北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

風来旅in札幌近郊 絶景!海を眼下に「オーンズ春香山ゆり園」

2016-07-29 | 風来旅
花の便りがたくさん届く中、天気が良いので散歩を兼ねて、自宅から車で30分程の銭函にある、眼下に広がる青い海と、
斜面に咲き乱れる色とりどりのユリの花と、真っ青な空に飛行機雲と白い雲・・「オーンズ春香山ゆり園」に出向いた。
冬は、人工降雪機でゲレンデに降らせ道内で一番早くスキー場をオープンし、夏はゲレンデ一杯に213万輪のゆりの花を
咲かせて、空・海・ゆりの三重奏♪ 日本海を眺めながら道内最大級のゆり園!
近いので行く機会がなかったが、天候が良い午後、急に思い立ってデジカメ片手に行ってみた。
7/25月曜日の平日であり混雑もなく、ゆっくりと楽しめた。ラッキー!! 8/28迄営業とある。






スキーリフトでゲレンデ頂上へ


リフト終点と休憩所。「ゆりソフトクリーム」が美味かった。


頂上からの眺め。海をバックにゆりの花園が素晴らしい。




空の雲も加わると、なお素晴らしい絶景!(頂上休憩所から)


木立の向うに銭函海岸


石狩湾の向うは、増毛・暑寒別岳連山が見える。開放感がgoo!










中腹の休憩所で足の疲れを癒しながら・・下り坂はキツイ!太腿が笑ってる!!










無事に下山。★7月30日、8月6日、8月13日 ナイターゆり園も開催!

風来旅in札幌 「サイロが残る牧歌風景の残像 VoL2」

2016-07-25 | 風来旅
花菖蒲園の開園中のみ入場が可能な栗林石庭と呼ばれる庭園。限定開放の「八紘学園栗林記念館」

札幌ドームに程近いこの建物は、明治中期に吉田善太郎が広大な敷地を農場として切り拓き、アメリカから
牛を購入した記念に建てた洋館。昭和8(1933)年、農場敷地を八絋学園創設者である栗林元二郎が購入し、
農業専門学校を創設したとある。白い下見板張りの洋館と周囲を取り囲む樹木との調和が美しく、繊細で
モダンな印象を与えている。

この建物は栗林の自邸となった後、現在は栗林記念館として改修され、同氏蒐集の馬の彫塑品・美術品・民芸
などを展示してある。
故栗林元二郎氏が収集した巨大石・樹木が立ち並んでおり、そのスケールの大きさに驚嘆させられる。
建物内は未公開。


巨大石が並ぶ石庭。




珍しい大水晶石。高さ1.8m、周囲2.3m、重量1t。さりげなく庭先に置いてあるのにビックリ!


樹齢推定2,000年のイチイ(おんこ)の樹。




晩年は日本に誇れる石庭・オンコ巨木樹園造成実現に情熱を傾けていたが、昭和52年(1978年)82歳で
その生涯をこの地で終える。


広大な敷地内に建つ、歴史を感じる牧舎とサイロ


鶏舎入口に建つミニサイロ


同じ地域に残る旧伊藤牧場サイロ




月寒東旧黒沢牧場


花菖蒲園に隣接して、老舗「ツキサップ じんぎすかんクラブ」があり、通年で美味しい北海道名物が食べられる。

風来旅in札幌 「サイロが残る牧歌風景の残像 VoL1」

2016-07-22 | 風来旅
「花菖蒲園」への途中に建っている八絋学園農業専門学校の牛舎や、今でも現役で活躍中のサイロを
見て、何とも旅情豊かな「ザ・北海道」が、市内や近郊にもまだまだ牧歌風景の残像が残っている。


八紘学園栗林記念館と同じく、八絋学園内にあるこの畜舎とサイロは明治後期に建てられ、サイロは
昭和18年頃に一度改築され現在の姿になったと伝えられている。



時を重ねた札幌軟石の趣ある姿に、トタン屋根の赤が彩りを添えており、背景となる樹木のみどりが
牧場風景をさらに引き立てている。周囲が住宅街へと変わる中で、広大な牧場が開かれていた時代
からの時の流れを感じさせ、地域のシンボルとして親しまれている。

元は吉田牧場の畜舎とサイロで、札幌軟石積みの躯体に赤い鉄板葺きの屋根が、牧場の緑の中に映える
いかにも北海道!という、牧歌的で美しい風景。札幌景観資産の木造平屋建ての畜舎と石造りのサイロ。
せっかくの機会、ひと回りしてみよう。










すぐ近くの敷地内には、ドストエフスキー原作の「白痴」を黒沢明監督が札幌を舞台に撮影したロケ地が
あり、昭和26(1951)年に公開されたそうだ。映画の中で登場する森雅之演じる主人公と彼に心惹かれる
女性、久我美子が雪の中の牧場に立つシーンが、ここ八紘学園の、この路とか。




次回も、もう少しこの辺りを散歩してみよう。

風来旅in札幌 八絋学園「花菖蒲園」

2016-07-19 | 季節の花めぐり
札幌にも夏の花々が咲き始め、爽やかな北海道に彩を添える。
ここ「花菖蒲園」は北海道農業専門学校の学生が農作業実習の一環として、学生が中心と
なって管理しているところで、初夏の札幌を彩る。
牧歌的な雰囲気に囲まれた園内では、2haの広大な敷地に約450種類、7万株の花菖蒲が
6月末から咲き始め、咲き誇る満開期はまさに絶景!
7月上中旬からは、約140種類もあるヘメロカリスやラベンダーが咲き始め、今からの季節、
7月中下旬には見頃になる。北海道らしい風景の穴場、ど真ん中を堪能することができる。
体調の関係で、数年前の写真になるが紹介しよう。





































この付近は、札幌市内でも少ない牧歌的な風景がたくさん残っている貴重な場所だ。

風来旅in札幌 ラベンダー栽培発祥の地はここ!

2016-07-15 | 寄り道旅
夏の北海道といえばラベンダー畑!でも…ラベンダー畑といえば富良野?!
札幌市内にも素晴らしいラベンダー畑があり、その場所は日本のラベンダー栽培発祥の地。
なんと、日本のラベンダー栽培の歴史はここ「札幌市南区 南沢」から始まった!
その歴史は1937年にフランスから5kgの種を輸入したことから始まって、翌年から北海道・本州などで
3年間の試験栽培をし、北海道が栽培に最適な土地であることを確認。
そして、1940年に日本初の本格的ラベンダー農場が、南沢に誕生したとある。その後、富良野でも栽培され、
鑑賞用としても人気があり、夏の風物詩になっている。



その発祥の地、札幌市南区「南沢」に広がる「東海大学 札幌キャンパス」校門横に鑑賞用ラベンダー畑がある。






白い建物は「東海大学付属札幌高等学校」新校舎の前に広がるラベンダー畑


7/17からは「ラベンダーまつり」が始まり、イベントも催すそうだ。(駐車場あり)


近年、ラベンダー畑の横に内村鑑三の記念碑が建った
















今年は、遠くて混雑の富良野まで行かなくても、簡素ながら雰囲気が味わえた。

マイ道楽 お手軽スモーク 「ビールには燻製枝豆!」

2016-07-12 | 気ままなモクモク工房
夏の晩酌ビールには枝豆が最高に似合うが、ススキノで立ち寄る「燻製肉専門 オズ・バル」では、
カウンターに座るとお通しには絶品の燻製枝豆がさりげなく出る。その香ばしさと美味さに感動。
気軽に我家での晩酌にも食したいナァ~・・との思いから、チャレンジすることに!
結果、盛り付けのセンスは無いがこんな風に仕上がった!いかにも燻した色合いで美味しそうだ。



たまたま冷凍食品の売場で見つけたので2袋をゲットし、早速、1袋を練習用に開封。何と300g入りで@100×2程!
塩味付きの枝豆を皿に移してラップをし、裏面のレシピ通りにチンして解凍。


ざるに移して干し網の中で1時間ほどカーポート下で風乾し、表面の水分を飛ばす。
後ろは「気ままなモクモク工房」。シャッターBOXに小さな看板を貼りつけた!


風乾の合間にスモーカーの準備。熱燻用のスモーカーと、さくらのスモークチップにピートスモークブロック。


自作アルミのチップ受け皿に、さくらチップ一握り+ピートスモークブロックを数個混ぜて点火。
煙が出たら火力を弱めて燻す。自作アルミのチップ受け皿は燃えカスの処理が楽で、何度も再使用OK.


皮表面に舌で感じる塩分調整で、ヒマラヤピンク岩塩を少量パラパラと味を+。


20~30分の熱燻の間に、トングで数回、均等に燻せるように撹拌すると仕上りが良かった。


燻製色豊かに仕上がった。香りもグー! ウンマイ!一日置くとエグミが消えて、更に美味しくなった。


これは早速、毎日のツマミに作り置きしておこう!

マイ道楽 呑兵衛たちのオアシス「居酒屋ままや」

2016-07-08 | グルメ
飛びきりの美味い酒と、飛びきりの旨い肴を、提供してくれる伝説の居酒屋さんが、我家から5分の身近にある。
JR学園都市線「新川駅」前に灯がともっている、魚介料理・海鮮料理と銘酒の海鮮居酒屋「ままや」!!
14~15人も入れば満員で、ママさん一人で大奮闘の、全部が美味しい小さな居酒屋さん。


一昨日、同業諸氏6人が集まり、メンバーの1人が誕生月でもありお祝いを兼ねて、本人の要望にこたえ、
待望の「伝説のままやで飲む会」を開催した。

小生を含め、呑兵衛さんたち羨望のお酒や焼酎が、目の前にところ狭しと並んでる中での一献はまさに至福。
普通の店では揃わない銘酒ばかりが並んでいる。呑兵衛には極上のパラダイス!
日本酒は、新潟県・青森県の銘酒を主に揃え、焼酎は九州の美味しい芋焼酎・麦焼酎や北海道産も。
四合瓶入りも揃えて吞みやすくリーズナブルに提供し、ボトルキープができる。








ススキノでは味わえないド新鮮且つ大ぶりな刺身の切り身が並ぶ刺身の盛り合わせを肴に一杯。
本州からの出張族も、ススキノは通過で「ままや」にダイレクトインの諸氏も多くいるようだ。
他、抜群に美味しいメニューの多さに迷うものの、数人の小団体さんには「おまかせ」が一番。
タイミングを見ながら流れに合わせてテーブルに並べてくれる。ボリュームもハンパない大満足。
特にマグロの刺身は、中トロから大トロまで天下一品!


毛ガニも食べやすく、野菜もたっぷり摂ってバランスよく。




酔ってしまったか??手が震える・・・








オリジナルの「うにモッコリごはん」


〆は、リクエストに応えて裏メニューの「あわびチャーハン」


■場所は、JR札沼線(学園都市線)「新川駅」斜め向かい。電話011-758-3056
      常連さんで満員御礼が多く、事前の電話確認が安心!
 営業時間はPM5:30-PM10:30 定休日ー日曜・祭日(他、正月・GW・お盆は不定期)

マイ道楽  「しらす干し(ちりめんじゃこ)のヒッコリースモーク」

2016-07-05 | 気ままなモクモク工房
燻煙材料を物色中に、またまた目に入ったのが「しらす干し」(関西ではちりめんじゃこ)。
生シラスが美味しかったので、生干しで燻製にチャレンジ。2パックを買い込む。
生を買っても乾燥工程があるので、最初から生干しが手っ取り早い!
完成までの間に、いろいろの手間を加えたら一段と旨くなった!これはビールにもご飯にも合う!


原価は@¥198×2で庶民の味方!


まず、2パックを紙皿に広げ、小型扇風機で1時間程度風を送り表面の水分を飛ばしてみた


さらにスモーカで30分程、70-80℃で30分程度の熱乾燥をして、表面を乾かす。湿気が多いと燻煙と化学反応で
酸っぱくなってしまう。金属バーは蓋を浮かせて熱や煙の逃げ道を作るのに使用。耐熱ガラス蓋は中が良く見える。


いよいよスモーク開始。ヒッコリーのチップに日本茶葉をかけて香ばしさを加える。


九州に行った際、「縁結びの神様・粟嶋神社」のレストランで売っていたのを衝動買いをしてきたバジルスパイスを
すりつぶして混ぜ合わせ、隠し味に少々加えた。ここのオリジナルのようだ。
グリーンラベルのバジルスパイスは、塩・バジル・ニンニク・黒コショウ・白コショウ・ピンクペッパー・パセリ等を
混合して作ってあり、容器にミルが付いているので便利。ワンランク上の味になった。


70~80℃の温燻。トングで何度か上下を返しながら約30分。


やがてこのように耐熱ガラス蓋内側に燻煙の色が付くとそろそろ。


美味しそうに色付いた。


味付け海苔を細かくもみ海苔し、白ごまを混ぜればOK!ビールにはそのままでもウマイ。
仕上げの白いご飯に振りかけの場合は、醤油を少しかけてなお美味し! 単純ながら、結構な手間が掛かってるゾ!

マイ道楽 お手軽スモーク 「ビールの友、柿の種ピーナッツ」

2016-07-01 | 気ままなモクモク工房
前回の「かっぱえびせん」は燻煙後2~3日後につまんでみたら、◎に美味かった!
エグミも消えて旨さが倍増で得した気分!ビールが進んだのは当然の事、新発見であった。やっぱり止まらない。
調子に乗って今回も庶民の味方「柿の種inピーナッツ」を実験的に燻してみたら、香ばしい新しい口当たりの
美味なる「うれしいカキピー」が出来上がった。



材料はコレ!1㌔入りの袋を見つけた。我家だけでは多すぎるので、いつものBarでお客さんが、美味さ加減審査員!


燻すチップは、ほのかにウヰスキーの香りが残る使用済み熟成樽を粉砕してスモークチップにしたウヰスキーオークで。


大き目の浅ザルに入れて、着火し煙が出始めたら中火弱に調整し、約10-15分の温燻。


やはり途中で数回の混ぜ合わせを行い、熱・燻煙等が均一になる様に。これは、美味しくなるための行程です。


ピーナッツがうす茶色のヴェール纏ったらOK!このままスモーカーごと冷えるのを待ち、やはり最低一晩の安置。
但し、湿気が大敵なのでストックバックに入れて馴染ませるとグー。

「かっぱとカキピー」を合体させるとこうなった!マイハウスビアガーデンの準備OK!


他にもいろいろなものが美味しく燻せるので、試してみると酒の楽しみ方も変わる!







庶民の味方は、まだまだたくさんある!!