曲署に転任してもその男を追うため単独行動をとります。
しかし、七曲署管内でも郵便局強盗が発生し、滝はその事件も自分が追っている男の仕業だと確信し、消えた男の恋人をマークするわけですが。

優等生だったテキサスと反抗刑事の滝のギャップにさすがについていけない一係の面々、何とか溶け込ませようと紳士的にふるまうゴリさんも、テキサスを殺したのはゴリさん達だと云われ、マジギレしてしまいます・・・。

と書いていると結構殺伐に見えます(^_^;)

しかしそれだけで済まないのは、滝自身のクールに見せかけて実はものすごい情熱家なんだということが画面から伝わってくることと、華麗なアクションと微妙な表情の変化などで、観ているこっちを惹きつける部分もあって、それを考えると・・・スコッチって本当に不思議なキャラクターです。

本放送当時は視聴者の立ち位置で滝を見る目も違っていたようで、極端に嫌いな人が居ると思ったら、あこがれを抱く人もいて、これは一係の面々と同じ感じなのですが、一般的感覚ではヒール役登場と受け止められたようです。

ということで、じっくりご堪能いただければ、スコッチの人物像がなんとなくわかってくる作品ではあると思います。

OPも変わりますし、BGMも新曲が大量投入されます。

それ以後のクール刑事像に多大な影響を与えたスコッチをぜひ・・・

というか、OPのボン中間走りにインサートされる、ポージング・スコッチをご堪能ください・・・<って何?





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