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マイ道楽VoL166 「真冬の燻製、熱源ガスボンベ火力を比較したら?」

2019-02-01 | 気ままなモクモク工房
スモークチップを燻して燻製を作る際には、ほとんどに卓上ガスコンロを使用して燻すが、春~秋の気温では全く
問題なく順調に炎が上がっているものの、季節が変わり、冬の氷点下での外気中では、壊れたか??・・と思う程
火力がなく、困っていた。仕方なく解決策として、電熱器を600Wにして作業をしていたが・・・??。

真冬の氷点下のある日、カーポートの下で燻製作りの基本、種類別に「熱源」の実験をしてみた。モノ好きだなぁー・。

いろいろ調べてみると、どうやらメーカーによりガスボンベ内の成分配合に違いがあった。
「ノーマル」はブタンが、「ハイパワー(寒冷地仕様)」はイソブタンが主成分で、イソブタンは寒冷地の氷点下でも
使用可とある。LPGを数%の少量混ぜたのもあり、何だか難しいようだ。

外気温はー3~4℃を指している。


我家のガレージ+カーポート下の「気ままなモクモク工房」の燻製作業スペースがコレ! 
横に温風ストーブを置き、暖をとりながら、車を1m程前に出してスペース確保!安全に作業開始。


アルミ容器に水を500CC入れて、火力と100℃に到達のタイムを測ってみた。

■イワタニ(岩谷産業)や他メーカーの製品のレギュラー缶。 
  レギューラーではブタンガスの特性で、10℃を下回ると気化しにくく、摂氏5℃以下になるとほとんど気化しなくなり、
 0℃以下では使えないようだ。火が小さいはずだ・・・。コレの場合全開で約1時間で100℃近くに到達した。
 LPG(液化ブタン)を配合し、イソブタンの比率を高めた低温時対応ガス「パワーゴールド」(¥@450)もあるようだ。


 ※春~秋は他メーカーの安価なマイボンベや他の安いカセットボンベも、日本工業規格(JIS)の共通仕様とのことで、
 どのメーカーを使っても問題ないとある。

■SOTO(新富士バーナー)  
 本来、イソブタンの比率も多くアウトドア用で、冬に安定した性能を発揮できるのは、「SOTO」のボンベのようだ。
 同じ条件下でも全開で約10分弱で100℃近くに到達した。3本で約¥850。




■Coleman(コールマン)  
 キャンプでの調理熱源によく使い、まず手元にあったレギュラー缶で試してみた。
 なんと!半開の火力で約8分程で100℃近くに到達した。


 寒冷地仕様に「スーパー」(税込み¥734)もあったので、予備にゲットしておいた。実験に使用はもったいない。


■ダッチオーブンには、下に電熱器+上にヤシガラ成形炭を割ったコンビネーションも重宝だった。



これを機会に、冬の燻製作りやダッチオーブンは、安定熱源の電熱器やSOTOやコールマンを使い分けてみよう。



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1 コメント

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流石コールマン (まもる)
2019-02-01 15:48:11
こんにちは。
先日はどうもありがとうございました。

貴重な実験レポートですね!
結果、流石はコールマンと言ったところですね(笑)
情報としては知ってはおりましたが実際実験結果を見るとやはり「お~」となります。
ただいかんせんコストが…

また、楽しいレポート楽しみにしております。風邪引かないでくださいね(笑)
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