北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

道東風景in留辺蘂 淡水魚がいっぱい「山の水族館」

2017-05-16 | 北海道道東圏
北見市留辺蘂町、温根湯温泉にある山の水族館「北の大地の水族館」には、日本最大の淡水魚である
イトウの中でも最大級の大きさの1メートル級に育ったイトウが40匹も飼育されている。
これは、日本で最多の飼育数。
また、日本有数の寒さが厳しい街でもあり、真冬の厳寒期にはその寒さを利用して、誰も見たことのない
凍った川の下を泳ぐ魚たちの様子を見ることができるそうだが、今回訪れたのは残念ながら5月中旬。


遠く大雪山の頂に残雪がたくさん残っているこの時期、所用で北見に向かい初めて立ち寄ってみた。


北見の街の入り口、留辺蘂の「道の駅」に、珍しい山の水族館「北の大地の水族館」ができている。


中に入ると、いきなり川底を模して、淡水魚の生態が一目でわかる大きな水槽が目に飛び込む。


滝つぼを見上げる水槽(日本初)の中では


厳寒期には川が凍る水槽(世界初)。厚い氷が張り、水中ではダイナミックな世界が目の当たりに観察できる。


体長1m以上、日本最大級の淡水魚「天然イトウ」が約40匹! 壮観な眺めだ。


婚姻色で赤に染まった「イトウ」






他にも、アマゾン~北アメリカ・東南アジア等、世界の大型淡水魚も

















「北海道遺産」 神秘の湖「摩周湖」百景と屈斜路湖

2015-10-13 | 北海道道東圏
摩周湖へは、釧路での仕事を終えた帰り道に4回ほど立ち寄った。撮影した時はラッキーなことに歌のような
名物の霧がかかっておらず、見晴しがすべて最高。神秘の湖を充分に堪能できた。
摩周火山爆発でできた火山湖で、300m~400mの絶壁と,古城のような摩周岳を配し,湖心には小さな中島を
浮かべる。この島は、カムイシュと呼び、アイヌ語で「神となった老婆」を意味し、見えている部分の大きさ
は約110m×40mで、水面からの高さは30mほど。この島は、湖底から高さ約240mの火山の頂上部分がほんの
少しだけが水面上に顔を出している。摩周湖の中に硫黄山を少し小さくしたような火山が姿を隠しているから
驚き。そして、この湖は水の流出入がないそうだ。日本で最も透明度が高い湖の一つ。

2015年5月、湖底に生物が歩いたとみられる痕跡が大量に見つかった。国立環境研究所を中心とした研究チームは、
大型の底生動物がいる可能性があるとみて捕獲作戦に乗り出すというから、楽しみ!!「マッシー」か??

おなじみの第一展望台からのパノラマ










摩周岳(カムイヌプリ)が目前の第三展望台から










カムイヌプリとカムイシュ






遠くに見えるのは屈斜路湖、手前の山は硫黄山




美幌峠からの屈斜路湖




砂を掘るとお湯が湧き出るので、専用風呂を掘る人も・・。




「川湯温泉駅」に向かうと硫黄山が目に入る。


目前の硫黄噴出口で作った温泉卵が美味しい。老夫婦が作っている。


摩周湖へ一番近い駅「川湯温泉駅」には、大きな木彫り熊の前に天然足湯がある。疲れた脚に最高!



道東圏 鶴居村VOL1 「丹頂鶴のねぐら」

2015-02-24 | 北海道道東圏
一昨年の2月下旬に、安物のデジカメを片手に、JR特急に乗り込み釧路からレンタカーに乗り継いで丹頂鶴に会いに行った!知人に聞いていたポイントがわからず、田舎の雪道をカーナビで照らし合わせながら鶴居村に向かっていると、道端の小さな林の奥にたくさんの車と人が並んでいる。
覗くとカメラを据えて並んで空を見上げていた。ラッキーにもまさにポイントの一つだった!夕日の頃に、この真上を鶴の編隊がねぐらに向かう帰り道になっているそうで、空の向うに鶴の鳴き声がすると、皆が一斉にカシャカシャとシャッターの連写音が響く。小生のカメラにも連写機能はあるものの、残念ながら焦って気が回らず、単発シャッターになってしまった・・・・。腕の未熟さと望遠レンズの物足りなさを痛感した。いつかリベンジしたいけど、素人の通りすがり風景に徹しているので、雰囲気を味わっただけでも良しとしよう。

「菊池農場」 車1台買える大きな望遠レンズが迫力の、カメラマンたちの待機風景




夕暮れが迫る頃、鶴の編隊が姿をみせる




林の中を低空飛行で








雪裡川「音羽橋」この橋奥が鶴たちのねぐら。道道と別に、安全のため撮影スポット用に専用の橋を架けた。




一番奥の静かなところで天敵を避けて川の中に一本足で眠る








望遠性能が悪いので・・・輪郭がボケてしまうので小さく纏めてみました・・・。

道東圏 網走「流氷観光砕氷船オーロラⅡで氷の大海原へ」

2015-02-21 | 北海道道東圏
 数年前の、まだ元気で仕事に頑張っていた頃に、北見・網走に出向いた際の暖かい日、時間調整がうまくいって、又とない流氷見物の絶妙なチャンスが到来。天候穏やかな流氷の海へ朝の一番船で出航することができた。
 港内ではプカプカと浮いていた程度の流氷が次第に敷き詰められて白い氷の海となり、やがてドーンと音を立てて流氷帯本体に入ると急に船の動きが止まり、バックしてまた前進して氷を割り少し進み・・を繰り返し、まさしく南極の航海のようになっていくことも。
氷の塊を船がぶつかって壊していくとき、平べったい氷が横に盾にひっくり返る。その時に初めて気づくのは、氷は上から見ているだけの平らではなく分厚い塊りなのだ。南極の氷山は海面に出ているのは全体の2割程度で、残り8割の塊りは海中にあるそうだが、流氷の場合はどうなのかナ?

出航前の流氷観光砕氷船オーロラⅡ


防波堤の外では流氷が大歓迎








海面を埋め尽くす流氷。防波堤の向うは網走港。








流氷に突入して砕氷(右舷)



(左舷)






きれいな流氷風景を数枚。残念ながら鳥やアザラシは見当たらず・・。








ラッキーな撮影日和でした。

道東圏 紋別「ガリンコ号 冬の嵐で足止め」

2015-02-17 | 北海道道東圏
この数日は道東のオホーツク海周辺は連日にわたって冬の大嵐が吹き荒れている。この2月中旬でも、なかなか春の兆しが見当たらない。知床の町は大雪と強風で孤立化との報道も・・・。
丁度、2年前のこの時期、同じような悪天候低気圧の中を、「ガリンコ号に乗って流氷見物」ツアーに参加したものの、ドリルで流氷をガリガリと砕きながら豪快に進んでいくハズだったガリンコ号は、大しけで出航できずにガリンコ号に対面しただけで、残念ながらUターンで帰ってきたことがあった。この時期になり流氷が岸寄りしたニュースが流れると思い起こす。・・・いつかは乗ってやるゾ!
その時の、酷寒・残念ツアー風景を紹介しよう。

初代のガリンコ号が、とっかりセンター(ゴマちゃんランド)の裏に展示されているのを発見!


紋別港内も海面が凍り付いていた




悪天候で出航できずに停泊中の流氷砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」


船体に凍り付いた氷


大きなスクリュー、兼、砕氷ドリルが見える


公式HPより借用写真


せめて記念撮影でも・・・と観光客




大しけの海




紋別港氷海展望塔「オホーツクタワー」


海底7.5mから、流氷を海底から見ることはもちろん、海の世界が観測できる。


海底が覗ける窓


クリオネ(小さくて焦点が合わずピンボケ・・)




クリオネ神社の願い札



道東圏 釧路湿原ノロッコ号の旅

2014-09-06 | 北海道道東圏
釧路へ立ち寄ったからには、釧路湿原の中をのんびりと走るノロッコ号に一度は乗らねば・・とばかり、何年か前の6月初旬の頃で、まだ新緑が鮮やかな頃でした。ワクワクする気持ちを抑えながら釧路駅から乗車。一路、屈斜路湖や川湯温泉や摩周湖への玄関口であり、駅待合室の片隅に「足湯」がある川湯温泉駅に向かってのんびり走り出す。
列車内は木製のテーブルやイスが配置され、ガラス窓も大きく開放感にあふれている。天気の良い日は窓を開放すると、湿原の香りとともに心地よい風が飛び込んでくる。
まずは、釧路川を渡り、進行方向左側の遠くに阿寒連峰を眺めながら、順を追って紹介しよう。遠矢駅を過ぎた頃から徐々に釧路湿原の姿が見えてくる。
釧路湿原は昭和62年7月に国立公園に指定、面積2万6千ヘクタールと東京ドーム約6千個分もある日本最大の大湿原。中央部には釧路川が流れ、特別天然記念物のタンチョウなどが生息する野生生物の宝庫。

展望列車の雰囲気たっぷりの車内へ




岩保木水門新旧ふたつの岩保木水門が見える。奥に見える旧水門は、大正9年の洪水をきっかけに建設され昭和6年に完成した。もともとは木造の流送用ですが、木材輸送が鉄道にシフトしたことなどにより長い間、開かずの門となっていた。浸水門は老朽化した旧水門に代わり平成2年に完成。




細岡駅を過ぎるとすぐに、川岸に設けられたカヌーステーションが見えます。




釧路川流れのパノラマ写真


右の枝向うに釧路川下りのカヌーが浮かんでいる


ノスタルジックな湿原の中の廃屋。魚でも捕って生計を立てていたのかな?


二本の川の流れが交わるところ


運転席横からの前方


塘路駅に到着VoL1


塘路駅に到着VoL2


塘路駅を出発VoL3


塘路駅を出発VoL4


川湯温泉駅舎室内は丸太を用いたベンチやテーブルなど、木のぬくもりを感じさせてくれるほか、温泉熱を利用した床暖房も完備している。ここの一番の特徴は、北海道では珍しい草津温泉と同質の本格的な酸性泉であること。神秘の湖として有名な摩周湖観光の拠点。
塘路の語源は、アイヌ語のトオロコタン(湖の所にある村)が、そのまま知名になったもの。湿原を見渡すことのできる展望塔もある。

道東圏 釧路 夜霧の幣舞橋

2014-09-02 | 北海道道東圏
通常の走りで帯広~釧路間は約2時間。池田町から車で釧路に向かい、一時間程のドライブで音別を過ぎたあたりで一気に視界が開け、山間部の風景から、広大な海原、太平洋の荒波が右手から目に入ってきます。山から海へ・・風景の変化が眠気を覚まし、終盤への元気を呼び起こしてくれます。
釧路国道を海に沿って走り、途中、白糠を通過し大楽毛に入るともう釧路のエリア。釧路市内での観光はあまり行かないが、宿泊はいつも美味しい居酒屋さんがあるところにしている。その日も順調に仕事を終えて、今宵の宿は幣舞橋のたもとのホテルに・・。
滞在したその夜は、釧路名物であり最高の観光資源である、歌になるほど有名な夜霧が街を覆い、幣舞橋界隈も幻想的な雰囲気。カメラ片手に釧路絡みの名曲を何曲か口ずさみながら回ったっけ。夜霧よ今夜もありがとー・・・ご堪能ください!

幣舞橋とMOOの夜霧に浮かぶ遠景


幣舞橋からのMOO
















釧路らしい公園の敷石デザイン




濃霧真っ只中・・ホテルの部屋から


明け方 霧の中のMOO・・ホテルの部屋から


霧が晴れた幣舞橋



道東圏 池田町ワインまつり

2014-08-28 | 北海道道東圏
今回は、釧路へ向かう途中でワインの町、池田町に寄り道してみよう。小生が行ったのは数年前。マイカーを置きツアーバスに参加し、酔っ払いOK状態で「飲んで!飲んで!食って!」大いに楽しんで、その時の様子をウォッチングしてきたシーンを公開。
毎年10月第1日曜日に、ブドウの収穫とワインの仕込みを祝い『秋のワイン祭り』を開催し、十勝ワインの飲み放題や道産牛の網焼きのほかに、牛の丸焼き、ビーフハンバーグ、ビーフソーセージ、鮭のチャンチャン焼きなど、まるごと十勝の味を楽しめ、毎年、道内各地から大勢の大食漢達が集まる。また、ワイン飲み当てコンテストなどのアトラクションもあり一日中楽しめる。
食欲の秋!秋晴れの下でサイコー!!参加希望の方には早めの情報が良いと思い、イベントの一ヶ月以上前にUPしてみた次第。遊ぶ準備は早いほうが良い!!
話のタネに、秋を楽しみながら一度遊びに行ってみるのもいいヨ!

ワイン色文字の横断幕


会場のワイン城前広場


食欲全開の参加者


喉つまりしないように・・水分補給?


豪快!!牛の丸焼き

食べつくし!


出来立てぶどうジュースやワインが飲み放題


大バーベキュー会場の盛り上がりと煙の中に浮かぶワイン城


煙の中に浮かぶワイン城-2


煙の中に浮かぶワイン城-3


ぶどう踏み大会


ぶどう踏み3人娘


焼肉担当スタッフ!間違えて焼かれないように。


ワイン城見物の人波


本来の立派なワイン城雄姿も!ワインはこの建物内工場で造られてます。

道東圏 トマムから幸福駅へ

2014-08-24 | 北海道道東圏
旭山動物園を出て、さて、どちらの方向に舵を切ろうかナ? 宗谷方面?層雲峡方面?釧路方面?・・・迷っていると、数回前の記事で道東方面に向かう公言していたのを思い出した。当然、約束を果たすべく準備を始めよう。
数年前の秋、仕事絡みで札幌から釧路へ高速で向かい、たまたま道東自動車道が全線開通前の頃で、夕張~トマム間は工事中だった記憶がある。通りすがりにトマムの秋らしい美景に出合ったのでUPしてみた。道東自動車道も今では足寄や浦幌まで完成し、北見や釧路までの延長工事は数年のうちに出来上がりそうだ。写真の季節感とブログ作成の今時期が少しズレているのは、掲載の流れに合うショットが少ないので選択に苦労をしてますがご勘弁を! 
これからは本格的な秋に向け、少し早目の道東各地の綺麗な紅葉風景も交えて紹介していきます。


ある年の10月初旬に出張途中で寄り道の際、山の中に突然現れた高層ビル。高級リゾートホテルの4棟が空に向かって建ってます。夏は避暑にゴルフに温泉に・・秋の早朝には、高い確率で頂上の雲海の中でコーヒータイムを楽しめるとか・・冬は当然スキーと温泉。道内の代表的なリゾートホテル群です。占冠村は道北圏の最南端にあります。
















いよいよ道東圏に入りました。一番手は「愛の国から幸福へ」で名をはせた幸福駅。絶大な人気を誇り帯広を代表する観光スポットですが、建設からすでに57年が経ち建物の耐震補強を行うことさえ困難なほど老朽化が進んでいる。そこで、訪れる人の安全の確保と更なる魅力アップを図るため、平成25年11月16日、「古くて新しい」をコンセプトにリニューアル。しかし、なぜか今までと違う。
ここでは建替え前の貴重な雰囲気をマイブログに保存版として残します・・とは言っても、数年前の写真を引き出しから出しただけ!