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「北海道遺産」 三笠市 「奔別炭鉱跡」と周辺の散策

2015-10-02 | 北海道遺産
「空知の炭鉱関連施設と生活文化」が北海道遺産として登録されている。三笠市周辺は北海道の石炭と鉄道、
盆踊りに唄われる『北海盆唄』発祥の地であり、メロンやスイカ・玉ねぎ・梅、炭鉱史跡群、アンモナイト
化石等が有名である。エゾミカサリュウやアンモナイトなど、多くの化石が産出され、2013年には三笠市の
全域が三笠ジオパークに認定された。地名の由来は、明治時代に存在した空知集治監の建物の裏山が奈良の
三笠山に見えることから付いたそうだ。
札幌から富良野・美瑛への通り道で、いつもは通過点ながら、若干、気になる所が点在するのでチェック
してみよう。
「三笠鉄道記念館」もその一つだが、あの頃に栄えた炭鉱史跡群(北海道遺産)も見逃せないので、あまり
目にすることが無いであろうこの近辺を、少し紹介しよう。

奔別(ぽんべつ)炭鉱の立抗跡。1960年建築の見事な立坑で、閉山時に爆発があったらしく、むき出しの
鉄骨に強烈な哀愁を感じる。道内の炭鉱施設跡の中では必見の施設。内部は立ち入り禁止。








まだ人が居住している現存の炭住。






一部では老朽化して荒れ放題




R917沿いの幌内炭鉱立坑跡。10年以上前に坑道が陥没したようだ。


桂沢湖(人造湖)の湖畔。骨が発掘された恐竜のモニュメントがある。






芦別三段滝






旧三井芦別鉄道橋梁+車輌(旧三井芦別鉄道炭山川橋梁)
1989(平成元)年3月に廃線となるまで活躍した。同年、芦別市に寄贈され、鉄道車輌と土木建築物が一体化
する形で展示保存されている。水面からの高さは33m。橋上にはディーゼル機関車DD501+石炭車セキ3000
が残る。2009(平成21)年、国の登録有形文化財。このような展示は春から秋のみで、冬は移動収納保存。








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