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道北圏 「5月の稚内ドーム 北防波堤(北海道遺産)」

2015-05-12 | 北海道遺産
一昔前のGWのこの時期に、ほとんどの人たちが桜や、暖かく明るいイメージを求めて南を目指し行列で行楽に行くところを、世の流れに逆らって、北の寂れたイメージの地を求めて稚内を目指し、風来旅をしたことがあった!
春の道北に向けて札幌から海岸線をひた走り6時間、特有のどんよりした気候の中で目に入る色は、冬から目覚めたばかりの木々のどす黒い枯れたままのこげ茶色と、まだ枯れたままの草は茶色と、灰色の空。時折、道端に黄色い花がぽつぽつと顔を出してる。行き交う車も少なく・・えっ、これGWカナ??・・と思うほどに快適なワンマンドライブ!以前から行ってみたかった稚内ドームに到着。思う存分にシャッターを押してきた。この機会に道北の美しい景色を紹介しよう。まさかの美景がたくさんあった。

宗谷湾を望む北埠頭のシンボル。強風と荒波を防ぐ全長427mの世界でも珍しい、半アーチ形ドームは円柱70本の柱廊風のゴシック建築を模した重厚なデザインで、2001年に北海道遺産に指定された。
当時北防波堤が高さ5.5mであり、高波が発生する稚内港では波が防波堤を超えるという事態が発生していた。ここで船に乗り降りする乗船客が波で海に落ちるという事故もたびたび発生していたという。そこで、安全に乗降できるようにするため、考案されたのが北防波堤ドーム。当時としては画期的なコンクリート技術を導入し、波の力を和らげるような機能性も装備し、さらに外見が美しい防波堤を設計、建築した。1936年に完成。











当時は、鉄道も敷かれていた。車輪は記念碑。




ライトアップのドーム 独特の雰囲気が漂う・・・












稚内公園からの遠望。白く高い建物は全日空ホテル。




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