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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送3/9=グレート警部登場!

2025-03-08 07:09:14 | 放送予定

X巡回

▼小野寺昭さんの胆嚢摘出手術
81歳で3泊4日の手術が受けられるというのはお若い証拠ですね。
大学職から身を引かれたばかりなので、一瞬ドキリとしましたが、お身体のメンテナンスという面では丁度よい機会だったのかもしれないですね。

さて、3/9 サンテレビ・太陽放送。
#233は、深夜の路上で男(東南アジア某国の諜報部員)が、車に轢き殺され七曲署の刑事たちが現場検証をしていたが、その時突然現場へ本庁警備課の堀田が車で駆け付け、被害者の顔を確認し、あっけにとられる刑事たちを尻目に立ち去った。
検証を終え、一係部屋に戻った刑事たちに会議の声がかかった。
会議室でボスは3日後ある外国政府の高官が極秘に来日するが、高官の暗殺計画があり、既に腕利きの暗殺者が日本に潜入していることを明らかにした、さらに本庁警備課と協力し、暗殺計画を阻止し、その暗殺者を逮捕する任務をわらわれが与えられたと報告した。
七曲署を訪れた堀田は、万一副首相の身に何かが起こった場合は、同国の政府は大変な窮地に陥ることを力説し、”失敗は許されない”と付け加えた。堀田が助手を一人要請し、殿下がその任に充てられた。(当時の新聞記事に若干加筆)

ということで、1977年新年1発目の太陽は、まだタレント専業になる前、各界に身を置いて親方(年寄)であった龍虎さんの堀田警部がうっちゃります。
その他のゲストは刑事ドラマ界隈ではおなじみの関谷ますみさんに森大河さんなど。GPメンバーは実際に強いと思われるK&Uの面々。何気にマエダオートの前田満夫さんもご出演。
新郎役の染谷久男氏について、情報が少ないのでメモります。
青学を経て文学座研究生となり、当時27歳で4年ほどの俳優キャリアの持ち主。
CX「鯛めしの唄」NTV「野分」やCMにご出演(1977年当時)

 

堀田「たとえそれが親の仇であっても、我々は守れと命令されたら命がけで守らなければならないんです。GPの仕事は、将棋の駒にならなければ出来ないんです!

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

3/9(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第17話)
サンテレビ1(地上波)

第233話 52.01.07 狙撃(殿下・チーム)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

SPゲスト:放駒清一(龍虎)

ゲスト:関谷ますみ  染谷久男 小笠原弘 
 有馬昌彦   森大河 佐藤京一
 森正親 新海丈夫 戸塚孝 井口義亮 イクバル・ハニフ カール・アッサム
 (以下ノンクレジット)小坂生男 新井一夫 永野明彦 前田満夫
  セキトラ・カー・アクション  マエダ・オート・クラブ

脚本 鴨井達比古 小川英

監督 澤田幸弘

外国人ソムジットが轢き殺され、その現場に本庁外事課刑事とSP・堀田警部が現れた。
ソムジットは殺される前に大使館に赴いていたようだが、大使館は彼を知らないという。
捜査が本格化しようとした時に一係に暗殺計画がある某国政府高官が極秘来日する為に、堀田警部の指揮のもとに警備することになった。堀田の高圧的な態度に一係メンバーはあまり乗り気ではない様子だったが、ボスは堀田のアシストに殿下を付けることにする。
高官の娘・マリアは日本の大学に留学中に日本人男性と結婚、その結婚式に出席するための今回の来日であり、暗殺者カルロスは実は政府の諜報員だったソムジットを殺した疑いが濃厚だった。
マリアと面会する殿下だったが、某国は反日運動の高まりで結婚を反対され、高官が日本に来日することを俄かに信じることが出来ず、さらに堀田の要請である結婚式の中止についても断られる・・・。

殿下が主役的な面があるものの、実質的には龍虎さん演じる堀田警部が主演と言ってもいいほどの存在感と迫力を醸し出します。
ゴリさんですら手におえない相手であり、取り調べシーンでは手荒な事をする堀田に「当時」のスコッチが止めに入るほどの勢いは、しばらく大人しい作品が続いていたので、かなり刺激的でもあります(^_^;)

さらにクライマックスの結婚式場での狙撃攻防戦では、堀田になぜかケチョンケチョン状態であったゴリさんが面目躍如の活躍を見せるなど、最後まで色々と見どころのある、さすが年始めの作品という感じです。

いや、スプリンターに無理やり乗っている感の堀田警部も見逃せない(^_^;)

GP・・・警備課にそのような名称は実際にはなく、SP自体が発足間もない頃だったようで。
ガードポリス、ガバメントポリス(←Gメン(^_^;))・・・いろいろ考えられますが、多分「警備」というのがセキュリティという言葉よりザ・ガードマンのイメージが強かった頃なので、架空の名称を与えたものと思いますが、個人的には敢えて劇中での精鋭ぞろいということで、「グレートポリス」としたい感じが・・・(^_^;)

ということで、グレートポリス・堀田警部登場!。
観ていると、セミレギュラーにでもなる勢い(^_^;)でしたが、これっきりなんですよね。
ゴリさんが一番嫌う大柄な態度は、自信と責任の現れですが・・・どうも所轄の人間を軽んじている本庁刑事的なステレオ部分も持っていたものの、最終的には一係の活躍を認めます。
そこが、普段しゃしゃり出てくる本庁刑事とは違う所ですが、それにしてもボスに迫るほどのダイナミックな動きと独特な無骨さは、当時まだ力士を引退したてで、角界をまだ去っていなかった龍虎氏ならではのキャラクターだったと思います。

しかし、それこそボスでしか止められない堀田警部の勢いは、ゴリさんもスコッチも敵わず、ボスが殿下を堀田のパートナーとして選んだのはさすが・・・、これは既にそのゴリさんやスコッチと殿下のコンビで実証されていますから、安心感は強いですが。

そのGP軍団、部下には小坂生男氏、新井和夫氏、永野明彦氏という最強な布陣。
これは実際にも強かったでしょう。

結局、堀田の押し出しが強いため、一係のメンバーがあまり目立ちませんでしたが、長髪気味のアメリカンなボスの押し出し、なぜか堀田警部には鼻をへし折られた感じのゴリさんがクライマックスには活躍したり、ボンもヘルメットかぶってカルロス逮捕という感じで、クライマックスまではちょっともぞもぞとした感じでありましたが・・・(^_^;)

外国人ゲストを迎えながら、高官は有馬昌彦氏、マリアは関谷ますみ氏と無国籍感がプンプン。
極め付けがリンの森大河氏、スコッチとの取調室のシーンでは、「これが沖縄への伏線か(^_^;)」なぞと。。。
(ご参考:当初はソムジットが香港国籍の貿易商、堀田警部は警部補だった形跡あり。)

=ロケ地= 

千代田区九段北 私学会館

 


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サンテレビ太陽放送3/2=ボンの悲しいクリスマス

2025-03-01 09:38:33 | 放送予定

さて、3/2 サンテレビ・太陽放送。
1976年末の太陽、孤独な若者とボンの交流と悲しい事件の#232。
根本という男の死体が発見された。死因は頭部強打で、その傍らには所狭しと書かれたアドレスブックが発見された。
その各「アドレス」を丹念に調べる一係であったが、書かれていた個人々繋がりが無く、所有者が全く見えてこない。
ボンはそのアドレスの中の一員である牛乳配達員の竹中に当たるが心当たりがないという。しかし竹中はボンの捜査に協力を申し出る。
他のアドレスに描かれた人々の顔をボンと共に見続ける竹中だったが、やはり記憶にないという。
一方、捜査の中で所在が分からなかった男性の証言で、ボクシングの観戦中に牛乳配達をしているという若者に話しかけられ嘘の電話番号を教えたということがわかった。
ボンが都会の中で孤独に過ごす若者に出会い、その若者の現実を目の当たりにしながら、友情のような感覚が芽生えるという、彼らしい話です。
コミカルな役が印象的な森川正太氏ですが、太陽ではストイックな若者という役どころが多く、この作品はその代表的な位置にあると思います。

良「やめろ!シャドウボクシングなんかやめるんだ!」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

3/2(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第16話)
サンテレビ1(地上波)

第232話 51.12.24 新しき友(ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:森川正太
 荒井武宣 宇田川智子
 柿沼真二 野路きくみ
 加川起 上地宝 門脇三郎
  セキトラ・カー・アクション  マエダ・オート・クラブ

脚本 桃井章

監督 澤田幸弘

クリスマスが近いころ・・・
幼馴染みの親友を亡くしたボン、その葬式から帰ってきた彼はかなり落ち込んでいるようにみえた。
周りが休暇を勧めるものの、その声を消すかのようにボンは気丈に振る舞って、勤務を続けた。
そんな時、公園で根本という男が後頭部を打ち死んだ。
物取りのセンではなく、喧嘩が過ぎての結果だったようで、とにかく根本の周辺を捜査することとなった。
根本が勤めていたスーパーでは、根本について収穫は無かった。友達もいないし、目立たない存在だったようだ。
根本が持っていたと思われる現場に落ちていたアドレス帳についての捜査の方に重点が置かれ進められたが、200人以上書いてあるアドレスを潰していっても誰も根本のことを知らない。
森次という唯一電話番号か書いてあった人物は番号が架空であった。もう一人、ボンは牛乳配達の竹中というボクシング好きだと思われる若者に当ったが、心当たりが無いという。
竹中は近頃の若者にはない無垢なところをもっているようだった。
山さんは、根本の性格を考え、異常に多いアドレスに違和感を覚えていた。
そのうちスコッチが根本がスナックで安西という学生と喧嘩をしていたことを聞きこみ、安西に当ったところ、バイクで逃げだしたが取り押さえたが、犯行当日にはアリバイがあるというが、アリバイとは言えない部分があったがボスは安西を釈放した。
どうも決め手が少ない状態のなか、スコッチはアドレス帳の持ち主は根本ではないと思い始めていたころ、ボンはアドレス帳に記載されている人物を当たっているうちに、そのうち二人が同じ腕時計していることに気付く。
それはお菓子会社の懸賞で当たった高級腕時計であった。その当選者4人がアドレス帳に書かれており、さらにその4人の接点はこの懸賞しかなかった。どうもアドレス帳に記載されている内容は、持ち主が新聞等に載っている当選者情報をそのまま記入しただけのものらしい。
そんな中、ボンは牛乳配達の竹中と偶然会った際、アドレス帳に記載されている人物と対面してみないかと提案してみたが、竹中は乗り気にならなかった。しかし、ボンとの会話を続けていると、直接会わないのであれば良いということで了承した。
釈放した安西の捜査は続行していた。スコッチは安西をマークしていたが、交通事故の現場に遭遇したときの反応が気になっていた。一方、根本と安西の喧嘩の原因である正子という女性を捜し出した殿下は、正子の性格上ざっくばらんで誰にでも
親しく交流するため、安西の一方的な好意から起因した喧嘩だったことがわかった。さらにスコッチは安西がひき逃げ事件を起こしていたことを調べ上げ、根本事件はシロであることがわかった。
ボンは捜査協力のお礼もかねて竹中をおでん屋に誘い一晩飲み明かした。ただ、ボクシングのことで竹中がエキサイトして軽いスパーリングし、ボンのパンチが竹中に入ると、一気に彼はおとなしくなった。
架空の電話番号の森次の身元が判明、山さんたちが事情を訊くことができたが、そこで意外が事実が判明した・・・・・。

それまでの太陽歴史的には変革が起きた1976年の締めはボンが担当します。
クリスマスイブに放送されたこの作品、やはりいつもの太陽年末作品に沿ったほろ苦い余韻の残る作品です。
森川さん演じる竹中、ボクシング好きで実は人好きで寂しがり屋でありながら、ちょっとストイックさがあるためになかなか友人が出来ない。そんな男が事件の当事者となってしまうわけで、今の方がどこにでも居そうな若者像です。
そこに人好きのボンが現れたというのは、ある意味救いではないかと。
確かに切ない作品ではありますが、ボンの「明るさ」で何となくホッとするラストだと思います。
ボクシングやアドレス帳を現代のスマホやネットやゲームと変換してみると、普遍性のあるテーマではないかと感じ、興味深く一味違った見方ができるのではないかと思います。

主演前作では姉の結婚と事件での仮面夫婦に心揺るがされたボンが、今度は親友の死から犯人に対しての友情で心揺るがすことになるわけですが・・・ゴリさんと同じく人好きのボンが出会った青年は孤独な人間だった・・・。
自分自身は人好きでも、何故かそれが空回りして結局ほ一人でポツンとしてしまうという人というのは、今も昔も居て、要は出会いの質の問題になっていくというのは、怖いですが事実なんでしょうね。
ただ、今回の竹中はちょっと観ていて辛くなるぐらいの寂しさ、これは演じる森川正太さんの熱演も相まっていると思いますが、放送日がクリスマスイブというのも結構影響しているものと・・・。

今回から覆面車の増車、セリカLB・ST「53-92」が登場。
当時のカタログカラーと5マイルバンパーが鮮烈で、もうすぐフルモデルチェンジするようなモデルには見えないカッコよさがありました。登場期間は短いですが、結構印象深いクルマでした・・・。

=ロケ地=
東京駅
新宿中央公園
新宿3丁目
十二社温泉会館
西新宿 成子天神社


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サンテレビ太陽放送2/23=「計画的」孤独に挑戦するゴリさん

2025-02-22 07:26:27 | 放送予定

なんとも時間経過が早いですね・・・・取り残され感けぶでございます<(_ _)>
いやぁ・・・湯治したい・・・(^_^;)


さて、2/23 サンテレビ・太陽放送。
死んだ男に成りすまし生きてきた男にゴリさんが食い下がる、#231を放送。
孤独な若者の相手にするのはゴリさんは結構前後通じて多かったりしますが、今回は犯罪を犯し、他人に成りすましている若者が相手になります。
三ツ木さんとの共演はこれ以後2回ありますが、今回のみ犯罪者で後は警官ですが、今回の三ツ木さんの抑えた演技は結構見どころだったりします。芸達者な方なので、あまり違和感はありません。
よくゴリさんは直情型の熱血漢という誤解をされますが、確かに感情の起伏は激しいものの、繊細な部分も持ち合わせているという、結構複雑な性格の持ち主ですが、今回もその繊細さを生かし、絵の中から事件解決の証拠を導き出します。
そんなゴリさんの繊細さと、さらに一歩進んだベテラン的な感覚がゴリさん自身の持ち味を深くしている部分で、この頃からそれが強く表れていると思います。
七曲署捜査三係の刑事として池田鴻さんも登場します。


藤堂「お前のその孤独っていうのはその程度か、単純なもんだ、またにしような。」


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/23(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第15話)
サンテレビ1(地上波)

第231話 51.12.17 孤独 (ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:三ツ木清隆
 栗田ひろみ
 池田鴻 関口篤 上田耕一 福原秀雄
 渡辺芳子 瀧のり子 聖真沙子 佐田淳郎 松島信一

脚本 峯尾基三

監督 竹林進

腐乱死体の身元は所持品から2年前詐欺罪で手配された辻井だと判明したが、疑問に思っていたゴリさんは所持品の一つである時計の修理履歴から野村という絵描きを突き止める。
野村は時計については紛失したと話したが、ゴリさんは野村は実は辻井ではないかという疑惑が生じ、辻井の妹・君子に野村の姿を見せるものの、君子は否定した。
ゴリさんは野村に彼が本当に野村であることを証明できるかどうかを訊いたが、野村は証人はいないという。
まるで決め手がない中、ゴリさんは野村の描いた数々の絵の中にセーラー服の少女を描いたものに目を付ける。

死んだ男に成りすまし生きてきた男にゴリさんが食い下がる、
ゴリさんと孤独な男との静かな対決。
一枚の絵を突破口にその男の正体を暴きます。

三ツ木さんのゲスト初登場、ゴリコンビ初といった方がよいでしょうか。
不思議さをなんとなく醸し出している部分がこの作品の味かもしれませんが、ゴリさんというキャラクターが非活動的な作品でも魅力が発揮できている好例じゃないかと思います。
貧困に喘いだ兄妹の兄が手先の器用さで事件を起し、自分に似た男を殺し、成りすまして生きていく・・・。
現在のほうがあり得そうな事件に、人好きのゴリさんが挑みます。

テキサス編に入ったあたりから、ゴリさんのその人好きからくる事件に対しての違和感や普通の人間の感情とは違った部分を読み取る力を披露する作品が多くなっていきますが、言ってみれば、孤独な人間で特に犯罪者はゴリさんには敵わないということではないかと。
ただ、今回の犯人は本当に天涯孤独ではなく、妹が居たという部分での、本来の孤独な人間という意味合い部分では弱点があったわけで、そこをゴリさんが敏感に感じ取ったというのはあったと。

今回、小道具も凝っていたりして、あの印象的な井之頭公園の絵なんか、ファンとしては結構欲しいアイテムだったりしたりして(^_^;)
ゴリさんとしては、珍しく釣りファッションも観られ、さらに既にヘルメット型だったゴリさんの髪形にもかかわらず、しっかりヨコワケの「辻井」作の似顔絵も欲しかったりして・・・(作者は#14と同じ方のよう)

=ロケ地=
新宿駅西口
井の頭公園


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サンテレビ太陽放送2/16=殿下が遭遇した2つの極端な「兄妹像」<連続?

2025-02-15 07:19:29 | 放送予定

もう2月も中旬ですか・・・・はやいですね。
どんどん時間感覚が短くなるけぶでございます<(_ _)>

▼BS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』
2月15日に長谷直美さんご出演回のアンコール放送。
お見逃しの方はぜひ。
そういえば・・・・長谷さん初愛車のケンメリ。
#595では、スーパーエキセレントマシーンである特装七曲署秘密兵器71カローラクーペが黒いケンメリに突っ込んでたっけ・・・(^_^;)

▼NHKBS『にっぽん縦断 こころ旅』の新たなレギュラー旅人が田中美佐子さんに決定。
適任かと。こころ旅はアッサリとした方じゃないと。

▼『京都マル秘指令 ザ新選組』に出てくる、作り物の京ナンバーのチェイサー。昔から思ってましたが、どう見ても太陽で使用されていたチェイサーが移籍してきたとしか思えない(^_^;)

さて、2/16 サンテレビ・太陽放送。
トップ屋の佐伯が殺され、犯人は竜神会幹部を射殺して逃亡中の桑田と判明し、佐伯宅から桑田と新進ピアニスト・裕子の写る写真が発見される。
殿下たちは裕子に当たるが、その写真の件で佐伯に強請られたことは認めたものの、その写真は桑田にも脅されていた時のものだと言い、桑田とはその時初めて会ったと言い切った。
ただし、裕子の何気ない言動に殿下は彼女が桑田の事を知っていると感じた。
しかし、裕子は孤児院出身の苦労人で、桑田のような男との繋がりは考え難かったが、桑田の目撃情報が入り殿下たちが追いつめたものの、幼女を人質にとられ、かつ近くに居た幼女の兄を守るために殿下が負傷、幼女は救ったものの桑田には逃げられてしまう。
殿下が一旦自宅に戻ったところ、妹・京子から手紙が届いていた。
それを見た殿下は、桑田を追いつめた時の幼い兄を見たときの様子と、自分自身が重なって、ある一つの仮説が思い浮かぶ・・・・。

殿下サスペンス編はいままではメロドラマ風味が濃かった側面がありましたが、スコッチ編に入ると後のサスペンスドラマ調というか、殿下はいわゆる明智小五郎的になっていきます。この作品はそのエポック的な感覚でとらえています。
今回の主題は殿下には容認することが難しい「兄妹」の別な形、血のつながった同士にここまで隙間風が吹く話というのも珍しいかもしれません。
脚本は後にスコッチ転勤篇の#244も書かれる、桃井章さんの単独執筆となります。
確か桃井さんはご自身で「遅筆」だと仰っていて、かつ身を削って書かれていたとも仰っていたと思います。妹の桃井かおりさんとの関係も本作にちょっと反映されているのかもしれません。


藤堂「ただ何かの時にふっと会ってみたくなったり、話してみたくなる。それが「きょうだい」じゃないのか。まあ、俺には「きょうだい」が居ないんでよくわからんがね。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/16(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第14話)
サンテレビ1(地上波)

第230話 51.12.10 ピアノソナタ (殿下)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
島京子/中田喜子(写真)

ゲスト:金沢碧
 門岳五郎
 由起艶子 伊藤理昭
 倉沢満夫 高橋直美
 ピアノ指導・高松緑

脚本 桃井章

監督 竹林進

佐伯というトップ屋が射殺され、証拠から犯人は竜神会幹部を射殺し逃走していた桑田だと断定されたものの彼の行方は一向に判らない。
そんな時、佐伯の部屋を捜索した殿下は、一枚の写真を見つける。
桑田と、新進ピアニストで話題の木暮裕子が写っていた。
殿下たちは優子に面会、その写真を見せたが、あくまでも偶然の産物であること、その写真によって佐伯に脅迫されたこと、脅迫には応じておらず、1週間後に控えたリサイタルの為忙殺され、佐伯殺害事件は知らなかった事など話した。
殿下は、裕子の証言が真実のように見えるが、佐伯のような海千山千のトップ屋の仕業としてはあまりにもあっさりしすぎていることに疑問を感じていた。それに裕子は偶然会った桑田について気にしているようにも見えた。
裕子は孤児院育ちであったが、才能が認められてコンクールに優勝した苦労人で、桑田と関係があるとは一見思えない。
念のため殿下は裕子を尾行するが、相変わらずリサイタルに向けて多忙を極めていた。
やっと桑田の足取りがわかり、殿下たちは三宅島行きの水上バスに向かったが既に桑田は姿を消していた。しかし桑田はタクシーをジャックし検問を突破、タクシーを捨てたあとも幼い兄妹を人質をとるなどして逃走し、殿下はその途中で桑田に足を拳銃で撃たれてしまい、結局は逃げられてしまう。桑田は三宅島へ向かったと考えられた為、スコッチが島へ飛んだ。
そんな時、殿下は自身の妹・京子からの手紙を受け取る。
その時ふと、桑田が兄妹を人質にとった時の動揺した様子を思い出し、何か気付くものがあった。
そして殿下は、桑田には妹がいることを調べ上げた・・・・。

殿下探偵シリーズのエポック的要素がありますが、太陽の中でも結果的にあまりハッピーエンドとは言えない結末は、逆に新鮮かもしれません。
事件関係者がデザイナーとか今回のピアニストとか登場するようになったのはこの頃の風潮でもあるのですが、もうちょっと言うと、太陽自体の対視聴者意識が拡がったというのと、同時に殿下のファン対象も広げてきた(主婦層)ところがあったと思います。
それまでは対主婦層は山さんだったのですが、殿下も加えてきたという事だと思います。
今回の殿下は、スイートな面は抑えていながら、自分の妹・京子との関係性を絡めて物語が展開していきます。
金沢碧さんとの共演は「回転木馬の女」以来2回目ですが、前作もサスペンス調でありながらメロドラマの要素も持ていた感じがあり、一応ハッピーエンドで終わっていましたが、今回はメロドラマ的要素は無く、乾いた緊張感が漂います。
増々、ベテラン的落ち着きが身に付く殿下の活躍は頼もしいものがあります。


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サンテレビ太陽放送2/9=ボンが目撃した2つの極端な「結婚像」

2025-02-08 06:58:35 | 放送予定

セイコーマートでは、最近鮭のり弁がお気に入りのけぶでございます<(_ _)>
小さいですが、鮭フライに目玉焼きがついているので・・・

X巡回

▼女性自身の記事、=「“あぶ刑事”の原点」小野寺昭 柴田恭兵や『太陽にほえろ!』メンバーがコミカルに躍動した探偵ドラマって?=
中身は小野寺さんの『俺たちは天使だ!』回顧のみ『あぶない刑事』には触れられていないので・・・・うぬ・・・おそらく恭兵さんご出演というある意味「吊り」?
縁戚には当たるかもしれませんが、もっと血の濃い番組、いくつもありますからね(^_^;)<男は黙ってアジサンド!

▼実名
茶屋町さんの「芝浜」視聴動機、小職も一票<何?
#542、癖になる話です。
三遊亭圓窓(六代目)師匠、お顔はテープのジャケットケースでのご出演。
ただし、演目はこの回用に日テレの録音室で行われたとのこと。
・・・・そういえば、実名ご出演という方の極端な少なさは太陽ならではではありますね。
茶屋町さん仰るように、クレジットが付いた実名ご出演は圓窓師匠と、敢えて言えばボウイ・・・(^_^;)。日テレのおもしろまじめコンビはノンクレ(^_^;)
セリフの中から行けば、ジプシーの好きな聖子ちゃん(^_^;)
まだあったかなぁ・・・・。

さて、2/9 サンテレビ・太陽放送。
#229は、ボンが1年目の試練を経て、一人前のキャラクターとして独り立ちした最初の話と言っていい作品。
その記念すべき作品に、姉・由紀江や、婚約者の池田の登場は十分以上の盛り立て役になっていると思います。
というか、久々に大阪出身らしいボンの素性が生かされる好編と言えると思いますが、その姉のマリッジブルーに引っ掛けた本筋の事件もなかなか考えさせられる部分はあったと思います。

この時期のセレブ描写の最先端的なカメラマンとデザイナーのカップルの悲劇にゴシップネタでは食いつかれやすかった仮面夫婦という今回の事件の夫婦像は、最終的にその片方が本気で愛してしまったという脱線が招いた崩壊に、ボンの思考回路はパンク寸前だったと思いながらも、ボン自身の成長でそれを何とか自己消化している部分がいじらしいというかなんというか・・・。

ただ、太陽らしい「切なさと、温かさと、笑い」を盛り込んでいる快作であると思います。

*ゴリさんの散髪が目立つ(^_^;)
*青山ベルコモンズは本作放送年6月にグランドオープン。
*丸増はレギュラー外の衣装協力(レディース)。

良「彼女を疑るなんて、みんなどうかしてる。絶対どうかしてる!!


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/9(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第13話)
サンテレビ1(地上波)

第229話 51.12.03 結婚 (ボン)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

田口由紀江/沢田雅美

池田正男/岸部シロー(岸部四郎)

ゲスト:高林由紀子
  鍋谷孝喜(古代一平) 木村令子 川上大輔 江藤純一 野瀬啓夫(野瀬哲男)
  高瀬ゆり 玉井ゆみ
 
脚本 小川英 野瀬州

監督 澤田幸弘

ボンの姉・由紀江が上京、幼馴染みの池田と結婚することとなっているのだが、どうやらマリッジブルーになっているようだ。
そんな時、カメラマンが自宅マンションから転落死、遺書が無かった。
カメラマンの妻はファッションデザイナーで、ショー会場で泊まり込みで準備に追われていたという。
夫婦関係は良好のようで、妻のファッションショーの構成を死んだ夫が担当しており、張り切っていたというので、発作的な自殺も考えられず、他殺のセンが濃厚となった。
妻も他殺だと思っていたが、犯人の心当たりがない。
捜査を進めていくうち、死亡推定時間頃夫婦の部屋に若い男が訪れていることが判明、目撃者の証言でジーパンに船の錨の刺繍が施されていたことが判り、夫の周辺からモデルをつけまわしていた男と判明、署に連行するが何も知らないという。
しかし、男が大金を所持していたことが判明、追及すると夫婦のマンションに行き、夫からモデルのことを諦めろと10万円もらっていたという。しかし、妻は夫がそのような手切れ金を渡すことは考えられないという。
そんな中、ボンの部屋から由紀江が居なくなっていた。友達の家に泊まるとの置手紙があったが、その直後、池田が転がり込んできた・・・・。

スコッチ登場までのボンはテキサスか山さんがサブについている作品が多く、純粋な単独主演編というのは少なかったですが、これは何れにせよボンのポジションがシンコの空席を補ったという部分があった感じです。
パターンが似てますからね。
ただ、スコッチ登場が滝自体が既に新人刑事ではなく、テキサスとの新人刑事2人体制的なものから、それがボンの専売になったため、その手の成長ストーリが全てボンに回ってくるようになったため、ボンとしてもかなりキャラクターが立ってきます。
これまでは、テキサス存命時に描ききれなかった部分を補う感じのものが多かったですが、この作品以後はボン本人のテイストに沿った物語造りが展開していきますので、ボンファンの愛すべき作品が増えていきます。
今回の場合は、登場時のおばさん以来の家族、姉・由紀江と、幼馴染の婚約者である池田政男が一挙に上京し、ボンのラーメンを奪う・・・もとい、ボンの家に押しかけます(^_^;)
姉たちの結婚問題(とは言いつつも問題とは言えないものですが(^_^;))と並行して、夫の転落死を巡る容姿端麗な妻に何となく魅かれていき、それが捜査を進めるうちに色々な問題を秘めていることを知ったボンの困惑というのが描かれます。
笑いを秘めた姉カップルと、理想的に見える夫婦関係の裏側と、太陽らしい二面性が楽しめますね。


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サンテレビ太陽放送2/2=ゴリさんは目撃者のプライバシーを守ろうと汗をかく

2025-02-01 06:57:35 | 放送予定

一難去って二災難的なけぶでございます<(_ _)>
疲れます(^_^;)

茶屋町さんから太陽起爆電子爆弾を頂戴いたしまして、暇をみつけて観ています<(_ _)>
ありがたいです。
「留守荒らすTVロケ」の件、実際の記事にはアパートの外観もそして実は該当話が明記されていました・・・・というのも、以前発見したときは、記事が中途半端に切れていて、アパートの外観だけで特定したのですが、今回間違いなく合致していたことがわかりました。
記事にある夜のシーンもあれば、日中のシーンもありますが、メインの撮影は夜。麻矢さんの御推測で良いと思います。んん・・・今ではNGな行動なのですが・・・・。
あ・・・・七曲署のスリープユニフォームの黄色いパジャマの履歴も追わないとですね(^_^;)
パイオニアは#9のボスなのですが。

さて、2/2 サンテレビ・太陽放送。
#228は、エレベーターの中で殺人事件が起こり、たまたま現場を見通せるところで電話をかけていた澄江(木内みどり)が犯人を目撃した。
そのエレベーターに乗ろうとしたサラリーマンが死体を発見し、その傍らを足場に立ち去った澄江を目撃した。
死体発見者の証言で、犯人を目撃している澄江に会ったゴリさんだが・・・・。
(当時の新聞資料参考)

この話、シビアな題材ながら意外と小ネタが多いので注目です。

・・・ロペでのお買い物、いかがですか?<現在でも可能(^_^;)
六月劇場の面々が多数ご出演。
長さんの久々運転。
ろくでもない山田の友達にコマサさんと石野憲助さん(^_^;)
そして、長さんと殿下のアクション多め!
やっぱりスコッチ濃度よりボン濃度が高いですが、スコッチのむにゃむにゃが観られます<何?

 

石塚「一人の人間が必死に隠しているものを・・・・暴き立てる権利が俺たちにあるのか・・・」


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/2(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第12話)
サンテレビ1(地上波)

第228話 51.11.26 目撃者 (ゴリさん)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:木内みどり
 伊海田弘 桜井克明 津田亜矢子 椎谷健治
 丹羽たかね 山西道広 重松収 清水宏 山田貴光
 岩名雅紀 鹿島信哉 酒井邦博 谷口久美子 原田妙子 叶杏子  
 
脚本 小川英 中村勝行

監督 澤田幸弘

営業課長が自分の会社が入るビルのエレベーターで殺された。
その日は給料日で、その全額が奪われていた。
犯人は「流し」ではなく被害者の状況を分かっているものではないかという着目点で捜査が開始されるのと同時に、発見通報者が目撃した、30年配の女性も調査することとなった。その女性は犯行のあったビルから発見通報者と入れ違いで出て行ったらしい。
ゴリさんたちは女性が持っていたショッピングバックの線から捜査を開始したが、突き止めた店では証言にある色のバックは今月から刷新され使用されていなかった。
一方、被害者の会社関係を洗っていた長さんたちは、当日被害者と残業していた同僚の山田という男に着目、彼の行きつけのスナックでアリバイを確認したが、犯行時間前には帰っていたということと、スナックからアイスピックが紛失していることを聞きこんだ後、山田に直接アリバイを尋ねると、その夜は一人で映画を見ていたと証言した。
ゴリさんたちは引き続きバックの線で捜査、支店で有力な情報を入手した。
目撃されて女性とぴったりの主婦の身元が判明、早速事情を訊きに主婦=澄江宅へ出向いたものの、知らぬ存ぜぬを押し通した。
事件に関係無ければ、あそこまで頑なにならないと判断したゴリさんたちが彼女を張り込む。
その一方で、山田の容疑は借金返済などのタイミングで濃厚となっていくが、決め手がない。
主婦のほうも発見通報者に面通しを行ったが、夜のことで顔が良く見えなかったということで、こちらも決め手に欠ける。
そんな時、山田がアイスピックを処分しようとして長さんたちに連行されたが、山田は誰かに嵌められたと叫ぶ。
アイスピックは凶器と確定したが、心象は釈然としないものがあった。
唯一確かなものは、澄江が目撃した「犯人」であることは間違いない。
ゴリさんは、粘り強く、真心を込める決意で、主婦の証言を引き出す為に説得を開始したが・・・

今回はゲストにおなじみの顔ぶれが多いのも見どころだったりしますが、
ゴリさんが身上であるゴリ押し捜査を口を開かぬ目撃者に向けなければならなくなった時にいかにその身上を抑えるかというところが見どころだと思います。
結局この事件は目撃者・澄江の証言が無いばかりに、捜査はあまりにもクサいターゲットに焦点が当てられるわけで、それだけ客観的証拠が大切だという事だと言えますが、そういう証拠を引き出す場合にいかに目撃者本人の状況で、口を開くか開かないかで間違った方向に転びそうになるという恐ろしさを秘めている感じです。

 


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サンテレビ太陽放送1/19=殿下、救おうとした少年に救われる

2025-01-13 07:18:10 | 放送予定

日付の感覚がバクっているけぶでございます<(_ _)>
もうちょっと、余裕を持ちたいのですがね・・・・(^_^;)

さて、次の日曜日で再開の1/19 サンテレビ・太陽放送。
#227は、七曲署管内で爆破事件が2件続き、捜査が開始された。
現場写真を眺めていた殿下はそのいずれにも学生風の修(井上純一)が写っていることを発見し、修の現れそうなところを張り込んだ。
たまたま近くの喫茶店が同じ手口で爆破され、けが人が出るという騒ぎが起こった。
現場へ駆けつけた殿下は、そこで修を発見し声をかけた。
修は、一目散に逃げ出し、それを追ったスコッチの威嚇発射で捕まった。
殿下は修の部屋を調べ、アマチュア無線技士である彼が、ラジオを改造した受信機で警察の無線を盗聴していた事実をつかんだ。(当時の新聞資料参考)

太陽の特徴として柔軟に題材を取り入れるところがあって、これは制作体制も同じで、スタート時のショーケンさんのアイデアを盛り込んだところから始まっている歴史でもあるのですが、そう考えると、音楽しかり、ファッションしかり、拳銃しかり・・・と趣味の面で響くモノが分散している感じがあります。
今回は当時、日本の趣味人口が米国を抜いて世界一だったアマチュア無線を題材にメカに強い殿下、孤独なためアマチュア無線にのめり込んだ修を絡ませた計画殺人事件を描いた快編。
現:千代田学園のアマチュア無線部の協力・監修。あるサイトさんによると、当時の顧問の先生や部長さんが台本の監修、無線場面の指導、江ノ島灯台のハムは顧問の先生がご出演などかなり内容に携わっておられたようです。

良「僕はともかく!!島さんは君の言ったこと少しも疑っちゃいない。」
修「嘘だ!!!」
良「嘘じゃないよ!!!!島さんが今何をしているか、君は知っているか?」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

1/19(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第11話)
サンテレビ1(地上波)

第227話 51.11.19 CQ・CQ・非常通信! (殿下)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:井上純一
         中田博久
 梶原恵
   井熊典子 中島公子 高橋信子 久保晶
JA1YMN・JA1YYD
千代田テレビ電気学校 ハムクラブ

  
脚本 小川英 四十物光男

監督 竹林進

管内で連続爆破事件が発生、爆弾の威力はそれほどでもなかったが、愉快犯的な犯行を匂わせた嫌な事件だ。
殿下はその現場や現場写真で必ず現れる少年がいることに気付き、遂に少年を発見、逃走するもののスコッチが威嚇射撃をして止めることができた。だが、少年・修は何もやっていないと主張、スコッチの発砲について強く抗議した。
修は高校2年生で母を亡くし、父は単身赴任で滅多に帰宅しない状態で1人暮らしだった。
その修の趣味が本格的なアマチュア無線で爆破事件に関しての警察無線を傍受し、興味半分で現場で見物していたこと、犯行時間とされている頃は香港との通信が出来たことを喜んでいたという。但し修の無線機では香港との交信はほぼ不可能とされており、さらに通信相手のコールサインを忘れてしまったことで、修のアリバイ証拠は無かった。
ボスは爆破魔の証拠も薄いことから修を釈放した。
その頃、山さんは連続爆破現場の中で、唯一負傷者が出た喫茶店が気になっていた・・・・。

修の井上純一氏はジャニーズJr.から歌手デビューした後に俳優として売り出していた時期で、映像作品のなかでは幼い氏が見られる作品になっています。
その修は自分の好奇心が起因した行動で爆破魔の容疑をかけられ、へそを曲げてしまいますが、殿下にするとその気持が同じメカいじりの好きな人間同士として波長が合ったと思われます。
殿下の手先の器用さは「プロフェッショナル」以来、殿下の側面として定着していましたが、この作品以前はあくまでも「もっとも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズを基本にしたストーリーが多く、あまり生かされていたとは言えない状況でしたが、この作品以後、特にロッキー登場後は「爆弾解体なら殿下」という色合いが強くなっていきます。
後の恋人を半身不随に陥れたのも爆弾、殉職編でも爆弾魔相手という・・・。

事件的には出発は同じでも、修の件と実際の爆破事件とは平行線をたどりますが、最終的には殿下を救出というところで交わります。

しかし・・・太陽の爆破犯は一人のターゲットの為に、他人を犠牲にしてもかまわないという卑劣な犯人が結構多いです(^_^;)


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サンテレビ太陽放送12/15=野崎さんの優しい笑顔・・・

2024-12-14 06:59:06 | 放送予定

さて、12/15 サンテレビ・太陽放送。
#226は、洋酒の窃盗事件が相次ぎ、手口から長さんが更生させた松原という男が捜査の対象になってしまう。
松原はレストランの店長として再就職しており、洋酒のサービスディーを設け、売り上げを伸ばしていたものの、犯行日には休暇を取っており、かつ洋酒の仕入れ先はペーパーカンパニーだった。
ただ、長さんは全く松原を疑わない・・・。
長さんらしい話で、「蝶」との類似性も感じられますが、この話で重要なのは松原の妻・文江の存在になっていきます。
そして、ラストの「天国からの手紙」です・・・・。
ハッキリ言って、クライマックスまではもうどうしようもないぐらい怒りが込み上げてくる事件なのですが、ラストで解放されるようなスッキリするような「カタルシス」が待っています。
ゲストは初出演の大出俊さん、そして田村寿子さん。田村さん演じる文江は床に臥せっているままなのですが、それでもひしひし伝わる感情と、長さんの怒りと涙・・・。
たまらんですよ。
武藤英司さん十八番のダメ社長もアクセントです。

今回トピックといえば、主役の長さんと殿下がスーツ新調、ボンの革ジャン着用開始がありますが、ボスの髪型は敢えてスルーしましょう(^_^;)

野崎「ボス、手紙です。天国から来た手紙です。読んでください。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/15(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第10話)
サンテレビ1(地上波)

第226話 51.11.12 天国からの手紙 (長さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:大出俊
 田村寿子
 武藤英司 和田啓 神山卓三
 久保田忠祐 竹口安芸子 磯部智子 宇田郁馬 殿岡みえ子 
  
脚本 小川英 高階秋成

監督 竹林進

ウイスキー盗難が相次ぎ、その鮮やかな手口に長さんは以前逮捕したある男を思い出す。
ただし、その男・松原はきっちり更生し、現在クラブのマネージメントを行っていた。
しかし、松原を捜査した結果は犯行当時のアリバイ無し、さらにクラブで提供しているウイスキーの仕入れ先が幽霊会社だったことから、一係では松原犯人説に傾く。
一人、長さんは松原の無実を信じて、最近姿を見せなくなったという松原の妻の行方を追ったが・・・・。

テキサス編から長さんの主演編には苦汁をなめるような作品が出てくるようになります。
これは他作品の「オヤジさん」ポジションのキャラクターには欠かせない要素となっていきますが、太陽ファンとしては長さんが辛い目に遭うのはあまりいい気持ではないものです。
ただ、そういう葛藤を起すというのもドラマでは重要な部分になっていきます。
しかし、その「オヤジさん」のセオリーも長さん=辰平さんにかかると少々毛色が違う感じがします。
というのも、他の「オヤジさん」はこういう事件に遭遇すると、刑事魂に火が付き事件に食らいつく気迫で迫る場合が多いですが、太陽の長さんの場合はちょっと違います。
こういう目に遭っても、長さんは冷静さを保とう、協調性を保とうと努力します。
その我慢が犯人を目の前にしたりして一気に爆発するのがクライマックスだったりします。
時には、我慢を貫き、ラストでその我慢が別なことで解消されたりします。
今回は後のパターンの方。

結局は、長さんの更生させた男が事件に利用されるわけですが、長さんが居たおかげで救われたとはいえ、その捜査はその男を傷付けてしまうことは確かです。
そこで、ラストの「天国からの手紙」です。

野崎太郎という人物の、犯罪者への姿勢も解る作品になっています。


やっぱり、長さんを怒らせてはいけませぬ。


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サンテレビ太陽放送12/8=スコッチの「転機」

2024-12-07 11:41:56 | 放送予定

中山美穂さんの訃報に驚愕してしまったけぶでございます<(_ _)>
なんというか・・・・・非常に身近に感じてしまう。年齢も近いですし・・・・。ちょっと言葉が見つからないです。

 

さて、12/8 サンテレビ・太陽放送。
#225は恐喝男が殺され、様々な容疑者が浮かぶがその中に一人、和装の女がおり、捜査の結果その女性はかつてスコッチの目の前で射殺された倉田刑事の未亡人だった。
平静を装うスコッチだったが、未亡人が頑なに突っ込んだ証言を拒むことに衝撃を覚え取り乱してしまう。
尊敬し、自分の躊躇いの為に目の前で殉職してしまった倉田刑事とその家族、恐喝男と何の関係があったのか・・・苦悩し、過去からの深い傷の一つが癒える、スコッチとしては非常に重要な話になります。

なんというかスコッチにしてみれば#222のブーメラン返しな部分がありながらも、それがスコッチ自身のトラウマ事件に返ってくるとは本人も想像がつかなかったとは思いながらも、冒頭の「トラウマ悪夢」は、#493にも継承しようと台本にも書かれていたこともあり、スコッチのキャラクターを語る上でも非常に重要な作品となっています。
ただ、これがスコッチの転機としては第一弾目で、次も強烈なんですよね・・・強烈すぎますよね・・・トラウマ癒し中の身にまた強烈なトラウマが・・・。
ゲストの「安田道代」さんは、演技派の大楠道代さん。この年にご結婚で、本作はご結婚直前のタイミング作。絶妙なキャスティングです・・・淡々としていながら、眼力で語るというが、沖さんとの競演で際立ちます。
そして、子役としても有名な松田洋治さんは#64以来2回目。前回に比べかなり演技に磨きが!。
森幹太さんは中後期では「ザ組長」役でしたが、実は本作が初登場。


藤堂「話すと思うかお前に。子供だってな、心を開かない相手には決して正直に何も話したりはせん。信じたい相手なら信じたらどうだ。心を開きたい相手なら、心を開いたらどうだ!

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/8(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第9話)
サンテレビ1(地上波)

第225話 51.11.05 疑惑 (スコッチ)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:安田道代
 森幹太 二瓶秀雄
 菊地勇一 松田洋治 多田幸雄
 阿藤海 渡辺巌 吉中正一
  
脚本 小川英 四十物光男

監督 斎藤光正

あるマンションで、男の毒殺事件が起こった。
被害者はスコッチがまだ城北署にいるときの先輩刑事(一緒に犯人を追い詰めた時に凶弾に倒れた)倉田(二瓶秀雄)が追っていた男であった。
スコッチは倉田の仇の意味もあって、この事件にたち向かった。
しかし、調べが進むにつれて、倉田の妻、加代(安田道代)に対する容疑が強まってきた・・・・。(当時の新聞資料を使用、敬称略)

スコッチの精神的な傷となって、彼をその時まで苦しめ追いつめていた「倉田刑事殉職」。
犯人を撃つのをためらった為に死んでしまった倉田、それに責任も何もかも全てを感じすぎるぐらい感じて、最終的には「死にたくない」という強固な信念に忠実に動くことに救いを見出し、非情な道を歩んでいたスコッチ。
その彼が藤堂一家の中で活躍する中で、本来の自分らしさを緩やかに取り戻していた時の決定的な「事件」となります。
そのスコッチが、置いてきた過去である倉田に関する事件、倉田の家族に接することで自分が変わったという事を自ら思い知らされたり、非常に徹してきた自分自身が倉田の事になると熱くなるというのを自ら気付かせられたり、本来の自分と今の自分とに葛藤することになります。
そしてもう一つは、過去においてきた倉田の事に関しては今でも純粋に尊敬している滝という男の本来の素直さにも注目すべきところがあると思います。
それが、今回起きる恐喝男の殺人で全て噴出する格好になります。

この事件がきっかけで、どうしても非情な面や拳銃に頼る「反射神経」的面は残るものの、その非情さが冷静沈着という所で生かされることになっていきます。

ただし、沖さんの掛け持ち出演の関係からか、主演作も沈静化していくのは残念なところですが・・・。


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サンテレビ太陽放送12/1=ボスの「保証人」騒動

2024-11-29 19:50:02 | 放送予定

社畜継続中けぶですが、年末年始にさしかかり、また地獄を見るのかと、恐れおののいている次第です(^_^;)

息抜きのX、小野寺さんの太陽ポストは豪ロケ裏話。羊の村での横転事故。
なるほど、撮影隊は演者含め20人ぐらいなんだと。おそらく現地到着のからし色クラウンも撮影隊に含まれていたと思いますし、関虎実さんも参加されていたので、心強い面はあったのではないかと。


さて、12/1 サンテレビ・太陽放送。
#224は、行きつけの料理屋のママに会社の金を使い込んだ前科のある弟の進の勤め先の保証人を頼まれたボス、一方、被害者が居眠りの為50万円を置き引きされる事件が起きる。
その事件、進が被害者だった・・・。
そしてボスのもとに進の会社の社長が怒鳴り込んでくる。進はまた承諾していないボスを保証人として勝手に文書を作り会社に提出していた。
保証人の件は敢て伏せて、ボスは進に事情を訊くが、はなから反抗的な態度をとる。しかしそれでもボスは社長にマンションの権利書を預け保証人になることを改めて承諾し、進を連れて現場検証を繰り返す。
シビアで地味な印象がある話ですが、久々のボス主演作でボスのほのかなロマンス、斉藤監督の独特な演出、カーアクションなど見どころがかなりある作品です。
ゲストは翌年同じような役で『大都会partⅡ』にも初期レギュラーとして出演した、佐藤オリエさん。多分今回ゲストでつながった?
進は東映作品ではおなじみ小野川公三郎さん。そのほか原ひさ子さんに増岡弘さんと太陽でもお馴染みになってきた方々がご出演。そして稲垣昭三さん。この方の出汁深い演技が個人的には好きです。

山村「ボスはな、大竹進の保証人であることを認めた!」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/1(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第8話)
サンテレビ1(地上波)

第224話 51.10.29 保証人 (ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:佐藤オリエ
 小野川公三郎
 井上和行 稲垣昭三
 原ひさ子 増岡弘 島田彰 松風はるみ 松島真一 小林文隆
  
脚本 長野洋 小川英

監督 斎藤光正

いきつけのスナック「みほ」を訪れたボスに、店のママ、美穂(佐藤オリエ)が弟、進(小野川公三郎)の保証人になってもらえないかと頼んだ。話によると、進には会社の金を使い込んだ前科があり、その事で就職がままならず、やっと採用された会社の社長は、しっかりした保証人がない限り辞めてもらうと言っている様だ。
話を聞いたボスは、とにかく本人に会いたいとその場を立った。
翌日、新聞を読んだボスは、バスの車内に会社の金五十万円を置き忘れ、という記事に、進の名前を見て、まゆを寄せた。(敬称略、番宣記事ベース)

 ボスは行きつけの料理屋のママに前科(会社の金を使い込み)のある弟の進の勤め先の保証人を頼まれ、ボスは面談をしてからという事で話を付ける。
一方、被害者が居眠りの為50万円置き引き事件が起きる。
その事件、進が被害者だった・・・。
そして一係部屋に進の会社の社長が怒鳴り込んできた。
既に進が自分で勝手に保証人にボスを立てたのだが、ボスはそれを言わず進に事情を訊くが、進はかなり反抗的な態度をとった。
ただ、ボスは進の主張を信じ保証人になったことを承諾した。
ボスは社長にマンションの権利書を預け、ボスは進を「現場検証」に連れ出した。

ボスの直感で進を信じ捜査を開始する一係、シビアで地味目な印象の話ながら、結構カーアクションも盛り込んだ意欲作になっています。
またボスの久々のロマンス的な香りをほのかに感じさせ、さらに久々に太陽のメガフォンをとられる斎藤光正監督の独特な映像と音の構成も楽しめます。

なにより、ボスのでっかい度量が表現された良い話と言っていいと思います。

今回から、ボスは長髪化、ゴリさんのヘルメット化が加速します(^_^;)


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