北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

熊本県 空を渡る水の石橋 『通潤橋』(重要文化財)

2015-04-14 | 熊本県
熊本市から南東(高千穂方向)へ車で小一時間も走ると、熊本県上益城郡山都町長原に、完成から約150年経った日本最大の石造りアーチ水路橋で、「水の郷百選」「日本の音風景百選」にも選ばれた水の渡る石橋「通潤橋(重要文化財)」があり、珍しい放水を見ることができる。本来、通水管に詰まった堆積物を取り除くために行なわれるが、今年から5/10までの週末、土・日曜日・祝祭日の午後1時に観光用に放水を見ることができるが、以後、7/24までは、水田かんがい用の為、田植えや水不足の時期には放水を中止。道の駅からも見ることができる。

道の駅「山都町 虹の通潤館」からの、放水時の眺め。


放水前の、穏やかなシーン。橋の中の通水管を脈々と水が通っている。


取水口横にある「ソロバン滝」。水路の上と川べりをつなぐ山道がある。


水路はこちら側から対岸に3本通っており、石をくりぬいて並べて継ぎ目を漆喰(しっくい)で固め防水している。


水路橋の真ん中にある排水口。橋高21.43mから川面を覗くとこんな景色。


開栓の担当さんが登場


ギャラリーが水の吹き出しを待ち構える


放水の瞬間が撮れた!


迫力満点!一気に放水開始。




続いて向う側の吹き出しの瞬間!


これでめでたし!豪快に全開状態!!放水時間は20~30分間程。








対岸に回り込んで



熊本県 「名城 熊本城(銀杏城)VoL2」

2015-04-11 | 熊本県
熊本城が広大で一度の掲載に収まらず、2回目になりました。小生も熊本城だけは2回の来城を数えます。何度見ても飽きが来ない素晴らしいお城です。今回は裏側の門から天守閣に向かって入城してみました。いろいろなアングルで楽しんでみよう。


日本一長い塀建築である242mもの長塀。これも重要文化財




















大天守閣(右)は3層6階地下1階で高さ約30m、小天守閣(左)は2層4階で高さ約19m。






天守台の石垣は下は30度程で緩やかであるが、上端では75度の絶壁となっている「武者返し」となっている。


小天守閣上層






大天守閣から宇土櫓を望む。約20mの高石垣の上に建つ5階地下1階の櫓。大小天守閣と異なり創建当時から残るもので、第3の天守閣の位置付けにあるとも言える。




本丸東方より眺め。大天守閣(左)と小天守閣。2つはつながった連立天守閣となっている。


昭和35年に天守閣とともに製作された鯱。左は大天守閣用で高さ155cm、右は小天守閣用で高さ130cm。

熊本県 「名城 熊本城(銀杏城)VoL1」

2015-04-07 | 熊本県
日本三名城の一つで熊本の象徴、熊本城。加藤清正が優れた土木・築城技術を発揮してほぼ現在の形を完成させた。城郭周囲は5.3kmにおよび、面積は98万㎡。象徴の連立式大天守閣、小天守閣ほか、名称はよくわからないが多数の櫓、櫓門、城門を備えた堂々たる城。我通りすがりの素人カメラマンが撮った中で、美景が多いので2回に分けて掲載しよう。今回は写真の画素が荒く、仕上がりが悪いのでご勘弁を・・・

雨のGW渋滞の中、ようやく間近に熊本城が見えた


加藤清正像


櫨方門(はぜかたもん)からの入城












武者返し 二様の石垣は、加藤清正時代の高配の緩やかな石垣(右側)と、細川時代の高配の急な石垣(左側)が一度に見れる所








天守閣と小天守








内部建築様式の再現





熊本県 「噴火規制前の阿蘇山火口付近」

2015-04-04 | 熊本県
久し振りに、桜前線が通り過ぎた九州に飛びました!今回からは阿蘇山を回ってみたいと思いますが、もちろん某年GWでの蔵出しショットです。現在、阿蘇山中岳火口は昨年の噴火により、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)に引上げられており、火口周辺1km以内は立入禁止。規制前に行った際の写真です。

途中の風景「秋川橋」


長者原温泉でのひとこま




カルデラの村を一望できる「大観峰」の石標


大荒れの天気の中で、雲の中から・・・が、


翌日の晴天時に同じ場所からの絶景。向うの山並みが「涅槃像」に見える。これが大観峰の絶景。


GW真っ最中で、中岳料金所前、山の上での大渋滞!


眼前で噴火口が見える。


避難用トーチカ群が火口周囲にたくさんある




中岳噴火口。






草千里のパノラマ 馬に乗って周回することもできる。左側奥の噴煙は中岳の火口からの噴煙。




米塚。小さな火口丘の跡で山の下から頂上までは約100m程。 頂上には直径約100m、深さ20m程度の火口跡が「くぼみ」として残っている。しかし、登山は禁止。