北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

小樽雪あかりの路 VOL2 「手宮線会場」

2016-02-15 | 北海道
手宮線会場は昭和60年に廃止になった旧国鉄手宮線の跡地の散策路を利用していて、細長い路地に様々なアイデアの
光のオブジェが点在し、楽しみながら歩くことができる。小樽運河会場より混雑は若干控えめ。
小さなオブジェの集合体が大きなオブジェを形づくり、雪の中ながら暖炉のような温かみのある光を放っている。
ほのかな暖かさを出すために、光源不足のピンぼけ覚悟でフラッシュをOFFにし、ローソクの自然光を大事にしてみた。
























途中には迷路のような連絡路も


小さな氷のグラスに赤や黄色の葉をあしらって、ムードを醸し出している




















ステンドグラスで作ったグラスの中にもローソクの灯が・・


すぐ横の日本銀行小樽支店でも幻想的なライトアップも。

第18回小樽雪あかりの路 「小樽運河編」

2016-02-12 | 北海道
「さっぽろ雪まつり」と平行して開催される小樽の冬の祭典。平成11年2月に有志で始まった「小樽雪あかりの路」は、
氷キャンドルの灯火が古い街並みを優しく照らす幻想的なイベント。
夕暮れ時から辺りが真っ暗になる時間まで、空の色や天候によって雰囲気をかもし出すため、毎日違った表情を楽しめる。
さっぽろ雪まつりの最終日ながら天気も良いので、家庭サービスを兼ねて、夕暮れの小樽をめがけて車を走らせる。
スタートポイントは小樽運河の銀座通り「浅草橋」からの眺めだが、中国語や台湾語が飛び交ってすごい人!写真を
撮るのも順番待ち!ハートの中で記念写真には1時間待ちほどの行列が道路にはみ出していた。スゴイ!!



前に行くのも順番待ち!待って撮れたのがコレ。


次第に暗闇が広がりいいムード。


運河沿いの小道をそぞろ歩くと・・こんな歓迎があった。


ほんのり暖かムードを楽しむため、あえてノーフラッシュで。少しピンボケ交じり・・・修行が足りない・・


















運河のナイトクルージング出航準備中。

道南圏 「大沼公園」~鹿部町「間歇(かんけつ)泉公園」~羊蹄山

2015-09-18 | 北海道
9月も中旬にもなると、道内の高い山からは初冠雪の便りが聞こえ始める。
9/15夕刊には「大雪山系黒岳に初冠雪!」の記事が新聞に載った・・さらに翌9/16夕刊には「旭岳・白雲岳」も冠雪と!
ついこの前の猛暑は何だったんだ?気候の変化には次第についていけなくなるワイ。紅葉前線も山を下り始めたようだ。
ここ大沼公園の木々もこの時期になると少しづつ色が付き始める。数年前の9/21・10/中旬の画像をお届けしよう。

かわいい「大沼公園駅」


どこかのグループか?連結自転車が楽しそうに通り過ぎた!




この湖畔には「千の風に乗って」のモニュメントがある。もう少し季節が進むと木々がもっと綺麗に色づく。




モニュメントから駒ケ岳を望む




大沼は駒ヶ岳の火山活動によって堰き止められてできた沼で、33の湾と126の島がある。駒ヶ岳は大沼国定公園の中心部に
そびえ立つ標高1,131mの活火山。道南随一の美しい秀峰。














大沼公園から車で30分程で行ける「しかべ間歇泉公園」は鹿部町東部の国道沿いにある間歇泉(かんけつせん)公園。
かつては無料だったが、平成11年4月に公園として整備され、見学が有料化に・・。ここでは約12分間隔で温泉が15メートルの高さまで噴出する。間歇泉の温泉を利用した足湯が目の前にあり、湯に浸かりながら楽しむことができるが、噴き上がる勢いが強すぎるので高さを制限する板が取り付けてあり、本当の高さは未知数?
これは、「しかべ間欠泉公園」向いの道路わきにあるモニュメント。




間歇泉の勢いが強すぎて危険なので、ストッパーが付いている。


間歇泉の噴出口


帰札途中、「蝦夷富士」羊蹄山を回ってみることに


「赤富士」の如く山が夕日に染まっていた



道南圏 津軽海峡を双胴高速艇「ナッチャンWorld」号乗船記

2015-09-15 | 北海道
H21.9に、時々参加するバスツアーの中で、・・函館一泊、JRで青函トンネルを潜り青森酸ヶ湯温泉へ。帰りはナッチャンWorldで函館に戻る!・・との企画を見つけ、迷いもなく飛びついた。
函館山頂上からは、航海中や停泊中のナッチャンを何度か見ているが、一度は乗ってみたいナァと思っていた矢先のこと!
札幌駅を朝8時に出発して、途中で何ヵ所かのスポットに立ち寄り、定番の函館山観光に・・と、この辺りは何度か行っているので省略!。湯の川温泉Bホテルで一泊し、いよいよJRでトンネルをくぐり青森へ。
今は無き(H26に廃止)、吉岡海底駅と竜飛海底駅を一目見ようと暗闇の中を目を凝らしていたものの、照明が点いていたポイントをアッという間に通過。青森駅からは待ち構えていたツアー観光バスで酸ヶ湯温泉へ。


途中の名所、城ヶ倉大橋


青森の奥座敷「酸ヶ湯温泉」に到着。


八甲田大岳の900mの高所にある温泉。1軒宿で400人収容と規模の大きな旅館。冬期の積雪は5メートル以上に・・。


マンジュウふかし 温泉から少し離れたところにある。地中から噴き出している熱い蒸気の上に木箱が置いてあり、その上に
腰かけるもので、冷え症や痔に効くという。(公式ページから借用)




青森港に戻り、いよいよ「ナッチャンWorld」に乗船。


出発前の「ナッチャンWorld」




両サイドと前方の広い客席




出航。湾内は低速にて航海。


ディーゼルウォータージェット推進機4機で、満載時36ノットの推進力。定員1746名・乗用車350台積載可。




船上から函館山を望むと・・。


函館港に停泊中の「ナッチャンWorld」。函館山頂上から望遠にて。


夜の「ナッチャンWorld」の係留。(公式ページから借用)


最近の「ナッチャン」は、元気な便りもあまり聞かないが、どこで活躍しているのか?
数年前には、国の借り上げで演習用の車両や人員を運んだこともあったけど・・・・何はともあれ無事に函館に到着。
もう一度乗ってみたい、快適な船旅だった。

道南圏  函館 「立待岬から外国人墓地辺りの散策」

2015-09-11 | 北海道
立待岬に立ち寄ってからスタートしよう。600円の一日乗車券で市電に揺られながら、終点の谷地頭から1キロほどで、最後のかなり急な道を上ると眼下に岬が見えてくる。急な上り坂の途中、湾を望みながらの左手には石川啄木一族の墓がある。


岬には与謝野鉄幹・晶子の句碑も建つ。岬は海面よりかなり高い崖、天気が良ければ津軽海峡を挟んで下北半島が見える。








岬のベンチで下北を眺め、時間があれば電停に近い「谷地頭温泉」で、一汗流して再スタートするのも良い。


外国人墓地へは路面電車のもう一つの終点「函館どつく前」から、「魚見坂」を上がって行くと15分~20分で行ける。天気が良ければ、海を見ながらぶらり散歩も楽しい。海の向うには青森が見える見通しが良い場所だ。
歩き始めて5分ほどで左側に建つ「高龍寺」。江戸初期に創始された寺で函館では一番古い寺院で、山門は総けやき造り。


ほどなく外国人墓地に到着。ペリーが来航した際に死亡したアメリカ水兵2人を埋葬したのが始まりとか。ロシア人、中国人、プロテスタント系の人々が葬られているひっそりとした墓地である。行き止まりの突き当りには斎場がある。

外国人墓地から見える函館湾の眺め。木立の中から遠くの山々と海とお墓を織り交ぜた風景がなかなか良い。




天下の号外屋「翁」の墓。信濃助治は、明治27年6月、衣類・コート・帽子・足袋まで赤ずくめで来函し、同年11月、日清戦争の頃、彼は北海新聞の号外を函館市民にまいて”天下の号外屋”と称して売り出し、「赤服」と呼ばれていたとか。


在日ロシア人墓地


「中華山荘」脇の路地を進むと、海側に散策路が設けられていて、プロテスタント墓地と中国人墓地を柵越しに正面から眺められる。






ここは、小生が好きな場所で函館に来るたびに何度か訪れた。冬の風情もなかなか絵になる。柵の右側は函館湾。
小道の奥、海側に小さなカフェがある。疲れた脚休めにはgoo!


戻りながら函館山に向かってゆっくり歩くと、坂道の途中に「旧ロシア領事館」がある。明治43年建築の赤レンガに白い漆喰が映える洋館。


冬の領事館中庭風情。


「函館中華会館」函館在住の華僑が、明治43年、三国志の英雄・関羽をまつる関帝廟として建築したもの。国の有形文化財。


「太刀川家」明治34年、海運業で財を成した豪商・初代太刀川善吉によって建てられた関西風の商家。レンガ壁を漆喰で塗り込めた防火建築の内部は豪快な木組み。国の重要文化財。現在はタチカワ カフェとして営業中。


建築様式の珍しい建物が未だに健在。






H16.12師走に出張中、駅前の大火に出くわした。すぐ近くのホテルに泊まったが気付かず、翌朝の鎮火後の様子を電車内から。

道南圏  函館 「元町界隈の異国情緒散策」

2015-09-08 | 北海道
JR函館駅やベイエリアから函館山麓にかけて、古き良き時代を漂よわせる異国文化の建物等が今も散在し、のんびり散策
にはもってこいの、小生にとっては、飽きの来ない大好きな街の一つに数えられる。
掲載写真はマイ引出し?の奥にあった何年か前の物になるが、小生がもう少し元気で地方出張や、歩き回っていた頃のもの。
函館の街を、いろいろな方々が素晴らしい写真を撮影して掲載しているが、小生の場合は、「通りすがりの気まま目線」にて
至らない点はご容赦を・・!
今現在とは年式変化があるかもしれないが、その頃にタイムスリップして、蔵出ししてみよう。

函館といえば、北海道への玄関口。当時、改装なったJR函館駅。




桜のころは五稜郭!・・だが、少し時期がずれたので、タワーから。


画像を合わせると五稜郭全景になった?




ベイエリアに金森倉庫1号・金森倉庫2号 【函館市伝統的建造物】が並ぶ


牛の模様をまとってる、函館名物「モーモータクシー」。


函館ハリストス正教会復活聖堂【国指定重要文化財】を、函館山展望台から望遠で!




旧函館区公会堂【国指定重要文化財】


聖ヨハネ教会を函館山展望台から望遠で!




元町カトリック教会聖堂


「チャチャ登り」おじいさん(チャチャ)のように背中を丸めないと登れないほど急な坂という意味。


港に下る坂道「八幡坂・基坂」。港には青函連絡船記念館「摩周丸」が浮かぶ。


旧・相馬合名会社(現・相馬株式会社)1913(大正2)年築のルネサンス風事務所建屋。西洋式切妻破風など特異な意匠。
基坂と電車通りの交差点に建ち、西部の街並みのランドマーク的存在。伝統的建造物。


旧・イギリス総領事館(現・開港記念館) 【函館市有形文化財】


夕暮れのベイエリア



道南圏  函館 「函館山の表パノラマ眺望の昼と夜」

2015-09-04 | 北海道
函館と言えば、函館山から見る市内の風景と、元町辺りの歴史ある異国情緒が豊かな洋風建物群を目にすることが多く、エキゾチックな雰囲気の街である。もちろん前回UPの裏夜景も素晴らしいが、元々の函館の代表的なシンボルで、函館の町の南の端、函館駅から南西に2.5kmのところにある山が函館山だ。この函館山を有名にしているのが、その標高334mの山頂から見た函館市街地の景色、とりわけ夜景の美しさにある。この函館山から見た函館の夜景は神戸の夜景、長崎の夜景と並んで日本三大夜景に選ばれるほどで、年間の観光客は500万人弱の人が訪れるそうだ。
しかも函館はそれだけではなく、何とミラノ・香港と並んで世界三大夜景にも選ばれているほど美しい。
函館では毎年8月13日を夜景の日とし、函館市や住民あげて電気を灯して一段と美しく見せているそうで、12月~2月は主な坂の街路樹がライトアップされて、夏よりも冬の方が空気が澄んでいる事もあって写真撮影なら冬がお勧めと・・。
一昔前になるが訪れたこの日は天気が良く、昼と夜のくびれたネオン街半島部の美景が欲しくて、仕事の合間にロープウェーに2回乗ってしまった! 
いいパノラマに出会えました。

H16年12月 函館山山頂からの、お昼のパノラマ


同じく夜景-1


同じく夜景-2 ちょっとイタズラして画像にキラキラ魔法をかけた?


H21年9月の画像


くびれた部分の美夜景


上昇中のゴンドラ


市内から函館山を眺める


立待岬へつづく道。途中に、石川啄木一族の墓がある。


双胴式の高速フェリー、ナッチャンWorldの入港風景。


宿泊先のホテル窓から




ホテルの窓枠を利用して!


人慣れしている山頂のカメラ目線カラスを接写。なかなかの男前??

道南圏 絶景! 「函館の裏夜景in城岱牧場」

2015-08-31 | 北海道
小生が病気入院の前に、仕事で何度か行って撮り溜めていた道南方面の美景を、引出しから出して紹介しよう。
函館の町から大沼公園に向かって17kmほどのところにある七飯岳の麓に広がるのが城岱牧場。この牧場は160ヘクタールの広さを誇る町営の牧場。この牧場の特長は、牧場の中に無料の城岱スカイラインが走り、牧場の中のワインディングロードを駆け抜ける事ができるだけでなく、その途中にある標高530m程度の見晴らしのよい駐車場からは手前に七飯町の田園風景、南の遠くに函館市街や函館山、函館湾に津軽海峡、北に駒ヶ岳まで見渡す事ができる。函館山からの夜景を表とするならここは函館の裏夜景としても知られ、特に駐車場で車から降りずに夜景を楽しむことができる。デートコースには最高の穴場。
函館には何度か訪れて、ネオン街には行くことができても、なかなかたどり着けなかった城岱牧場からの函館裏夜景は感動ものだった。
雄大な、日暮れ前から夜景への移り変わり風景が撮影できたので見て戴こう。夕方の景色から次第に夜景に変わります。
街並みの向うに函館山がそびえる。


城岱スカイラインから函館山を望む


パノラマで。右側方向が木古内経由で青函トンネルへ。




だんだん日没に近づいた・・ショータイムの始まりデス


近くの山も、こんな感じに・・


暗視映像に切り替えてみたら・・








暗闇の中で、函館山の黒い影がUPに。




また、後日に再訪時の夕景






現在では、来年開通予定の北海道新幹線のレールラインと函館北斗駅が、どこかにくっきりと映り込むと思います。
これからの季節はすっきりとした晴れ間が多く、機会があれば一度行ってみたらどうでしょう。感動間違いなし!

道南圏 歴史の町「江差町を散策」

2015-08-28 | 北海道
広島県から北海道に戻ってきました。しばらくの間遠ざかっていたので、どこに案内しようかと迷っていたけど、「道南」が未案内だったのに気が付いた。そこで、昔から北前船で栄え、古い町並みが残る「江差」の町を歩いてみよう。
江差町を走る国道228号線の旧道沿いには、商家の旧中村家住宅や桧山物産館、問屋の横山家、姥神大神宮などの歴史的建造物や史跡、旧跡が数多く存在している。この歴史的資源を「歴史を生かす街並み景観形成地区」として指定、歴史を生かすまちづくり事業としてスタートし、2004年に完成したのが「いにしえ街道」だ。




このいにしえ街道の両側に立ち並ぶ家々のほとんどは時代を感じさせる作りとなっている。




その昔、写真の国道までが海だった。海を埋め立てて国道になっている。当時は、北前船は大きいので沖に停泊させ、小さな船に荷物を移して、はね出しまで荷物を運んでいた。


今も残るはね出し部分。ここまでが海だった。


当時の写真がこれ!海に部分が現在の国道228号線。


重要文化財指定、商家の旧中村家住宅。当時の問屋建築の代表的な造り。


左側の小路を海へ下る道。旧中村家住宅の昔ながらの板壁。


「旧檜山爾志郡役所」は、北海道庁の出先機関である郡役所と警察署の業務を執り行なう建物として、明治20年に建てられた。


横山家は初代から数えること200年経過。初代は天明6年(1786年)現在地において漁業、商業、回船問屋を営んでいた。現在の建物は今から約160年前に建てられた家屋で、昭和38年に道の文化財指定を受け、母屋と四番倉にはニシン漁全盛期のころに使用されていた生活用具などが陳列しており、当時の暮らし振りを今に仕える貴重な建物のひとつ。





京都の「ニシンそば」は、江差がルーツらしい。かつて江差から北前船によって日本海を経由して、ニシンロードで運ばれたニシンによって作られたものとか。
向いの姥神大神社。創立年代は不詳ながら、言い伝えでは約570年前の文安4年(1447年)に折居姥の草創とされている。文化14年(1817年)には正一位姥神大神社宮号を勅許された北海道最古の神社。


いにしえ街道の途中にある馬坂からは町の家々と日本海が一望でき、ここからの街道越しに日本海に沈む夕陽が美しいとされ、かもめ島とセットで日本夕陽百選に選ばれている。


江差港に浮かぶ開陽丸のレプリカ。徳川幕府の頃、外国の軍艦がたびたび日本のまわりに出没するようになり、日本にも対抗できる軍艦が必要と考え、長年友好関係のあったオランダに注文し、ヒップス造船所という会社が作ったそう。

道央圏 余市「マッサン 冬のニッカ蒸留所」

2015-03-06 | 北海道
NHKのマッサンが今月末で終了ということで、ニッカ余市蒸留所内での撮影もクランクUPしたようだ。TVでは頻繁に撮影状況が放映されているので、この冬はブーム再来の様子。
寒い冬の余市蒸留所には、なかなか足を延ばせないので、小生が撮ってきた冬バージョン、白い雪に赤い屋根の風景もなかなかのもの!。以前にUPした紅葉の頃とは一味変わります。少し角度を変えて撮ってみました。