北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

北海道 札幌市 「雪の白に朱と赤」

2014-12-30 | 北海道
年末の大雪に見舞われ天気も少し落ち着いた頃に、たまたま札幌伏見稲荷神社の前を通りかかった。雪の中に朱色の鳥居が並んでいるコントラストが良かったので思わずパチリ。我が家の初もうでは商売繁盛を願い、毎年ここへ参拝に来ています!北海道神宮と違い混雑していなくて、上の社務所横には車を横付けで数十歩の距離に拝殿があり、商売の神様がいつも微笑んでくれているようです。明日からは新年、気持ちを新たに迎えよう。













振り返ると木立の間から札幌の街並みが見える

鳥居の最上部から帰路に


藻岩山原生林近くの道路際に、真っ赤な「ななかまど」の実が、幹に残った真っ白の雪とは対照的に、一際目立っていて思わずシャッターを押してみました。白ばかりが目立つ真冬に、茶の枝に付いた真っ赤な実の鮮やかさが、インパクトありです。









北海道 札幌市 「幻想的なステンドグラス」

2014-12-26 | 札幌
久々の大荒れな天気の中、よりによって12月24日Xマスイブの日。二ヶ月ぶりの市立札幌病院の予約診療日にて循環器内科に出向き、CTスキャンを撮った。結果は異常なかったものの、朝10:00~夕4:00までの一日がかり!いつ呼ばれるかもしれず、あまりウロウロできない。結果的に本日は、昼食抜きのダイエット日に・・・。
そんな中、待ち時間の間に看護師さんから「22日に別棟連絡廊下に綺麗なステンドグラスがオープンした!」との情報が・・・・それがコレ!。今までの同類の物と比べ格段に素晴らしく、和める。ステンドグラス越しに外の雪景色が透けて見えるのもイイ!壁にプレートがあるところをみると常設らしい。思わず先駆けて公開しなければ!

ここが市立札幌病院の正面玄関

駐車場の前に別棟が完成した

この2階廊下部分の窓に、幻想的なステンドグラスはめ込まれている

内部から

このようなプレートがあり、常設と思われる。



折角の素晴らしさを、プレートからの説明を加え、見やすく纏めてみた。
カラーグラスの中に外の景色や樹木が透けて、白く映り込んでいるのが分かるかナ?









機会があれば本物をご覧ください。癒されます・・・・。



小樽市 「小樽運河の黄昏時まで」

2014-12-23 | 北海道
 福岡県も何ヶ所か案内したものの、気分転換に一服! 我らがいなか北海道では、大寒波の波に乗って、数年に一度の冬の嵐が到来しています。12月も残りあと少し・・凍れる街中(昨日の最高気温はー4℃、最低気温がー7℃)ではXマスソングが流れだした。このブログでもホワイトXマスを楽しまなければ・・というわけで、急遽、雪国の北海道の白い世界へに戻ります。
どこを見ても白い世界の中で、目敏く変化を見つけるのはなかなかですが、これからお正月にかけては、厳寒の北海道の片隅美景をさがして・・。たまたま所用で行った小樽運河では、LEDの青いイルミネーションで運河を彩るイベント「青の運河」が行われていた。浅草橋で黄昏時までの風景をウォッチングしてみました。

昼の顔から・・相変わらずの混雑ぶりです



定番のアングル

雪の中を運河遊覧船が

ビニールシートに覆われ、中は暖房完備で快適らしい



運河横のレンガ倉庫風建物は、表に回るとレストラン街だ

いよいよ黄昏タイム











向いの小樽出抜小路:飲食店やお土産店が軒を連ねてる



小樽運河にはセピア色が良く似合う

福岡県 筑前「秋月城下町」

2014-12-20 | 九州 福岡県
秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれ、古処山の麓にひっそりと佇む城下町。例年、11月中旬から下旬にかけて、黒門周辺にある約20本のモミジの紅葉が赤く染まる。紅葉と黒門のコントラストが特に素晴らしいそうだが、訪れたのは残念ながら新緑の頃。
秋月は全国で唯一、城下町全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。秋月城は陣屋形式の小さな城で、瓦板と呼ばれる大手門には現在、垂裕神社の山門となっている黒門が建ち、裏門には長屋門が唯一、現位置に建つものとして残っている。
明治までは城下町として賑わっていたが、秋月の乱で武家の没落と主要幹線から離れた立地が近代化や開発から取り残され、結果として、城下町の姿は残ったそうです。種痘の貝原益軒の生家がある。
杉の馬場(桜の名所)











瓦坂





秋月城跡







今も残る黒門

貝原益軒の住居





福岡県 柳川市 どんこ舟で「柳川の川下り」 VoL2

2014-12-16 | 九州 福岡県
休憩所で一服のあと、ゆっくリズムで再出発。なかなかのお堀端風情を見ながら、GWの川風を受けて楽しむ。
乗船場より1時間ほどお堀めぐりを楽しむと、柳川藩主別邸「御花」が見えてくる。この敷地全体、およそ7000坪が国指定名勝立花氏庭園となっていて、敷地の中では立花家の縁の品々や邸宅内を見れる。
水上売店をいざ出発!



柳川川下り乗船記念日



河童の昼寝像

「がばい婆ちゃん」のロケ現場になったそう。

お堀端の美風景を数枚















待ちぼうけの歌碑





途中で雨に遭遇、急いでカッパを着込む





いよいよ「御花」に到着



お疲れ様でした。また機会があれば来たい「川下り」です。その際は、名物の「うなぎ」をパクついてみたい。
この後、車を置いてある出発点に戻る専用バスに乗り込み、市内の観光を兼ねて無事に帰還。

福岡県 柳川市 どんこ舟で「柳川の川下り」 VoL1

2014-12-13 | 九州 福岡県
約410年前柳川城築城のおり、城下町を形成するために人工的に堀を掘って整備されたそうで、そこには治水・利水のための水利体系が整備され、様々な仕組みが今なお息づいている。柳川の川下りは、お堀めぐりです。七曲り、七めぐりして御花まで下っていきます。
H23.5.3のGWに、新緑の風に吹かれながら、船頭の唄を聞きながらのんびりと揺られてきました。この素晴らしき静かな空間を、舟の動きに合わせ、ゆったりのんびりと2回に分けてご案内しましょうか・・。

舟乗場から

満員でイザ出発!

堀端の風情を楽しみながら





柳川ゆかりの白秋のうた

どんこ舟



このような細い水路を行く

橋の下を、身をかがめて潜りながら

ようやく開放感が・・・

堀に面した家の庭は、どこも綺麗に手入れしている。



白秋のうたがここにもある

ここにも

ここにも橋の潜り抜けが・・

川下り向けの売店と休憩所で一服!


福岡県 飯塚市 現存の木造歌舞伎様式劇場「嘉穂劇場」

2014-12-09 | 九州 福岡県
江戸時代の歌舞伎様式を伝える芝居小屋で昭和6年落成、木造2階建て入母屋造り。間口15間、奥行23間、特徴的なトラス形式の小屋組みで出来ており、間口10間の大きな梁を構成することで、柱を使わずに建てられた1,200人を収容する客席は、この地がかつて炭鉱で栄えていたからできたと云える贅沢な空間。
平成15年7月の大雨で、劇場がある飯塚市の中心部一帯が浸水し、客席や舞台、花道等が浮き上がり、1階内部が使用不能になる被害を受ける(掲載写真参照)。九州演劇協会会長・玄海竜二より連絡を受けた津川雅彦らが芸能人仲間に呼びかけ、中村玉緒、明石家さんま、中村勘九郎(後に18代中村勘三郎)などといった名立たる俳優や芸能人が駆け付けた復旧チャリティイベントが行われ、田村正和や木村拓哉らの私物がチャリティオークションにかけられ、東京でも滅多に無い豪華なイベントとして話題となった。
2006年(平成18年)に、国の登録有形文化財に登録される。現在では、国内外から多くの人が見学に訪れる文化施設になっている。








一階客席と舞台





舞台より客席

回り舞台の回転部

迫りの舞台下

迫りの舞台上

舞台下の役者移動通路



芝居用具室

水害時の様子(展示パネルより)





福岡県 飯塚市 「花子とアン」の白蓮と筑豊の炭坑王邸

2014-12-06 | 九州 福岡県
筑豊の炭坑王と呼ばれた伊藤伝右衛門の本邸として明治30年代後半に建造。また、NHK連続小説「花子とアン」の柳原白蓮が、伝右衛門の妻として約10年間を過ごした家(庭園に面した二階角部屋が白蓮の居室)。大正初期、昭和初期に数度の増改築が行われた。池を配した名勝の広大な回遊式庭園を持つ近代和風住宅。日本庭園を抱える和洋折衷の調和のとれた美しさ、当時の先進的だった建築技術や、繊細で優美な装飾を随所に見ることができる。
H26年4月までは月平均3,000人だった入場者が、放送終了後の10月には42,000人が訪れたそうだ。現在は飯塚市が所有し管理。
伊藤伝右衛門邸航空写真(案内所の写真より)

正面のパノラマ



本宅玄関前





二階部分が白蓮が過ごした角部屋













室内から出入りの蔵

広大な回遊式庭園



福岡県 天然記念物・北九州国定公園「平尾台」

2014-12-02 | 九州 福岡県
北海道の人には馴染みが薄い地名だが、平尾台は北九州市小倉南区にあり、北端の貫山(ぬきさん・712m)より南に8キロ広がる草原台地。山口県秋吉台、四国カルストと並ぶ日本三大カルストの一つで、国の天然記念物、北九州国定公園に指定されている。石灰岩が散らばるピナクル「羊群原(ようぐんばる)」の景観は、まさに絶景。
平尾台には3つの鍾乳洞がある。●千仏鍾乳洞・・・地下水の中を歩く鍾乳洞。●牡鹿洞・・・神秘の泉のある鍾乳洞。●目白洞窟・・・前記鍾乳洞の中で今のところ一番長い洞窟で横穴式の鍾乳洞。他に青龍窟も。この中で千仏鍾乳洞の探検?に行ってみた。


石灰岩のピナクルが、まるで羊の群れの放牧に見える





千仏鍾乳洞へ急な山道を下る

周囲はこのような山奥

千仏鍾乳洞入口にたどり着く

内部案内図











これも立派な鍾乳石



駐車場までの帰り道、急な坂道はつらかった!