北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

2019, 九州路 「日本の夕陽百選 真玉海岸」と、名湯エリアの秘湯が最高!

2019-06-28 | 寄り道旅
以前にも紹介したが、実家から車で数分程走ったところの「日本の夕陽百選 真玉海岸」が、干潮と日の入が重なると縞模様が
一面に浮かび上がり、美しい情景を映し出す。月に数日の対象日には、潮汐表と天気予報とにらめっこで訪れる人が多い。
日没が近づくと、徒歩圏内の”海門温泉”に入浴後の涼み方々「干潟に映る夕陽を見て帰る」もマニアも・・。

たまたま日の入りの時間帯に真玉海岸を通りかかったので立ち寄ってみた。運よく干潮の時間だったので、遠浅の海岸の砂浜
に縞模様が綺麗に浮かび上がり、この世のものとは思えないような美しい情景が浮かび上がった。この素晴らしき超絶景!


潮干狩りの遙か向こうの山は山口県宇部市の辺り・・・。


ちょうど太陽が沈みかかるところ。好天の中潮・大潮の干潮時で日没の前後30分は綺麗な風景が見られる。




少し手前の旧県道沿いある”海門温泉”は温泉マニアの羨望の的である素晴らしい泉質。
「おおっ、しょっぱい!・・」と驚くほどの高濃度の塩化物泉を源泉掛け流しで満喫できる「海門温泉」は温泉通が絶賛
する名湯として、人気が高い。あの夕陽が綺麗な「真玉海岸」まで歩いて数分程度の集落にひっそりとこの施設がある。

もともと数年前に閉館した旅館「海門荘」の宿泊客限定の湯だったが、「この温泉を閉めておくのはもったいない」と
豊後高田市観光まちづくり会社が立ち寄り湯として復活させた。かつての宴会場(15畳)は湯上がりの休憩室として、
温泉客に親しまれている。実家から近いのでよく行くが、有り難いことに今回は貸し切り状態でくつろげた。




「肌にかゆみや擦り傷があるときに入ると、治りが早い気がする。この塩気はやみつきになります」との声も。
折角だから浴室内の泉質や効能書きもカメラに。




浴場は一度に5、6人が入れる内風呂だけで、源泉(40・3度)は海水を上回る塩分濃度で県内トップレベルという。
あやしい茶褐色と日によっては表面に油膜が浮いている膜が泉質の良さを感じさせる珍しい温泉。
「湯冷めしにくい」と評判で、遠方から訪れる常連もいるという。

国東半島には、その山里に湧き出る6ヶ所の極上の湯がある「くにさき六郷温泉」。日替り源泉入浴が可能だ。


翌日に出向いたのが、「ほうらいの里 仙人湯」。山の中のログハウス造でまさに野趣あふれる秘湯。
入ってすぐの場所には畳敷きの休憩所もあって湯上りにはほっと一息。 大浴場も脱衣所から内湯とふんだんに木が
使われて、初めに目を引いたのが浴室内の大きな柱。そしてその先端を中心に傘のように広がった形の屋根もグー。
露天風呂は岩風呂で自然と一体感のある和風の感じ。静かでのんびりと、手足を伸ばして温泉の心地よさを堪能。










また貸し切り状態でくつろげた。薄い緑色の透明で、炭酸水素イオンが高い湯上がりサッパリ感覚の源泉かけ流し。
また来年の帰省時が楽しみダ。・・・これで九州寄り道風来旅は来春まで一休み。

2019, 九州路 「嵐」の聖地 宮地獄神社と神道「光の道」

2019-06-21 | 寄り道旅
福岡県若宮市山間部の温泉ホテルから北部海岸の福津市にあるイチ押しの「宮地獄神社」を紹介され、予定外ながら
行ってみることになり、片道1時間のドライブに出た。到着してみてわかったが、この風景は「嵐」が出演する
JALのCMで話題になった福岡県福津市の宮地嶽神社で、玄界灘に向かって延びる参道の先にある相島に夕陽が沈み、
光り輝く道となる一直線の「光の道」・・奇跡的な光景が見られる神社として話題のパワースポット。
嵐ファンの間では「聖地」として有名になっているとか?

コレは参道てっぺんにある「光の道」出現の大きなポスター。


「光の道」をひと目見ようと全国からの人たち(資料より)


昼間の参道はこのような景色になっている


さっそく参道を上がって行くと






嵐が植樹した樹が境内にあった




この宮地獄神社には日本一のモノが3つも揃っている。
日本一の大注連縄は、重量五トン・長さ13.5m・直径2.5m・・デカイ。


連縄の中にお賽銭が挟み込まれてあった


階段を登りきった広場にあるのが、大鈴と大太鼓。大鈴は銅製で重さが450kg。
昭和35年までは大注連縄とともに拝殿に飾られていたそう。


大太鼓は直径2.2mで、すべて国内より調達した材料で作った太鼓としては日本一のサイズ


なだらかでサクラが満開の坂道を散策しながら帰路につく。

2019, 九州路 「福岡の奥座敷 脇田温泉の春」

2019-06-14 | 寄り道旅
脇田温泉は福岡市から小一時間の老舗温泉、札幌で例えれば定山渓温泉ほどの気軽さで行ける福岡の奥座敷。

秀麗な犬鳴山系のふもと脇田温泉は、元禄十六年「筑前続風土記」にも記された温泉とある。
犬鳴川のほとりの「楠水閣」は高級感が漂う落ち着いた雰囲気の和風ホテルで、廊下はすべて畳敷き。
前庭では歴史ある落ち着いた雰囲気がむかえてくれた。






この温泉の老舗「湯めぐりの宿 楠水閣」は 館内大浴場の他、敷地高台にある露天風呂へは、ホテル玄関から専用の
送迎バスで、帰りは夕涼みがてらホテル横を流れる犬鳴川にかかる専用の赤い橋を渡って戻る散歩道。
画像の左上の専用露天風呂「湯乃禅の里」では男女合わせて10種類のお湯がお楽しみ。










たくさんの風呂の中には”朝寝、朝酒、朝湯”が大好きな小原庄助の湯もあった。カメラ持込み不可にて資料より。


季節柄、赤い橋には鯉のぼりが泳いで犬鳴川をのぼる。


研修中のかわいい笑顔のマスコット的な博多美人の仲居さんがついた。

2019, 九州路 日本三大修験山「英彦山(ひこさん)神宮」へ

2019-06-07 | 寄り道旅
親戚と一緒に福岡の奥座敷と云われる「脇田温泉」に行く道すがら、途中で英彦山神宮に寄り道することに・・・。

日本三彦山・・弥彦山(新潟県)・雪彦山(兵庫県)とともにに数えられる英彦山は、日本百景・日本二百名山の一つ。
標高1199mの英彦山は、羽黒山、熊野大峰山とともに日本三大修験山のひとつとされるそうだ。

たまたま豊前市の辺りでカーナビに「英彦山」を設定したら、三つの山越え道を行くどエライ羽目になった。
カーナビには何種類かのルートも選べるが、無造作に押した場合、直線距離の一番近い道路選定する機能がある。
事情の知らない九州内ではカーナビが頼りなのに、”ポツンと一軒家”の取材班のように、何度か山ン中の細く険しい
林道を走らされた(゚_゚)。目的地に着きホットしていると、ほとんどがすぐ近くに国道や県道が走っていた・・・愕然(-_-;)。
オレは文明の利器がきらいダッ👺

でも、このスロープカーには助かった!








スロープカーの色付きガラス越しなので、青みがかかってるが、なかなか良い景色が広がる。「神駅」まで行く。


「英彦山神宮奉幣殿」修験道時代の霊仙寺の大講堂。1616年小倉藩主細川越中忠興によって再建されたもの。
桃山建築様式で、現在国の重要文化財。




本来の参道はコレ。入口の「銅鳥居」から「英彦山神宮」まで2㎞の階段参道ひたすら登ると、ここに着く・・!
今はスロープカーがあるが、一昔前は・・・この階段参道が立ちはだかる・・。


1188mの上宮へ行くには、下宮のここから更に数百段の階段を登ること1時間35分とある。


修行したつもりで??早々にスロープカーで退散!


スロープカー発着駅の「花駅」に隣接のギャラリー「山伏文化財室」の展示物

2019, 九州路 「石橋とワインの町、院内の見どころ」

2019-05-31 | 寄り道旅
縁起が良い「白いイノシシ」のいる八幡宮の帰り道、宇佐市や豊後高田市に向かって、曲がりくねった田舎の山道を
進むと、見覚えがある場所が目に入った。すでに過去に何度か通っていた特徴あるド田舎風景。
「マチュピチュ」に何処か似ていると云われる「宇佐のマチュピチュ」・・・。
あいにく中国からの黄砂に覆われてドンヨリと曇って天候には恵まれなかったが、道沿いに展望台が出来ていたので、
初めて最上段に上がってみたが・・・山の麓のサクラが黄砂で霞んで見える・・・
別子銅山跡の「東洋のマチュピチュ」が一歩抜きん出ていた!!


黄砂が無ければこんな感じの「和チュピチュ」風景?。


資料によると、大分県は全国で最も石橋が多い地域だが、中でもこの宇佐市院内町には75基もの石橋が
残されていて、「石橋めぐり」も人気で、アーチ橋(めがね橋)は64基と日本一を誇っている。
この地域に石橋が多い理由は、一つは院内町の地形は深い渓谷を形成しており、その流れも急であるため、
住民は頑丈で流されない石橋を必要としたこと。
二つ目は石橋作りに必要な材質となる石が豊富に採石できたこと。
そしてもう一つは、生活に必要不可欠な棚田や石垣等を組む技術を持った優れた石工が多かったこと。
中でも『石橋王』と呼ばれる石工の名棟梁・松田新之助は、関西でアーチ橋設計の技術を学び、明治30年に
帰郷してからは「鳥居橋」など代表的な14基の石橋を手がけ、うち、11基が現存している。
その他にも、安心院町や本耶馬溪町にも彼が手がけた石橋が残っている。建設途中に崩壊した「富士見橋」を、
名工の意地と信念で私財をなげうって完成させたという感動的なエピソードもある。
これがエピソードの主役、橋の上から豊後富士(由布岳)を望める「富士見橋」(資料より)。


全部は周れないが、道すがら立ち寄った文化財の指定・登録を受けた「分寺橋」。道端の展望公園 駐車場から




3連の石橋で、皇居の2重橋の小型という感じ。タイミングによっては綺麗な眼鏡橋になっている。(資料より)


北海道の糠平湖に架かっていた「タウシュベツ橋梁」とは違った素晴らしさがある。

また、「安心院ワイン」で知られるようにワイン造りが盛んな町。宇佐市は我が豊後高田市の隣町、ワインといい、
焼酎(いいちこ・二階堂・吉四六)といい、大吟醸酒(秘宝)といい、呑兵衛にはタマラン!燻製作りに合う町だ!
ちなみに、毎年7~10日間は滞在するので、燻製作りの道具類一式は揃えて実家に置いてあるのでいつでもOKダ😋

2019, 春の九州路 珍獣?「神の使い?白いイノシシがいた」

2019-05-24 | 寄り道旅
今年の年始早々にTVで何度か放映された「今年の干支、白いイノシシ」が九州の玖珠にいるとの情報があったので、
この春の九州訪問の際には、是非とも現物を拝見して見たく、由布院を通り越し、隣町の玖珠町に走った。
近くには8年ほど前に訪れた豊後森駅に九州最大の「旧豊後森機関庫」がミュージアム化して残っている。

先ずは主役の顔見せ対面から・・・確かに白い!!




田舎道や山道を”ポツンと一軒家”の取材班風に走るとやがて、深い森の中に鎮座する「宝八幡宮」にたどり着く。






階段上がって左奥。周囲に獣臭が漂う中、この中に大事に保護されていた。


汚れが無ければ白さが際立つであろう? 決して豚ではありません!






偶然にも合計2頭を捕獲し、過去2回五つ子(全て白)が産まれ、更に三つ子が産まれたとか。現在では5頭が飼われている。
全国でも数ヶ所で見つかっているらしいが、こんなに白猪がいる所はここだけかも?
生物学的にも珍しい白いイノシシ。珍百景にも取り上げられた珍獣。パワースポットとしても知られているとか。
亥年も半ばにさしかかったがこれで現物拝観ができ、お賽銭も弾んだし、後半には良いことがあればイイナ~・・。

2019, 春の九洲路 春爛漫!「桜の穴場!並石ダム~国東へ」

2019-05-17 | 寄り道旅
今年も無事に帰り着き、今回の最大の目的だった義母の様子伺い・お見舞いも済まし、ぽっかり空いた時間を、
国東半島内陸部を寄り道しながら帰路につくことに。
「道の駅くにさき」に向かって、両子山の山麓道を通過点のつもりで通ったところ、開けた空間の下にあった
「並石ダム」の周囲に咲く桜や珍しい山の風景を見て、付近の綺麗さにビックリ!
早速、ご案内しよう。これも余計な説明はいらないが、山に空いた「穴」は修行の場だったようだ。






のどかな山里、田舎の風景に水車と桜の組み合わせがなんとも・・・よく似合う。


















国東に向かう途中、近くの畑では菜の花が満開であった


大分空港に近い”道の駅くにさき”で丁度昼時になり、素朴な地元料理「だご汁」をいただく。


”道の駅くにさき”裏の海岸に出ると、記憶によみがえってきたのが、プリッとして格好いい「お尻岩」!
遠くに見える小さな黒津崎海岸に転がるあの岩の中に、向こう側を向いて混じっているハズ。


数年前に行った際のカッコイイ尻画像を再掲載。




昼の休憩も終り、時間にも余裕があるので、高速道路で玖珠まで一ッ走りして、今回の寄り道旅での目的の一つ、
今年の干支である突然変異の珍獣「白いイノシシ?」を参拝しに行こうと思う。イザ行かん!

2019, 春の瀬戸内路 春爛漫!「桜満開の松山城から九州へ」

2019-05-10 | 寄り道旅
先般の桜満開松山城のきれいな写真が多すぎて、収まりきれなかったので「第二弾」として、追加の「城」と「桜」を
UPしてみた。
北海道もGWは愛媛の桜満開につづき1ヶ月遅れの花盛りだったのも、今日は稚内・根室へ花を咲かせに飛んでいった。
小生にとっては尾道、道後・松山、九州、と今年四度目の春爛漫を満喫。・・では、松山城内散策第二弾を開始!
これも説明なしで「城」と「桜」を満喫して下さい。


































素晴らしい春爛漫の愛媛県に別れを告げ、八幡浜港からフェリーで長~い鼻先の佐田岬を右手に並行して走り、
別府に上陸し九州inする。八幡浜港沖で別府からのフェリーと行き交いながら2時間50分の休息を満喫。



2019, 春の瀬戸内路 春爛漫!「桜満開の松山城編第一弾」

2019-05-03 | 寄り道旅
北海道にも、ようやく桜前線が訪れ、もう過ぎ去った本州並の桜の饗宴が始まったおかげで、この一ヶ月間は
小生にとって頭の中まで桜色に染まった?。この先半月後辺りには八重桜が咲き誇り、さらに周りで桜が散って
しまうと、我家の庭にただ1本の「ハナカイドウ」が満開の花を咲かせるので、また、トドメの花見宴会を!

今が春の旬!ちょうど満開の桜が城内の方々で咲き誇っていた。「桜」と「城」は至高なる日本のロケーション!
前夜の道後温泉から見えた、丘の上に建つ「松山城」に、予定通りに立ち寄った。
松山城には4ヶ所の登城道があるが、東雲口にはロープウェイ・リフトがあり、中腹の長者ヶ平で降りて本丸まで
満開の桜を愛でながら、老体の足腰に負担が及ばぬようにゆっくり散策。
北海道には無い大規模なロケーションに大満足!しばらくは城内の桜に酔いしれてみよう。説明はいらない。






























この美しさを堪能できたかな?次回は松山城編第二弾を掲載。
全国的には桜前線はすでに通り過ぎようとしているが・・・ここの春爛漫はまだ続く🌸

2019, 春の瀬戸内路 「しまなみ海道から東洋のマチュピチュ 別子銅山へ」

2019-04-19 | 寄り道旅
別子銅山は1690年(元禄3年)に発見され、翌1691年に開坑、以来、1973年(昭和48年)に閉山するまで、江戸・明治・
大正・昭和の4時代283年にわたり、開坑から閉山まで一貫して住友が経営。最盛期には5,000人もの人がいたそうだ。
住友グループを生み出した銅山師・銅商として台頭した泉屋(住友)の歴史があった。



道の駅マイントピア別子の端出場ゾーン。 別子銅山へは県道47号線から山道を標高750mまで登って行く。


旧水力発電所(登録有形文化財)


ループ式の県道や狭い山道の所々で離合ができる場所もあり、険しい山道ながら普通自動車なら到達可能。
道の駅マイントピア別子から東平(とうなる)ゾーンへは約20分。




標高750mようやく採掘本部跡に到着。近代の歴史を感じる建造物は一見の価値あり。




各方面から運ばれてきた鉱石を一時的に保管していた東平貯鉱庫跡。左上最上部の展望台・駐車場から一望。






赤レンガ造りの東平索道停車場跡。


東平の電車乗り場から集落をつなぐ短いトンネル(坑道=間符=マンプ)。


第三通洞。1795mの主要運搬坑道。S13年からは8人乗りのかご電車にも提供されていたとある。


かって物資を運んでいた軌道インクライン跡、現在は遊歩道として220段の長大階段に整備されている。


(参考画像)






(参考画像)本家のマチュピチュ


銅山跡施設は山奥に取り残されたある意味廃墟のような雰囲気ながらも、その巨大さとロケーションとで、
ロマンにあふれていた.