北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

寄り道旅 伊勢志摩 「伊勢神宮 内宮(皇大神宮)」

2015-06-30 | 中部地方
通常「お伊勢参り」は外宮と内宮の二つを回ることとされている。伊勢神宮は歴史と伝統を持ち、近年ではパワースポットとして人気が高まっているが、正式名所は『皇大神宮』。2000年以上前の第十一代垂仁天皇の時代に鎮座されて、神宮全125社の最高峰。内宮に祀られている天照大御神様は、日本全国に祀られている八百万の神の中でも最も尊い神様で、日本人の総氏神様である。


まずは、おかげ横丁を横目で見ながら、宇治橋からはじまる。 内宮の玄関として五十鈴川に架かる美しい檜造りの総木造の反り橋。鳥居を通る時は、一礼を忘れずに。参道では基本中央を歩くのはタブーで、中央は神様の通る道とされている。








あいにくの雨の中、宇治橋から5分ぐらい歩くと五十鈴川の川岸にある御手洗場に着く。五十鈴川で手を洗い清めるのが、昔からの参拝方法。御手洗場から少し歩くと神楽殿があり、ここでお守りやお札などを購入できる。大きな能舞台があり、神楽が行われる。
小生達の団体も予約にて神楽を見ることができたが、撮影禁止。外観だけでも見ていただこう。














さらに奥の参道突き当りにある石段を登ると、内宮の御正宮がある。五重の板垣の先に八百万の神の中で最も尊く、日本人の総氏神様の天照大御神様がお祀りされている。写真やビデオ撮影ができるのは、階段の下までなのでご注意!


宇治橋を戻り、右手には「おはらい町」「おかげ横丁」がある。お土産屋さんが軒を連ね、有名な「赤福本店」もある。







寄り道旅 伊勢神宮 外宮と 「英虞湾の美景とサミット開催決定」

2015-06-27 | 中部地方
実は、京都に行く前の5月14日PMと15日AMは伊勢志摩を巡っていた。新千歳から直行便で中部国際空港(セントレア)へ→貸切バスで伊勢神宮外宮・内宮を参拝し、二見ヶ浦の夫婦岩に立ち寄り志摩に一泊。翌15日は貸切バスで京都に向かって、その後は先の京都編の通り。
つい先日のニュースで、来年の5月26日と27日に、英虞(あご)湾に浮かぶ賢島(かしこじま)での伊勢志摩サミット開催が決まったそうで、急遽、発表の記憶が残っているうちに・・と、厳かなる美景案内の時期を早めた次第。
険しいリアス式海岸の海に囲まれ、島に渡れる橋が2本という警備のしやすさと、伊勢神宮や熊野古道からの伝統文化の発信をアピールするようである。

これは、中部国際空港に向かう途中、長野県上空あたりで機内から富士山を写した。(上空で飛行中にベルト使用ランプが消えている間は、カメラのシャッターはOKと、注意項目に書いてあった。)


望遠富士


宿泊先の伊勢志摩ロイヤルホテルと窓からの眺望。


的矢湾に架かるパールロード奥志摩ライン(128号線)の赤い橋。賢島へはまだ数十キロの距離がある。




伊勢神宮外宮(豊受大神宮)の表参道 火除橋(ひよけばし))
外宮から順にお詣りするのが正式な参拝方法。右側通行で橋を渡る。




清盛楠 かつてこのクスノキの枝が平清盛の冠に触れたため枝を切られた、という逸話が残る。


せんぐう館と舞台。勾玉池では5・6月に花菖蒲が美しいそうです。


外宮神楽殿




豊受大神宮(外宮)を横から。


豊受大神宮(外宮)正殿御屋根


豊受大神宮 御正宮(ごしょうぐう)絹でできた純白のとばりの前で、「二拝二拍手一拝」が作法。


この奥は撮影禁止にてここまで!



マイ道楽 「牛タンの赤ワイン浸け燻製に初挑戦」

2015-06-23 | 気ままなモクモク工房
札幌市内で老舗の肉屋さんで、生肉からのベーコン作り用の豚バラ2㌔と、すすめられるがままに良質な牛タンブロックを購入した。牛タンの燻製は未経験ながら一度はチャレンジしてみたかったので、意を決してみた!
物の本の通り、準備として、1㌔の肉に対して①天然塩70g、②三温糖30g、③スパイスのセージとパセリを少々、④オールスパイス10振り、⑤六黒コショウと白コショウを大さじ各2、⑥ニンニク(粗挽きガーリックも可)とショウガ(無くても可)のすりおろしを各小さじ1杯、⑦赤ワイン300CC、を用意。
①~⑤を肉への擦り込み用に混ぜ合わせておきます。画像の焼酎は消毒用?に用意した。




■血抜き;牛タンを流水で表面の血を洗い流し、全体に塩のみを擦り込み、血の染み出しを促し一時間程冷蔵庫で置いた後、水できれいに洗い流す。結構な量の血が出た。


■漬け込み;牛タンを冷蔵庫から出しホワイトリカー(焼酎)で消毒し、フォークかミートテンダーライザーで肉に穴をあける。(これは同時進行制作中の豚バラブロックの穴あけ中画像、牛タンも要領は同じ。) 


■スパイスを擦り込んだ後、ジップロックに入れて⑥⑦を入れ軽くもみ、空気を抜いて封をする。期間は10日間。時々揉んであげると、開けた穴からスパイス等が肉に染み込んで美味しく仕上がります。




■10日後、流水で3時間ほど塩抜きをする。(画像は、一緒に制作中の豚バラベーコンと同時進行の流水塩抜き中)


■塩抜きが終わったらホワイトリカー(焼酎)で消毒し、キッチンペーパーで水分をよく拭き取った後、ピチットシートに包んで、半日程度冷蔵庫へ。


■牛タンをジップロックに入れて空気を抜き、大きな鍋に75℃のお湯で1時間半ボイル(温度は温度計を使用して厳密に管理)する。終わったら流水で30分程冷ます。肉汁が結構出ているのでまんべんなくからめ、十分に冷めたら一時間程度、風にさらして風乾。牛タンをスモーカーに吊るして燻煙開始。


■チップはサクラ+ピートの混合とヒッコリー+ピートの混合を交代で70℃で3時間温燻を完了した。


■さらに、中まで熱を通すためにチップなしで2時間の温熱乾燥。


■落ち着いたら冷蔵庫で半日以上ねかせた後、切り分けて真空パックして完成、冷凍庫へ。2週間ほど寝かせると美味しいらしい。(薄切りで食べると良いそう)


他にも同時進行分の完成品の風乾を、干し網の中で行っている。完成品は、おすそ分けと冷凍保存に仕分けられる。




上段左から、半熟燻製たまご・プロセスチーズ・裂けるチーズ、中段は豚バラベーコンのはちみつ味噌味・塩麹味・深海天然塩スパイス混合味。下段は左が牛タンの赤ワイン浸け・ピスタチオの燻製。酒とのコラボが楽しみ!!(よう やるわィ!!)

マイ道楽 新作 「亀甲殻割れ模様の燻製たまご 」

2015-06-20 | 気ままなモクモク工房
いつも我家の酒の肴と夕食のテーブルに加わり、最近凝っている「半熟 燻製たまご+オリーブオイル(EV)はけ塗り」の評判が良く、リピートの声が多くなり、ついつい造りすぎて10個程を-50℃の急速冷凍をしてみたが、まだ、未解凍試食。どんな食感かナ?近日中に試食予定。
白老マザーズ卵も未処理在庫ができたので、賞味期限前に・・と、思い付きで試作してみたのがコレ。剥いた白身に殻割れ亀甲模様を燻煙で表現したくて、結果、殻つきのまま薄い膜付きでだし汁に浸け込んだので白身への浸透が悪く薄味に・・。しかも薄い膜越しに煙で割れ模様を付けるので、温燻での時間が長く、黄身が思ったより少し堅めに仕上がった。
これを、「ゆで卵には塩で・・」とばかり、ヒマラヤ産ピンク岩塩、ハーブ入り岩塩アルペンザルツ、ハウス香りソルトの4種ペパーミックス、イタリアンハーブミックス等で味の違いを楽しんでみた。それぞれがボーノ・ボーノ!!
ハイボールや水割りとの相性もGOO!たまごの燻製も奥が深い!

完成品はコレ。


やってみたのは、半熟卵の作り方の通りに、沸騰した湯に8分間茹で一気に水で冷却し、卵の殻にまんべんなくヒビ割れを作り、そのまま15分以上冷やす。


ヒビ割れ状態で水冷却完了。


ジップロックに白だし:水を1:2+醤油を大さじ2杯程度を入れ、出し汁を作り殻つきのまま一晩浸け込む。




ジップロックから出し、キッチンペーパーで水分を拭き取り1時間程度風乾して、スモーカーに色付きが良いナラorブナを一握り+コーヒー豆粗挽きを混ぜて、黄身が固まらない50℃~60℃くらいの温度で15分ほど温燻。


防虫網の中で半日くらい風乾して落ち着かせる。殻の割れ目から白身に煙が染み込んでいる。


風乾後、慎重に殻を剥くと、見事に亀甲模様に染まった白身が現れた。黄身は少し固ゆでだった。熱が高すぎたようだ。


これを、最初の写真のように、スパイスミルで挽いたヒマラヤ産ピンク岩塩やハーブ入り岩塩アルペンザルツ、ハウス香りソルトの4種ペパーミックス・イタリアンハーブミックス等で食してみたが、やはり旨い!大成功!!レパートリーが一つ増えた。

マイ道楽 「燻製小道具が仲間入り 」

2015-06-16 | 気ままなモクモク工房
しばらくの間、京都案内にのめり込んでいるとすっかり燻製道楽から遠ざかってしまった・・。反省!
でも、その間は毎週のようにモクモク工房で、相変わらず「酒の肴」作りに励んでいた!いろいろな食材にチャレンジしたり、過去のメニューに一手間や香味材料に変化を加え、「初めての味を追求?」したり、一段と美味に変化したりを楽しんでみた。
新しく熱燻用スモーカーも更に増えてしまった。Amazon で、ベルモント H-027 鉄製燻製鍋27cmを!イザ使ってみると非常に使い易くて、これからのメインスモーカーになりそう。
チップを燻す受け皿が付いており、蓋が高く煙が程よく充満して美味しく出来上がります。


たまに傷なのが、蓋の取っ手が鉄製なので素手で握るとやけどをした経験から、針金ハンガーを改造してアームを作った。
非常に重宝してます(大発明??)。


もう一つ!冷燻や温燻用に、長時間の燻し専用にコンパクトなスモーカーがコレ。


気ままなモクモク工房の中は、このような配置になってます。車をカーポート下に追い出した!


車を少し前に出して目隠し代わりに、ガレージ内とカーポートの下で燻煙中。排煙の流れが非常にGOOD!雨天・荒天・積雪・吹雪にもOK!


作ったものが皆同じように見えて、味付けの判別が混乱状態なので、小口に分けてラップに包みフリーザーパックに入れておける様、ラベル用紙で内容を表示して冷蔵・冷凍することにした。解凍の際も小口解凍できて結果OK!ついでにピチットシート業務用も。







香ばしさをもっと!・・と、ピートモスも。


スパイス・岩塩専用のスパイスミルを見つけました!手の痛さから解放されます。


さっそく、粒黒コショウをミルしてみた。GOO・・


只今、豚バラベーコンと牛タンの赤ワイン漬け燻製に向けて、ピチットシートに包んで仕込み中。

寄り道旅 京都 世界文化遺産 「二条城」

2015-06-13 | 関西編
京都見物も、そろそろ疲れてきた?ので、勝手ながら、この「二条城」の案内で、京都を離れて一休みとしましょう。
二条城のある場所は、かつて平安京の大内裏だった位置の南東端と、そこから南にあった神泉苑という、天皇の庭園の跡にまたがる位置にあり、徳川家康が京にいる間の宿として作ったのが京都の二条城。徳川家康が征夷大将軍に任命された将軍宣下と、江戸幕府の終わりを告げる大政奉還が発表された場所でもある。・・と、公式資料に書いてある。その昔、ここは修学旅行で立ち寄ったハズが、なかなかよみがえってこなく、むしろ、新鮮さが目に映る。





























現在の本丸御殿は、旧桂宮邸御殿を京都御苑今出川御門内から、明治26年から1年かけて移築したもので、京都御所にあった当時は、第14代将軍家茂の正室であった皇女和宮が1年8ヶ月暮らしていたという邸宅でもある。









寄り道旅 京都 世界文化遺産 「清水寺」

2015-06-09 | 関西編
清水寺(きよみずでら)は、京都東山の音羽山の中腹に建つ歴史ある寺院で、創建は平安京遷都よりも古く778年に開山されたと伝えられている。清水寺は始め「北観音寺」と呼ばれていたが、境内にわき出る清水が観音信仰の黄金延命水として神聖化されて、一般にも清めの水として「清水」が知られるようになり、後に名称を「清水寺」に改められたそう。そんな清水寺の由来となった清水が、現在でも「音羽の滝」の名水として、親しまれている。 三筋の水それぞれにご利益が伝わっていて、滝に向かって左が学問成就、真ん中が恋愛成就、右が延命長寿の水。どれかひとつだけ選んで、一口だけ口にするのが正しい作法なのだとか。いくつも選ぶと、どの願い事も叶わなくなってしまう。何口も飲むとそのご利益は、2分の1、3分の1になるとも‥‥。何事も欲張ってはいけないですよ、という戒めがこめられているようです。清水寺を訪れる観光客は、年間で400万人を超えるそう。



長い五条坂や清水坂を登り、たどり着いた最初に目にするのが仁王門


境内案内図


三重塔






清水寺の一番の見所は「清水の舞台」で有名な本堂。崖下からの高さは18mあり、舞台からは京都市内が一望できる。清水寺のご本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩」。十一のお顔と千の手、千の眼をもった観音さま。

清水の舞台から京都市内遠望




これぞ見慣れた清水寺の美景






この「清水の舞台」、釘を一本も使わずに建てられていることは、よく知られている話。高さはビル4階に相当する約12mある。
「懸造り(かけづくり)」という技法で組まれた欅の支柱は、見るからに頑丈堅固そのもの。本堂の再建当時の柱組みをいまに残す
貴重な工法。











H13.11.28の紅葉時 (古い35万画素の画像が悪くてご勘弁!)





寄り道旅 京都 世界文化遺産 「三十三間堂」

2015-06-05 | 関西編
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は京都市東山区にある仏堂。建物の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)で、妙法院の境外仏堂。元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂で、本尊は千手観音。堂内中央にこの丈六坐像の本尊をまつり、左右の内陣にはそれぞれ十段の階段に50体ずつの千手観音立像、計千体が並ぶ。本堂(国宝に指定)の柱の間数が33あるので三十三間堂と呼ばれるようになったそうで、観音像のなかには、必ず会いたい人が見つかると言われている。1001体の千手観音の中に、1体だけ「口を開けて笑っている観音様」がいるらしい?
また、ここ三十三間堂では毎年「通し矢」という行事が行われている。一昼夜に南端から北端に射通した矢の数を競うもので、江戸時代に弓道者たちが百二十メートルも離れた的を射抜く本数を競ったもので、優勝者には「天下一」の称号が与えられた。ちなみにこれまでの最高記録は一回に八一三三!・・とか?





収まり切れないので、パノラマ撮影をすると真ん中が膨らむ。


正面左側


正面右側


内部は撮影禁止にて、この写真のみ別途公式HPの写真を借用しました。










裏側に廻って



寄り道旅 京都 世界文化遺産「龍安寺の石庭」

2015-06-02 | 関西編
龍安寺は、枯山水の方丈庭園(史跡・特別名勝)で有名。南側には広大な鏡容池(きょうようち)があり、周囲は回遊式庭園になっていて年間を通じて四季それぞれの花を楽しめる(国の名勝)。境内北側には庫裡、方丈(本堂ともいう)、仏殿などが建ち、これらの西側には「西の庭」がある。西の庭には開基細川勝元の木像を祀る細川廟がある。有名な石庭は方丈南側にある。なお、寺の背後には第66代一条天皇を含め5人の天皇の陵墓がある。その昔、鏡容池はオシドリの名所として知られ、今日有名な石庭よりも、池を中心とした池泉回遊式庭園の方が有名であった・・・とある。
石庭は、どの位置から眺めても必ずどこかの1つの石が見えないように配置されているそうだ。

幸運のタクシー・・京都の三つ葉クローバー、某タクシー会社の所有車1400台余の内、四つ葉クローバーは4台しかなく、出会うと幸運が訪れるという・・。乗車すると「記念乗車証」をもらえる。流し専門のタクシーだそうで、この龍安寺駐車場で見つけた。良いことがありそう!


国の名勝、鏡容池(きょうようち)