北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

ぶらり初冬を行く 積丹の奇岩② 「えびす岩と大黒岩」へ

2019-12-13 | 寄り道散策
前出のローソク岩と並び、絵葉書で見たすぐ近くにあるはずの不思議な岩、「えびす岩と大黒岩」。
近くは通りながらも場所がわからず何度もスルーしていたが、ローソク岩からやや小樽寄りの峠途中から海岸に
降りる小道見つけ、入ると小さな出足平漁港に行き止まる。
その港のところにタイトルの奇岩が、積丹ブルーの海からヒョッコリと飛び出していた。
絵葉書にまで載るような奇岩なので何度か目には触れていたが、現物を見たのは初めて!以外にかわいい大きさ。

  
一本の細い足首の上に肥満体のおなかがのし掛かっている??ようなすごい形をしていたが、それでも体幹?が良い
のかバランス良く自立しているのが本当に不思議。すぐ横には頭に鳥居を載せ大黒様のような岩もペアで並んでいる。






七福神の恵比寿様と大黒様に似ているということからこの名が付けられたようで、夫婦岩とも呼ばれているそう。
商売繁盛の神様らしく、また何度でも通いたくなる素晴らしい景色。

日の出頃の朝焼けに映える景色も幻想的で最高にいいですね(資料より)。このタイミングに出会ってみたい。


帰路の途中に道の駅スペース・アップルよいち「余市宇宙記念館 スペース童夢」があり、道すがら寄ってみた。


余市出身 日本人初の科学者宇宙飛行士 毛利 衛さんの業績を記念して建ったそうで、日本が独自で開発、2009年7月に
完成した宇宙実験棟「きぼう」をイメージした空間の中で、宇宙でのトイレやベット、宇宙食等、宇宙での「衣・食・住」を
見ることが出来るようだ。時間に余裕があれば次の機会に見てみたい。
建物の前には「はやぶさ2」3/4模型や、搭乗したスペースシャトル「エンデバー」の模型も展示。






隣には「ニッカウヰスキー余市蒸留所」も。

内部の様子は、当ブログ左側のバックナンバーから、2015.3.6余市「マッサン 冬のニッカ蒸留所」
でご覧下さい。


高速道路が延伸したので、我家からは1時間ほどのドライブで気軽に行けるようになった。
積丹半島やニセコ方面には絶好の行楽経路ポイントになったので、今から楽しみ!!

ぶらり初冬を行く 積丹半島の奇岩① 「ローソク岩」と余市「燻製屋」へ

2019-12-06 | 寄り道散策
小春日和の「勤労感謝の日」に、小樽-余市間の高速道路が開通していたが、今まで行けずにいたので、好天の
この機会に余市までデジカメをポケットに取材ドライブと洒落込んだ。
目的地は、釣りを止めて以来 十数年もの間行ってなかった余市の「ローソク岩」へ。当時とは様子が変わっていた。


ローソク岩は余市町豊浜町の沖合約500メートルの海上に45メートルを超える高さでそそり立っている。
岩質は輝石安山岩質の溶岩が水中で冷やされたもので、もろい性質があるため、ローソク岩はこれまで何度か崩落が
繰り返されてきており、昭和3年の現存する写真では、今の倍の太さがあったローソク岩だったが、1940年(昭和15)
の積丹半島沖地震で縦真っ二つに亀裂が生じ、翌1941年(昭和16)7月に再び起きた地震で亀裂の片側が倒壊して半分の
姿になりながらも、なんとか持ちこたえて現在の姿のローソク岩なったそうだ。
その珍しい形から、地元の漁家やアイヌ民族に幾つかの伝説が残っており、またその周辺はかつて千石場所と呼ばれ、
ニシンの良好な漁場だった。ここは豊浜漁港。旧トンネルは封鎖し、新トンネルに変わり国道も移動していた。


豊浜港の沖合約500メートル先の、一跨ぎ出来そうな位置にある。


名前のいわれはこの縦に伸びる細長い形状がローソクに似ているから、というのが大きな理由。
さらに岩の上部先端をよく見てみると、風に揺らめくローソクの炎のようなんだか炎のように見えなくもない。


本当に先端に火が点いたように見える瞬間がある。まずは奇跡の瞬間、その写真(余市観光協会より)をみてみよう。
ローソクに火が灯った!火の正体は朝日。太陽がローソク岩の上部をかすめ、まるでローソクに火が点いたように見える。


この辺りは朝日に映える風景が多いようだ。

今から40年前の小生が30代前半の、スキューバーダイビングに夢中の頃、仲間と毎週通った遊び場である。
渡し船で岩に上陸して、海中で魚たちと戯れていた時のことが、頭の中を泳いでいった・・思い出深い場所。
小生にとっては宝物の場所であった。

もうひとつの目的は、余市漁港に古くからある燻製屋「南保留太郎商店」の燻製を買い、お勉強?すること。
帰路の途中で,余市港の店に立ち寄り、一番人気のヘラガニの燻製を含め種類をゲット。今宵の宴に華を添えよう。








ウマそう。孫達と祝った小生の73歳の宴では、残念ながらヘラガニは、小生の「かにアレルギー」の為、見るだけ・・。
息子夫婦達は「ウマイわ!」、無言でほじくっていた。ホントに残念!!

ぶらり秋散策 江別 蔦屋(つたや)書店「食の棟」へ初見参

2019-11-15 | 寄り道散策
やや冬空の下での仕事も一段落した午後の帰路、札幌新道雁来辺りの信号待ち途中で、野次馬病?が出てしまった。
ススキノの「おず」が江別 蔦屋(つたや)書店「食の棟」に新店オープンしたとのことで、寄り道してみよう。
雁来交差点から約15分程で到着。家からは40分程で行けそうだ。

江別 蔦屋書店は3つの棟に分かれている。




一番左がフードパークが入っている「食の棟」、真ん中は圧倒的な書籍在庫量を誇る「知の棟」、そして一番右側棟が
「本屋がつくる公園」がテーマの「暮らしの棟」なので食事が目的の時は左側、じっくり一日過ごしたいときは真ん中棟
から右側に駐車すると、効率よく動くことができるが、土日は駐車場の混雑が必至。
「江別 蔦屋書店」の大きな特徴の一つが、Book&Cafeスタイル(購入前のほぼすべての本を、コーヒーを飲みながら
座って読めるスタイルの事)。

「江別 蔦屋書店」の一番左側にあるのが「食の棟」
書籍や雑誌、食器、調理器具などを通して、多角的に食文化の提案をするというのが、「食の棟」のコンセプトとか。






食通の面々に特におすすめはフードコート。なかなか行けなかった有名店が出揃う。普通の曜日なので空いていた。
■ 175°DENO担々麺 ■ 円山ジェラード ■ 増田おはぎ ■ クロック/clock ■ 江別さいもん
■ ハンバーガーBETWEEN THE BREAD ■ 函太郎のおむすび ■ USAGIYA ■ Une cled Oz(ウェニクレード オズ)
■ ODD BAKERY/オッドベーカリー ■ アランチーノ

目的はウェニクレード オズで、ススキノ[燻製肉や和食ティスト]を展開中の「おず」の姉妹店。
食の棟入口から入ってすぐ右側にある。




昼食は済ませてあったので、おやつ代わりにガパオライスをチョイス。ウマイ!😋


これからの棟内食べ歩きが楽しみダ。これから冬の楽しみに1店ずつ試食して歩こう。

ぶらりと秋散策 深川市の戸外炉(トトロ)峠バス停と猫バス

2019-11-08 | 寄り道散策
11/5に岩見沢へ仕事での調査を早々に終わらせた後、明日の冷え込み予報を聞いて・・降雪前に立ち寄ろう・・と、
以前から気になっていた深川市「トトロ峠猫バス停」まで、得意の立ち寄りパターンで脚を伸ばしてみた。
深川ICから5分、道道79号線沿いの高台に「戸外炉峠展望台」もあり、深川市街地と周辺の田園地帯や、大雪山系を遠くに
一望できる展望地となっている。特に夜には満天の星空+夜景が美しいようだ。
峠の頂上あたりで、大きなネコの顔が絵描かれたバスが、大雪山系に向いて「戸外炉峠」バス停で停まってる。






このネコバスは元は農作業用の休憩場所として置かれていたバスに「深川まちおこしグループ”戸外炉”」が「となりのトトロ」に
あやかってペイントしたのが始まりだそう。
以来2年毎に塗り直しを行い、20年以上もの間トトロ峠のシンボルとして、この場所に鎮座しているそうで、使われているのは
廃バス。トトロ仕様にペインティング塗装されている。




バスの正面はネコバスの大きな顔が描かれ、行き先表示は「戸外炉峠」。側面は黄色と茶色でネコバスの体を描く。
後部ドアにはトトロが、後部や行き先表示にネズミも描かれている。内部はほとんどの座席が取り外されている。






九州にも、大分県佐伯市宇目大字南田原轟の田舎にトトロのバス停がある。九州に帰省のたびに寄り道の候補になっているが、
なかなか寄れない。いつか列島南北にある二つのトトロの「猫バス停」を制覇しよう?と思っている。(資料より)


ちなみに11/7には札幌に遅い初雪が降った。いよいよ冬が「猫バス」に乗ってやってきた??

2019, 春の瀬戸内路 春爛漫!「松山道後温泉散策編」

2019-04-25 | 寄り道散策
我が街札幌も本日4/25にようやく桜の開花宣言が告げられた。GWには丁度ピンク色に染まり、10連休と重なって
例年に無い最高のお花見シーズン最高潮の頃と思う。小生の四国春爛漫シリーズの桜も間に合ったようだ。

別子銅山の山奥から約1.5時間のドライブで、今夜の宿である道後温泉にはまだ明るい午後4時頃に到着。
温泉街の散策を楽しめるように時間配分をした。国の重要文化財である「道後温泉本館」は、7年間の保存修理工事に
入ったばかりで、素晴らしい全体的な建築美もお預けになったが、いろいろな角度から見て回ることが出来た。


さっそく本館向い側「湯神社」境内の丘に上がり、「空の散歩道」から道後温泉本館上空からのショットを数枚。






本館とすぐ目と鼻の先のホテル「茶波瑠」に入り心地よく一服のあと、工事中で残念ではあったが、素晴らしい
建築美の道後温泉本館を中心に一回りしながら、のんびりとお土産を選び方々、夕暮れ散策をしてみた。












道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」が「飛鳥時代をイメージ」「太古の道後」をテーマにオープン。


駅前のカラクリ時計


風情がある坊ちゃん列車始発駅「道後温泉駅」






レトロなボンネットバスも走ってる。


明日はいよいよ桜満開の松山城へ登城。

18’秋の風物詩 「札幌芸術の森」の秋と、紅葉に映える涅槃像

2018-11-09 | 寄り道散策
石山緑地から車で5分程度の所に拡がる「札幌芸術の森」。普段は立ち寄りもせず通過地点だが、この季節ばかりは
紅葉の風景が気になるところ。
森の中にはいたる所に彫刻家「安田侃」の作品をはじめ、屋外美術館にはいろいろな作家の作品が点在しているが、
この広い丘陵が広がる森の中を見て回るのは・・・・断念。
入門して正面の池には「安田侃」の作品が浮いている。池に映り込む紅葉もなかなかイイ。










紅葉に誘われて入場した一番身近な駐車場のすぐ横の林の中に、、あの『生れ出づる悩み』『或る女』etcの
作家である有島武郎の旧邸が移築されて、紅葉の林の中に佇んでいる。なかなかの風情だ。初めて入ってみる。








窓からの日差しがなかなか良い。






ここから車で5分程走ると、金色の大仏涅槃像がある「佛願寺」に立ち寄り、紅葉とのコラボは??








赤いもみじの側で屋根の上に横たわる金色の涅槃像が、なぜか神々しく見えた。

寄り道散策 道の駅石狩 「あいろーど厚田」がオープン

2018-07-20 | 寄り道散策
先般、石狩川大橋の付近まで行く用事ついでに、今年4月27日に道内120番目の道の駅石狩「あいろーど厚田」まで、
足を伸ばしてみた。
オープン直後のGWでは大渋滞だったようで、人出も落ち着いたウイークディに立ち寄り、ゆっくり見物ができた。

案内では「あいろーど厚田」は、日本海を望む丘にある厚田公園を再整備し建設した、新たなタイプの道の駅で、
3階建ての館内には、24時間利用できるトイレや休憩スペースはもちろん、特産品販売所や郷土資料館等が完備。
窓からは、日本海や自然豊かな厚田を一望することができます・・とある。


雨が降らない程度の曇り空で、途中、望来の高台から見るきれいなはずの海岸線は、どんよりと雲が覆っていたが、
列島を襲った台風の影響下で、雨が降らないだけイイか・・。
厚田に向かう海岸線を望来手前の丘から見ると、バランスのとれた風景が目に飛び込んでくるが、あいにくの曇り空が
悔やまれる。


ご覧の通り、中途半端な天候とウィークディに恵まれて?、オープン当時のGWでの混雑とは比べものにならないように
余裕があった。


丘の上、厚田公園には「誓いの鐘」や恋人達が固く結ばれることを願って、南京錠を取り付けるフェンスが設置され、
北海道初の「恋人の聖地」に選定された。(道の駅から徒歩7分)
足腰が不自由な小生は上れないので公式パンフからの画像を借りる。


最も美しいといわれる夕焼けや日本海に沈む厚田の夕日も人気があるようだ。




2階の休憩コーナーからは


安全に整備された海水浴場やキャンプ場が目の前に


3階展望台より浜益方面の海岸線を


道路を挟んだ海辺の丘には、「アイロード夕日の丘」「にしん街道」のモニュメントがあった。



寄り道散策 さっぽろ円山動物園2 「動物たちのお昼寝Time」

2018-07-17 | 寄り道散策
動物園は久々の好天に恵まれて、お昼ご飯も終わった午後のひととき。
おなかも膨れてポカポカ陽気の下で、日陰に潜り込んでの昼寝組や、檻の中で食後の運動とばかり徘徊?組や、
いろいろな動作が面白く観察できた。


虎も気持ちよさそうにZZZ・・・




熊もZZZ・・・




レッサーパンダも日陰を探して、葉の中に潜り込みZZZ・・・




食後のデザート?にアリや虫を物色中


親亀の背中に子亀を乗せて♪♬の散歩


フンボルトペンギン


シンリンオオカミ




モンキーハウスの住人達








近くで見ると大迫力のカバ




歩き疲れて、ここらで休憩

風来旅in室蘭VOL2 「夜空に浮かぶ白鳥大橋と大人気の室蘭工場夜景」

2017-11-24 | 寄り道散策
室蘭の工場夜景は夜景鑑賞士間の投票で「日本のおすすめ10大工場夜景」にランクインされているそうだ。
夜景ライトアップの時間には、モヤをどこかに追い払いスッキリとした視界が広がった。ついてるゾ!!
台風の影響で風が強く、巨大煙突の煙は真横になびき雲やガスはどこかに飛んで行ってしまったが、視界がすっきりしていて
見応えがある夜景を見ることができたが、風が強い中での三脚を忘れて、手持ち夜景撮影の為に手ブレで半分がパー・・・・。

薄暮の頃からライトアップされた白鳥大橋とJX日鉱日石エネルギーのプラント夜景。






一度に見渡せる工場夜景スポットも点在する。










とばりが下り暗闇が広がると工場のライトが際立ってくる。


陸風が非常に強い。煙が豪快になびいてる。








旧室蘭駅舎は、明治45年に建造された北海道最古の木造建築駅舎。今は室蘭の観光案内所や休憩所となっている。
平成11年には「国の登録有形文化財」に登録され、平成22年には JR北海道の「準鉄道記念物」に指定された。









風来旅in室蘭VOL1  「まぁるい水平線が見える地球(チキウ)岬」

2017-11-21 | 寄り道散策
今からひと月前の10月22日日曜日午後、超大型台風21号が四国沖を通過した頃、室蘭の工場夜景をクルージング船上で
見物するバスツアーに参加した・・・が、1ヶ月前の予約時点では台風は念頭になく、台風の余波でクルージングは中止!
止む無く陸上からの見物となった。参加35名の内20名がキャンセルし、残った15名でゆったりと優雅に出発した。
天候は曇りながら雨は降らず、船が出港停止になるほど海風が強め。

高速道路を降りて、そのまま「白鳥大橋」を渡り、白鳥大橋記念館「道の駅 みたら室蘭」で一息入れる。
目の前の波止場には大型フェリー「サンフラワー」が、台風避難で苫小牧からこの港内に避難停泊していた。
地球岬では台風の影響で風が強かったものの、天気も曇り空ながら何とか晴を維持。
駐車場ではTVで紹介されて人気急上昇の地球岬名物「炎の毒まんじゅう」が目をひいていた。話のタネに2箱ゲット。

6個の饅頭の中に、1ケだけ唐辛子入りが混入している。菓子版ロシアンルーレットが楽しめそうだ。
ちなみに後日、「BBQ&・・秋の陣」参加11名への土産話の際に披露・・が、小生にも大当りだった・・泣き😢・・。



これが地球岬灯台。






曇っているので良く見えないが・・。


晴れていれば水平線がまぁるく見える。(母恋駅弁の案内パンフより)






幻の弁当「母恋駅弁」が、バス内で夕食代わりに配られた。なかなかユニークで美味しい弁当。




地球岬からまっすぐ下った突き当りの、小さな母恋駅の片隅で造られている。数量限定が幻の所以・・。

時にはこのようなミニ旅も良いだろう。次回は「室蘭の白鳥大橋と工場夜景」