北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

札幌 日本一の長さ「新川桜並木」

2015-04-30 | 札幌
さあ、九州の歴史的な名勝の数々を一段落し、ようやく春らしさが訪れた札幌に戻ってまいりました。
今年は全国的に桜前線の北上が早く、GWを前にお花見が始まってしまい、市内のあちこちで満開の桜が咲き誇ってます。我家から歩いて15分程に「新川」があり、川べりには地域住民の手により植樹され、まだまだ成長過程ながら全長7.5㌔に及ぶ日本一といわれる「新川桜並木」がある。この桜並木は、平成12年に市民の手により完成し、エゾ ヤマザクラを中心にした並木は、年々市民を引き付けてやまない。
今はまだ若木ばかりが目立つが、最初に植樹した桜が大きく育ち、きれいに大きく花を咲かせている。特に新川1-1~市内に向かった川縁辺りが、いつかは華やかな桜並木になる片鱗を見せつけるかのように、強烈に桜の杜になっていた。ご案内しよう! 
この写真をPCで見ながら、前回のお手軽燻製をつまみながらのお花見も、酔狂かな・・・?



















太陽に向かって逆光-1


夕日に向かって逆光-2














■縦にならない写真が2枚混じってますが、申し訳ありません!

日程の都合で、今回のUPは少し早くなりました。明日1日~7日までのGW中は毎年恒例の九州に。
次回の更新は5/9土曜日になります。また、新ネタを探してきます。

マイ道楽 「お花見にお手軽燻製アラカルト VOL1」

2015-04-28 | 気ままなモクモク工房
4月も残すところあと少し。待ちに待ったGWが始まりますが、例年より暖かいのか、全国的に一週間以上も桜の開花が早く、札幌の桜も満開で花盛り!! 例年のお花見ペースでのんびりしていた花見関係者が、散り行く花びらの下であたふたとしながら頭を抱えている姿が目に浮かびます。
お花見といえばお酒が付き物。満開の桜を、花見酒と共に美味しく愛でる?ために、久し振りに「燻製作り」をしてみたいと思う。
今回は、お花見に対応して「お手軽な燻製アラカルト」で、色々の材料での試作チャレンジしてみよう。中には「まさか!!」の美味もあり、なかなか面白い。花酔いも・・酒酔いも・・幸せ酔いが満開になること受けあい!! 我家の車庫を占領した「気ままなモクモク工房」で早速店開き。

今回の材料はコレ! 市販ベーコンブロック、あらびきウインナーソーセージ、ボロニアソーセージ、鶏ももスモーク、こめチップ、ピスタチオ、ミックスナッツ、ファミリアチーズ、市販の燻製品は薄味で万人向き。再燻製すると燻した香りがガツンときます。


種類が多いので、主に、短時間で仕上げる熱燻用のスモーカーを使います。左奥は、つい最近、衝動買い的に仲間入りしたスモークウッド用のスモーカーで、温燻・冷燻に良いようです。


アルミホイルを敷き、「リンゴ」のスモークチップを一握り。ガスコンロで最初は強火から、煙が出てきたら中火以下に弱めて煙の出具合を調整する。
今回は、全部をほのかに甘い香りの「リンゴ」で燻してみました。


まず、ピスタチオを浅ザルにばらけて網に上に乗せて15分ほど温燻して、早くも一品出来上がり!ミックスナッツもこの要領で。元々の塩味に煙味がマッチして絶妙のつまみに。止められないうまさ。


これは「もち吉」の米チップの「こりゃいける」。そのまま食べても美味しい。(エビ味)(チーズ味)(辛子明太子味)を試作で燻しているところ。やはり大き目の浅ザルに入れて、10分ほど燻してます。少し色が付く程度でOK!


続いて、ブロックベーコンやボロニアソーセージ、あらびきソーセージ、鶏ももスモーク等を燻す際に、脂が滴り落ちて燃えてるチップに混ざり、煙の味が変わるのを防ぐ脂受けカバー(付属品)を敷きます。煙は、横に開いた穴から出てきます。


真ん中のボロニアソーセージは、スライス後にステンレス金串に刺して等間隔に並べ、煙が万遍なくかかるように。これも15分程の熱燻で。今回はソーセージに調味料「グルメスパイスミックス」を振りかけました。


ここで美味しいチーズのワンポイント! 常温に戻したチーズを、オリーブオイルを刷毛で薄く塗って燻すと、なまら美味しくなり評判がいい。


ファミリアチーズは少し溶けるので、アルミプレート(\100ショップ)を半分に切って使用。非常にGOOD!次の工程での出し入れが楽です。


スペースが余ったので、あらびきポークウインナーも一緒に温燻。但し、チーズはこまめに汗を拭いたり、10分程毎に風や扇風機に当てながら冷やして形を整えたり、裏返しにしたりしながら燻していく。薄茶色に色が乗ったら出来上がり!一晩風乾すると色合いが濃くなり、中身がトロリと美味しくなります。


本日の酒の友たち!!美味しそうに並んでます。但し、一番大事なのはここからで、このような防虫ネット兼干網の中で一日風にさらして、煙のエグミを取りながら風乾してからが最高の食べ時になります。冷蔵庫で保存し、多すぎたら冷凍保存。


桜の木の下で、最高のお花見になります。ポケットマネーの材料費で初体験の旨さを! 大人数での燻製パーティーを美味しく盛り上げます。

大分県 耶馬溪 「青の洞門」

2015-04-25 | 大分県
「恩讐の彼方に」で知られた”青の洞門”は、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にあるトンネル。江戸時代、諸国遍歴の旅途中に訪れた禅海和尚が、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、洞門開削工事に取り掛かり、約30年の歳月をかけ明和元年(1764年)に完成した。ノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは約342メートル、うちトンネル部分の延長が約144メートルあるそうで、当時使ったノミと槌は羅漢寺のリフト乗場近くの「禅海堂」に保存展示されている。現在の洞門は、当時からはかなり変化しているものの、一部に明かり取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれる。新緑や紅葉の季節がきれい。耶馬溪のここで食べたソバ・から揚げ(中津名物)のコラボが最高に旨い。

羅漢寺の「禅海堂」に残るノミと槌。この道具だけで30年間手掘りし続けたそう・・スゴイ。




「青の洞門」の石碑


狭いので交互通行


トンネルに入って、車道脇のすぐ右に残る手掘りトンネル。






間違えて堀った場所に、禅海和尚の像がある






恰好の明り取り窓になった開口部の下には山国川が流れている





















大分県 岩山の由緒ある古刹 「羅漢寺(らかんじ)」

2015-04-21 | 大分県
大分県中津市にあり、羅漢寺(らかんじ)は、曹洞宗の寺院で、日本三大五百羅漢の一つ。付近は、青の洞門で有名な耶馬溪。羅漢寺の歴史は古く、今から約1300年前の大化元年(645年)に 開いたとされる由緒ある古いお寺。羅漢寺は、羅漢山の中腹の岩肌にしがみつくように立っている。
羅漢寺と言われるように、洞窟の境内には、多くの羅漢像があり、五百羅漢(ごひゃくらかん:500体以上の羅漢像)の石仏が並んでいる。羅漢寺は、十六羅漢、千体地蔵などいれると実に3770体の石仏が並んでいて、家族や親類に似た顔が必ずあると言われている。境内には、たくさん願い事が記された「しゃもじ」が打ちつけらている。「しゃもじ」で願い事を救う(すくう)ということだそうだ。
山の上のお寺までは、急な坂を這い上がるように進むリフトがあり、楽にいける。





山道をしばらく進むと、崖にへばりついた寺が目に飛び込んでくる。


険しい山道を20分ほど登って行くと山門(羅漢寺の入り口)にたどりつく。 山の岩にはめこむように造られた山門。








千体地蔵。たくさんの石像が安置されている。


五百羅漢像が安置されている。










本堂






羅漢寺からの眺め




逆さまに落ちていきそうなリフトで帰路に・・。

宮崎県 神々のふる里「高千穂峡と高千穂神社」

2015-04-18 | 宮崎県
高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が7kmも続いている。峡谷には、玉垂の滝・真名井の滝・あららぎの滝などがあり、新緑と紅葉の頃は特に美しい。訪れた時期はGWで、緑が美しい新緑の季節だった。
象徴とされている「真名井の滝」の神秘的な姿が見れる展望台からの眺めが、何とも雰囲気がある。


右奥にボート乗り場がある。


右の滝が「真名井の滝」




回り込んで、展望台と奥に続く渓谷。


「真名井の滝」


















このような柱状節理が続く


池ではチョウザメの養殖も行っている


高千穂神社神楽殿で一般観光向けの「高千穂神楽」は毎夜開催されている。












「天の岩戸」への入口。ここからだいぶ奥に入っていくそう。





熊本県 空を渡る水の石橋 『通潤橋』(重要文化財)

2015-04-14 | 熊本県
熊本市から南東(高千穂方向)へ車で小一時間も走ると、熊本県上益城郡山都町長原に、完成から約150年経った日本最大の石造りアーチ水路橋で、「水の郷百選」「日本の音風景百選」にも選ばれた水の渡る石橋「通潤橋(重要文化財)」があり、珍しい放水を見ることができる。本来、通水管に詰まった堆積物を取り除くために行なわれるが、今年から5/10までの週末、土・日曜日・祝祭日の午後1時に観光用に放水を見ることができるが、以後、7/24までは、水田かんがい用の為、田植えや水不足の時期には放水を中止。道の駅からも見ることができる。

道の駅「山都町 虹の通潤館」からの、放水時の眺め。


放水前の、穏やかなシーン。橋の中の通水管を脈々と水が通っている。


取水口横にある「ソロバン滝」。水路の上と川べりをつなぐ山道がある。


水路はこちら側から対岸に3本通っており、石をくりぬいて並べて継ぎ目を漆喰(しっくい)で固め防水している。


水路橋の真ん中にある排水口。橋高21.43mから川面を覗くとこんな景色。


開栓の担当さんが登場


ギャラリーが水の吹き出しを待ち構える


放水の瞬間が撮れた!


迫力満点!一気に放水開始。




続いて向う側の吹き出しの瞬間!


これでめでたし!豪快に全開状態!!放水時間は20~30分間程。








対岸に回り込んで



熊本県 「名城 熊本城(銀杏城)VoL2」

2015-04-11 | 熊本県
熊本城が広大で一度の掲載に収まらず、2回目になりました。小生も熊本城だけは2回の来城を数えます。何度見ても飽きが来ない素晴らしいお城です。今回は裏側の門から天守閣に向かって入城してみました。いろいろなアングルで楽しんでみよう。


日本一長い塀建築である242mもの長塀。これも重要文化財




















大天守閣(右)は3層6階地下1階で高さ約30m、小天守閣(左)は2層4階で高さ約19m。






天守台の石垣は下は30度程で緩やかであるが、上端では75度の絶壁となっている「武者返し」となっている。


小天守閣上層






大天守閣から宇土櫓を望む。約20mの高石垣の上に建つ5階地下1階の櫓。大小天守閣と異なり創建当時から残るもので、第3の天守閣の位置付けにあるとも言える。




本丸東方より眺め。大天守閣(左)と小天守閣。2つはつながった連立天守閣となっている。


昭和35年に天守閣とともに製作された鯱。左は大天守閣用で高さ155cm、右は小天守閣用で高さ130cm。

熊本県 「名城 熊本城(銀杏城)VoL1」

2015-04-07 | 熊本県
日本三名城の一つで熊本の象徴、熊本城。加藤清正が優れた土木・築城技術を発揮してほぼ現在の形を完成させた。城郭周囲は5.3kmにおよび、面積は98万㎡。象徴の連立式大天守閣、小天守閣ほか、名称はよくわからないが多数の櫓、櫓門、城門を備えた堂々たる城。我通りすがりの素人カメラマンが撮った中で、美景が多いので2回に分けて掲載しよう。今回は写真の画素が荒く、仕上がりが悪いのでご勘弁を・・・

雨のGW渋滞の中、ようやく間近に熊本城が見えた


加藤清正像


櫨方門(はぜかたもん)からの入城












武者返し 二様の石垣は、加藤清正時代の高配の緩やかな石垣(右側)と、細川時代の高配の急な石垣(左側)が一度に見れる所








天守閣と小天守








内部建築様式の再現





熊本県 「噴火規制前の阿蘇山火口付近」

2015-04-04 | 熊本県
久し振りに、桜前線が通り過ぎた九州に飛びました!今回からは阿蘇山を回ってみたいと思いますが、もちろん某年GWでの蔵出しショットです。現在、阿蘇山中岳火口は昨年の噴火により、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)に引上げられており、火口周辺1km以内は立入禁止。規制前に行った際の写真です。

途中の風景「秋川橋」


長者原温泉でのひとこま




カルデラの村を一望できる「大観峰」の石標


大荒れの天気の中で、雲の中から・・・が、


翌日の晴天時に同じ場所からの絶景。向うの山並みが「涅槃像」に見える。これが大観峰の絶景。


GW真っ最中で、中岳料金所前、山の上での大渋滞!


眼前で噴火口が見える。


避難用トーチカ群が火口周囲にたくさんある




中岳噴火口。






草千里のパノラマ 馬に乗って周回することもできる。左側奥の噴煙は中岳の火口からの噴煙。




米塚。小さな火口丘の跡で山の下から頂上までは約100m程。 頂上には直径約100m、深さ20m程度の火口跡が「くぼみ」として残っている。しかし、登山は禁止。