北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

道南圏 絶景! 「函館の裏夜景in城岱牧場」

2015-08-31 | 北海道
小生が病気入院の前に、仕事で何度か行って撮り溜めていた道南方面の美景を、引出しから出して紹介しよう。
函館の町から大沼公園に向かって17kmほどのところにある七飯岳の麓に広がるのが城岱牧場。この牧場は160ヘクタールの広さを誇る町営の牧場。この牧場の特長は、牧場の中に無料の城岱スカイラインが走り、牧場の中のワインディングロードを駆け抜ける事ができるだけでなく、その途中にある標高530m程度の見晴らしのよい駐車場からは手前に七飯町の田園風景、南の遠くに函館市街や函館山、函館湾に津軽海峡、北に駒ヶ岳まで見渡す事ができる。函館山からの夜景を表とするならここは函館の裏夜景としても知られ、特に駐車場で車から降りずに夜景を楽しむことができる。デートコースには最高の穴場。
函館には何度か訪れて、ネオン街には行くことができても、なかなかたどり着けなかった城岱牧場からの函館裏夜景は感動ものだった。
雄大な、日暮れ前から夜景への移り変わり風景が撮影できたので見て戴こう。夕方の景色から次第に夜景に変わります。
街並みの向うに函館山がそびえる。


城岱スカイラインから函館山を望む


パノラマで。右側方向が木古内経由で青函トンネルへ。




だんだん日没に近づいた・・ショータイムの始まりデス


近くの山も、こんな感じに・・


暗視映像に切り替えてみたら・・








暗闇の中で、函館山の黒い影がUPに。




また、後日に再訪時の夕景






現在では、来年開通予定の北海道新幹線のレールラインと函館北斗駅が、どこかにくっきりと映り込むと思います。
これからの季節はすっきりとした晴れ間が多く、機会があれば一度行ってみたらどうでしょう。感動間違いなし!

道南圏 歴史の町「江差町を散策」

2015-08-28 | 北海道
広島県から北海道に戻ってきました。しばらくの間遠ざかっていたので、どこに案内しようかと迷っていたけど、「道南」が未案内だったのに気が付いた。そこで、昔から北前船で栄え、古い町並みが残る「江差」の町を歩いてみよう。
江差町を走る国道228号線の旧道沿いには、商家の旧中村家住宅や桧山物産館、問屋の横山家、姥神大神宮などの歴史的建造物や史跡、旧跡が数多く存在している。この歴史的資源を「歴史を生かす街並み景観形成地区」として指定、歴史を生かすまちづくり事業としてスタートし、2004年に完成したのが「いにしえ街道」だ。




このいにしえ街道の両側に立ち並ぶ家々のほとんどは時代を感じさせる作りとなっている。




その昔、写真の国道までが海だった。海を埋め立てて国道になっている。当時は、北前船は大きいので沖に停泊させ、小さな船に荷物を移して、はね出しまで荷物を運んでいた。


今も残るはね出し部分。ここまでが海だった。


当時の写真がこれ!海に部分が現在の国道228号線。


重要文化財指定、商家の旧中村家住宅。当時の問屋建築の代表的な造り。


左側の小路を海へ下る道。旧中村家住宅の昔ながらの板壁。


「旧檜山爾志郡役所」は、北海道庁の出先機関である郡役所と警察署の業務を執り行なう建物として、明治20年に建てられた。


横山家は初代から数えること200年経過。初代は天明6年(1786年)現在地において漁業、商業、回船問屋を営んでいた。現在の建物は今から約160年前に建てられた家屋で、昭和38年に道の文化財指定を受け、母屋と四番倉にはニシン漁全盛期のころに使用されていた生活用具などが陳列しており、当時の暮らし振りを今に仕える貴重な建物のひとつ。





京都の「ニシンそば」は、江差がルーツらしい。かつて江差から北前船によって日本海を経由して、ニシンロードで運ばれたニシンによって作られたものとか。
向いの姥神大神社。創立年代は不詳ながら、言い伝えでは約570年前の文安4年(1447年)に折居姥の草創とされている。文化14年(1817年)には正一位姥神大神社宮号を勅許された北海道最古の神社。


いにしえ街道の途中にある馬坂からは町の家々と日本海が一望でき、ここからの街道越しに日本海に沈む夕陽が美しいとされ、かもめ島とセットで日本夕陽百選に選ばれている。


江差港に浮かぶ開陽丸のレプリカ。徳川幕府の頃、外国の軍艦がたびたび日本のまわりに出没するようになり、日本にも対抗できる軍艦が必要と考え、長年友好関係のあったオランダに注文し、ヒップス造船所という会社が作ったそう。

マイ道楽 カマンベールチーズの燻製フォンデュでワインでも・・

2015-08-25 | 気ままなモクモク工房
いかにも美味しそうな組み合わせで残暑を乗り切ろう・・と、今回もやってみました!
事前の仕込みは全くなしで、カマンベールチーズを用意。チーズの大きさに合った、深皿の耐火入れ物にキッチンペーパーに
包み、チーズを置く。もちろん中華鍋でOK。ペーパーは燃えないからご安心を!


馴染みやすいヒッコリーチップ・さくら・クルミ等を一掴みに、香り深く香ばしくなるように、たまたま手元にあった「ピートスモークパウダー」をチップに混ぜて点火。コーヒー豆の粗挽き+ザラメでも美味しく香りがつき、燻し色が濃くなる。


網の上で耐熱容器に入れて、約10分の熱燻(100℃)をかけると表面に煙が付き、チーズが溶けるほどになってから、スプーンで円型の形を豪快に壊し、表面の固い部分も混ぜ合わせてマーブル状にする。


更に5分程の熱燻(100℃)をして、煙色を混ぜ合わせ、入っていた容器にキッチンペーパーごと形に合わせ入れ直し自然風乾して固めて出来上がり。

これを、冷蔵庫で一晩熟成させながら、煙のエグ味を飛ばすと信じられないほど香ばしく、格段に美味くなる。

耐熱の器に移し替えて、電子レンジでチン!と溶かして、フランスパンを小さく千切り、金串に刺してチーズと絡め、
 白ワインと供に・・
同様に溶かしながら、クラッカーに少し塗り、ワインやハイボールの供に・・
同様に溶かしながら、甘くしょっぱいカリッとしたリッツに塗ると、得も言われぬ大人の味で、アルコールが進む。

もちろん、アルコールランプで溶かしながら、どこかのバー風の雰囲気で、我が家でしっぽりヤルのもイインデナイカイ!

マイ道楽 初挑戦 ! 「ニジマス」の燻製・・ヤッタ 大成功!

2015-08-21 | 気ままなモクモク工房
知人がニジマスを15匹ほど釣り上げて、我が家に持ってきた。タイミング良く、さっそく見つけ出した燻製本の中にある四半世紀前のレシピ通りに燻してみることに!何しろ、生魚からの制作は初めてのこと。
失敗することを恐れずに・・・小さなウロコをとる→魚の肛門から顎に包丁を入れ、はらわたとエラをとり、骨についてる血もきれいに洗い落す→魚の下ごしらえを終えて、2枚重ねのジップロックにソミュール液(別記)とニジマスを入れて、冷蔵庫で一晩浸け込む。

◎ソミュール液の作り方 ; 水・・・1000CC ・ 塩(天然塩)・・・150g(15%) ・ 砂糖(三温糖)・・・20g ・ スパイス(お好み)・・・黒コショウ、クローブの実、セージ、シナモン、ローリエ、ナツメグを各少々。
はじめに水を沸騰させ、沸騰したら天然塩、三温糖、お好みのスパイスを入れて、3-4分煮立たせる。煮立たせたら目の細かいザルなどでこして、そのまま常温で冷ますとOK。
※冷ます段階で、お好みでウイスキーか白ワインを50CC程度を入れ香りとコクをつける。

一晩のソミュール液浸けが済んだら流水で2~3時間、魚に蛇口からの水が直接当たらないように、少量の水を流し塩抜きをする→途中で味のチェック:材料を一切れレンジでチンして味見し、薄味程度がちょうど良い。→キッチンペーパー等で水分を取る→「風乾」で水分をとばす。

ここまでは写真を撮るのを忘れてた!

小生の場合は「風乾」の代わりに「ピチットシート」に包んで一昼夜、冷蔵庫内で脱水し乾燥した。


ニジマスの頭を上に吊り下げるようタコ糸を結び、腹を爪楊枝で腹を広げると乾燥・燻煙の浸透が促進ができる。
(水分が残ると酸っぱ味と煙のエグ味が出る)


燻煙の前に外気に当て、防虫網の中で一時間ほど「風乾」。


いよいよ燻煙開始。ヒッコリーのスモークウッド半分を使ってみよう。長時間の継続燻煙にはスモークウッドがいい。
点火してスモーカーに置き、50℃程で3時間の温燻。温度調節は蓋の開口部でするといい。


上蓋を強化プラ製に代え、中が見えるようにした。


いい色に仕上がってきたゾ! 美味そう!


更に別のスモーカーでヒッコリーチップ約1時間の熱燻(100℃)を加えた。
これは身の水分を更に飛ばすのと、身も柔らかく、黄金色の仕上がりにも役立った。


防虫網に移し半日の風乾(煙のエグ味が取れ、美味しくなる)→更に、冷蔵庫で半日の冷乾燥して出来上り!!




ご褒美に日本酒の大吟醸で一杯やりたくなってきた。

完璧に美味しく出来上がった! 身の柔らかさや漬け込み加減や、黄金色に輝く燻し加減もOK!
調理師の息子の評価も、釣り上げて持参した釣師?の評価もベリーGOOD!

最近、行きつけのバーから”おまかせ燻製”の注文があってチーズとベーコンの燻製を届けた。おかわり希望のお客さんも
いるそうで、街の飲兵衛さんたちにもなかなか評判が良いようだ。少し自信が持てた! 

ファミリアチーズのリンゴチップ燻製。


味付きブロックベーコンを追燻製。左側は黒コショウをまぶし、右側はノーマルにリンゴチップで追燻。


商売替えも考えるかナ??

マイ道楽 1980年代からの燻製本、野外料理本が見つかった!!

2015-08-18 | 気ままなモクモク工房
風来旅を少し休憩しよう。全国的に?15日が終戦記念日、過去の戦争がらみの画像記載も何とか終了し、お盆も通り過ぎようとしている中、当ブログの行先変更のキーワードである久々の「マイ道楽」の平和路線に変更してみよう。

つい先日、趣味と遊びの冊子ばかりが入ってる我が宝物の縦長本棚を整理していたら、ソファーの陰になり普段使うこともない下の二段から、四半世紀前に小生が夢中になっていたと思われる、30~20年程を経過した趣味教本が出てきた。
その中に、アウトドア志向満載でキャンプや野外料理の本、ボート釣りや北海道の釣りに関する本がワンサカと・・・。
「燻製の本」も無事な姿でこの中に混じっていた。紙も燻製のように茶色く変色しているのもあり、年月を物語る。
今どきの燻製教本も何冊かあるが、比較してみると、出版社による表現の違いはあるものの、当時の製法や燻製レシピは丁寧に書いてある。今どき本の製法解説とあまり変わらないが、カラー写真に燻製作りの手順・図解説明も載っており、昔のが小生には理解しやすかった。
燻製好きな者にとっては、宝物の存在である。記憶をたどってみれば・・我家の息子たちと知人たち家族でキャンプに夢中になっていた頃に、キャンプでの夕げのごちそうと、美味しい酒と肴にこだわるつもりで買い揃えたに違いなかったが、いつの間にか忘れ去っていたようだ。68歳後半の今になって役に立つとは。
どうやら、「アウトドアで旨いもの探究」は我が生涯の道楽のようである。

今は絶版であろう、当時の時代を感じるマイ燻製教本を紹介しよう。


「燻製の本」 ㈱CBS・ソニー出版 1985.6初版 ¥1500


「燻製を作る」 ㈱CBS・ソニー出版 1988.1初版 ¥980


「自分で作る 燻製入門」 ㈱徳間書店 1990.12初版 ¥1400


「燻製づくり入門」 ㈱山と渓谷社 1996.3初版 Outdoor Books14 ¥1600


さらに一緒に見つかった1980~1990年代のアウトドア料理のレシピ本がこれ! きっと近いうちに、役に立つだろう??


この歳になって再び目覚めても・・困った爺だワ!今さら浜でテントを張って泊まる元気もないが、せめて、我家の前で楽しむことが精一杯・・ということで、墓参りの後で玄関前のカーポート下、もくもく工房前で、我家の長男(某ホテルの調理師)夫婦+初孫+愛犬と共に、車2台で目隠し?をした中で、明るいうちから楽しくBBQの店開きをしてしまったのがコレ!





来年の夏には、孫も賑やかに参加するだろうナ・・。
これからの季節は、燻製作りにも良い気温になる。ご近所さんも集めて、残暑と、気持ち良い秋を「BBQ&燻製Wパーティ-」で一緒に楽しむことにしょう!!
こんなのが大好き人間だから・・・!。

寄り道旅 「大和ミュージアムVol2」 「零戦・ 回天 他 」 から九州へ

2015-08-14 | 広島市周辺
大和ミュージアムの多岐にわたる展示物に、目を丸くして見入っていたら、昔々、小さい頃にプラモデルを作って遊んだ頃の記憶がよみがえってくる。
あのころは戦艦や飛行機の名前をほとんど覚えていたものだが・・。
零式艦上戦闘機=ゼロ戦の展示がこれ。






















特殊潜航艇「海龍」










徳山周南港から、九州の国東半島への竹田津航路と、徳山湾に浮かぶ回天の島(大津島)へのフェリーと2航路が出ていた。大和ミュージアムにも本物が展示されていたが、ここのフェリー乗場前にはレプリカが展示されていた。回天は、いわば、魚雷型単座式兵器の、魚雷そのものに一人で乗って敵艦に向って行き、自爆するというもの。ある青年士官から提案されたもので、100人もの、平均年齢21歳の若い命が失われたそうである。これからも未来永劫にわたりあってはならないこと。
「回天の島」大津島のポスターがこれ。




フェリー乗場の「回天」展示がこれ。








徳山湾に浮かぶ謎の島??


国東半島の「姫島」が見えてきた。もうすぐ到着。

寄り道旅 呉市 「(戦艦)大和ミュージアム・てつのくじら館」

2015-08-11 | 広島市周辺
原爆ドームを一回りしてから、雨の中を皆で呉に向かった。小生の我儘で、ぜひ大和ミュージアムを見たい・・・と、無理やり旅程に組み込んでしまった! 原爆ドームからは小1時間で到着。海のそばのそれらしき場所に近づくと、いきなり、ビルの陰から空中に巨大な鉄の塊が姿を現す。「てつのくじら館」に現物展示されている退役潜水艦「あきしお」だった。ド迫力!長さは76.2m、幅は9.9m、そして深さは10.2m。ここへの壮大な陸揚げ作業は、多くの注目を集めたそうだ。内部も入れるが、時間の都合で外観だけに・・・。






呉を訪れた大本命は向いの「大和ミュージアム」。入口への横には「戦艦陸奥」の主砲である41インチ砲とスクリューが鎮座している。人の大きさと比べれば、デッカさがわかる。






これは主錨「⚓」!デカい!


ミュージアム内では、呉海軍工廠で建造された最大の船であった戦艦大和を中心とした展示を行っている。館内には10分の1スケールに縮小された戦艦「大和」をはじめ、零式艦上戦闘機62型、人間魚雷「回天」などの実物資料を展示。中でも戦艦大和はやはり圧巻である。一回りしてみよう。




























ゼロ戦や回天も掲載したいが、制限画数オーバーのようで、残りは次回に・・。

寄り道旅 広島市 「原爆ドーム(世界文化遺産)を接写 VOL2」

2015-08-06 | 広島市周辺
・・8月6日” 原爆の日”あらためて黙とう・・
原爆ドームの世界文化遺産への正式登録名は「ヒロシマ・ピース・メモリアル」。もとはチェコの建築家が設計した広島県産業奨励館で、大正時代に完成しモダンな表情を漂わせていた。
世界遺産の登録基準となる、文明や芸術、景観にかかわるものはないが、「二度と同じような悲劇が起こらないように」という戒めや願いを込め、人類共通の平和記念碑として登録されたそうだ。
今回は、季節の花の向うで小雨の中にけぶるドームの周囲を廻りながら撮った、5月の表情を見てみよう。
もはや説明は要らないだろう・・。今回は特別に8月6日の記念日に合わせてUPしよう。








































寄り道旅 広島市 「 原爆ドーム(世界文化遺産)を接写 VOL1」

2015-08-04 | 広島市周辺
8月6日は戦後70年の「原爆記念日」。この日に向けて、二回にわたり原爆ドームを案内しよう。
(以下は今年5月GWに広島に訪れた際の画像です)


昭和20年8月6日午前8時15分17秒 アメリカ軍によって原子爆弾が広島市に投下された。熱線と衝撃波、放射能により広島市は焦土と化し、同年12月まで14万人の人が被爆死し、その惨劇の象徴が原爆ドーム。人類史上初めて使用された大量殺戮兵器の惨禍を後世に伝える「負の遺産」。原爆ドームは、もともと大正3年に建造された広島県産業奨励館だったが、爆心地から北西約160mという至近距離にあったこの建物は爆風と熱線を浴びて大破した。今は国民の平和への願いの象徴となっている。・・黙とう・・

街なかのビルの一角にこの碑があった。このポイント上空で原子爆弾が爆発したとある・・・爆心地点である。


たまたま、宿泊した和風ホテル(広島の宿 相生)が原爆ドームの目の前にあった。
上階の展望風呂脱衣室からは、下からは見えない最上階部分やドームの破壊部分が、同じ目線の高さで見ることができた。






夜はライトアップで浮き上がる。










原爆記念日にはN放送局が借り切るそうである。小生も散歩方々、小雨の中ドームを一周しながらシャッターを押して回ったが、
出発のドタバタに追われ「平和記念公園」には行けなかったのが残念である。














次回は原爆ドームを一回りしてみます。