北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

九州風来旅"16 「長崎グラバー園と桜 」

2016-04-29 | 風来旅
長崎港に戻り、無事に船を下りたのがちょうど昼食時。船に揺られ、軍艦島の見学コースを歩き、また船に揺られ、
いつもより運動量が多く、お腹がすいた・・。
途中、長崎名物の皿うどんを堪能して、午後の部は予定通りに「グラバー園」に向かう。
下調べで、いきなり丘の頂上に行ける第二ゲートのルートを発見!ゆっくりと下りながらで、老体でも楽に歩けそうだ。
市電の石橋電停から徒歩5分で、無料の斜行エレベーター「グラバースカイロード」で一気に第二ゲートまで上がる。


斜行エレベーター内部から丸窓の向うに満開の桜が見える。


中間で垂直EVに乗り換えで、住宅地の中を平面移動。桜が満開だ。






「旧三菱第2ドックハウス」は耐震工事のために残念ながら4月まで工事中。


展望広場からの長崎港方面。左側の山は稲佐山。




樹木の間から特殊作業船が見える。


「旧長崎地方裁判所長官舎」


「旧ウォーカー住宅」


「旧リンガー住宅」国指定重要文化財


「旧オルト住宅」国指定重要文化財


「旧スチイル記念学校」


「旧グラバー住宅」世界遺産・国指定重要文化財








旧グラバー住宅の前庭に2つあるというハートストーン。一つ見つけた!


下に降りて、本来の第一ゲート入口。坂道と階段が待っている・・・。


今は、エスカレーター2基と動く歩道2基が設置されて楽に上まで行けるが、数年前までは坂道と階段を徒歩で
上がるしかなかったそうだ。
今回は、たまたま第二ゲートから下りオンリーで見物出来たのがラッキー!楽が出来た。下調べの大事さを実感。

思案橋は歌謡曲で記憶があるが、橋桁が名残程度に道路端に残っているものの、素通りした。
明日は、「眼鏡橋」と「出島」を見てから福岡空港に戻り、レンタカーで本来の目的地である豊後高田の実家に向かおう。

九州風来旅16" 「軍艦島を離島し長崎へ、海から百景 」

2016-04-26 | 風来旅
念願だった軍艦島を見ることができ、大満足で島を後にした。往路は船内に座ってしまい、周りの景色等はガラス越しで、
スッキリきれいに見ることができなかったが、反省を踏まえ、復路は船の最上部デッキに陣取って、大海原の青空の下、
潮風を受け景色を堪能しながらの帰港。造船所の多さや、設備の巨大さに驚きながらも、シャッターを押しまくる。

九州本土と沖ノ島・伊王島を結び、大中瀬戸をまたぐ大橋(250号線)


伊王島の「聖ミカエル天主堂」が見える。聖ミカエル天主堂、沖ノ島天主堂、馬込教会と、3通りの呼び名があるそう。


やがて三菱重工長崎造船所香焼工場の巨大クレーンが三基。左側に建造中のクルーズ船「アイーダ・プリマ」が見える。


隣のドッグではビルのような建造中の巨大クルーズ船「アイーダ・プリマ」。


建造中の大型客船「アイーダ・プリマ」12万4500総トン、約3300人乗りの超大型客船となるが、2016年1月11日夜に
出火し、7階の劇場付近で約15平方メートルが焼けたが、復旧建造中。4/10に引き渡しだそうだ。
正面からの画像。まるで高級マンションの外観。


ながさき女神大橋が前方に見える


夜はライトUPされるそうだが・・・


ここで建造された護衛艦


丘の上には「グラバー園」が見える。天気も良いし、下船後に巡る予定。


三菱重工業株式会社長崎造船所の建造ドッグが並ぶ


港に停泊中の帆船


無事に長崎港に到着した。


午後からは、グラバー園を巡ります。

九州風来旅16" 「世界文化遺産 軍艦島へ上陸 VoL2 」

2016-04-21 | 風来旅
海の凪と好天に援けられて、「軍艦島」に待望の上陸を果たせた!。
業界グループの記念旅行で5年前にここに来る予定だったのが、病後の養生中で参加できなかった。
これで自分の中ではリベンジが出来て、ミニストレスから解放された!

さっそく、見学コース一番奥の第3見学広場から島内案内を始めよう。上陸後の案内路はここで折返しになる。


目の前の鉄筋コンクリート(RC)7階建ての30号棟アパートが、国内最古のRC高層アパートで、大正5年に建築され、
いまだに形が残っている貴重な建物だ。小生が不動産業を営む仕事柄、大変興味をそそられる建物。






左側に隣接する31号棟と、間の奥に見える25号棟。
31号棟鉱員社宅の地下には共同浴場、1階には郵便局・理髪店があったそうだ。




既定の制限時間が近づいてきたので、帰路の途中で。第三竪坑捲座跡の室内内側のレンガ壁面。明治の遺構だそうだ。


第二竪抗坑口桟橋跡








時間制限で全員船に戻って出航。


船上からの軍艦島ヨ、またの日を・・・。


次回は船上からの帰港風景と造船所

九州風来旅16" 「世界文化遺産 軍艦島へ上陸 VoL 1 」

2016-04-18 | 風来旅
4月14日からの「平成28年熊本地震」のほぼ半月前、地震の前兆もない九州の春の陽気に浮かれていたのが・・、
熊本から大分まで大きく広範囲な地震災害に襲われて甚大な被害が続く今、被災されている方々にはお見舞い
申し上げます。一刻も早く復旧して平穏を取り戻せるように、心から願っています。

少しの日にちの違いとは云え、幸運にも災害に遭遇せず、無事に我家に戻れたことに感謝・・。

さて、稲佐山のホテルを下り、長崎港を出航して30~40分、今回の最大の目的地「軍艦島」に到着。天候や波により
接岸できるのは年間で100日程度と言われている。ラッキーにも波は穏やかで天気は晴朗の、絶好の上陸日和!
「軍艦島」は海底炭坑の島。岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に
似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになった。



天川の護岸前の、狭いドルフィン桟橋の着岸順番待ちで、前船出航まで洋上待機中。
総合事務所手前真ん中の四角い建物は、第二竪坑櫓に行くための桟橋。昇降階段がかろうじて残存。


順番が来てようやく上陸開始!


乗船パンフからの見取り図。ドルフィン桟橋から第三見学広場までが限定上陸見学コース。


島内案内板より


第1見学広場より北東方向。向うに端島小中学校が見える。


当時、国内最高層の巨大な端島小中学校


一番高いところに立つのは、高級職員アパート3号棟。




ボタを外海(東シナ海)側に捨てるためのコンベアーを通していたトンネル入口跡(閉鎖)


選炭機と二坑口桟橋跡


第2見学広場より総合事務所とレンガ壁


何やら調査中?


レンガ壁の後ろが総合事務所。中には共同浴場があったそうだ。


台風の時には外海からの大波が、建物の上を通り抜けることも・・鉄筋建物が防波堤代りのすごい光景(資料より)


まだまだ見どころがたくさん・・・掲載量の関係で、次回に第3見学広場から島内案内VoL2。

九州風来旅16" 「稲佐山から軍艦島へ出航 」

2016-04-15 | 風来旅
天気が良く爽やかな目覚めとともに、一晩で開花の数が多くなった桜の花びらには鳥達が戯れている・・
昨日までの長旅の疲れが癒される。




ホテルを出発。稲佐山入口付近で、運転手さんが「ここが福山雅治さんの実家デス!」と、サービス良く家の前でSTOP!
雅治ファンは家の周りでは礼儀よくし、押しかけや迷惑行為をしてはならぬそうダ。立ち寄りの足跡に表札だけを・・。


港では、カッコいい上陸ツアー船【ブラック ダイアモンド】が待っていた。迫力がある!




途中で「高島石炭資料館」がある高島に寄港し、軍艦島の模型で説明を受け、三菱の創始者である岩崎彌太郎の
見送りで軍艦島に向けて再出発。






いよいよお待ちかねの軍艦島が海上に姿を現す。船上ではシャッター音が鳴り響く。
左端にはただ一ヶ所の船着き場のドルフィン桟橋が見える。




珍しく波が穏やかであり上陸できるそうで、船着き場が順番待ちの為、島の周回をして待つ。シャッターチャンス!
真ん中の白い7階建て建物は「端島小中学校」、右端はただ一つの病院。









次回は、いよいよ上陸します。

九州風来旅"2016" 「日本三大夜景長崎と桜 VoL1 」

2016-04-12 | 関東編
春爛漫の九州へ行ってきました。主目的のバアちゃんの状況も今のところ元気で、さほど心配もない様子。
この頃の九州は、ちょうど桜開花宣言から数日経過で、どこへ行っても5~8分咲きの状態。
行った先々で綺麗なピンクの花びらがついてまわり、桜の名所と言われる処に行かなくても、路傍の桜や田舎の桜で
十分に堪能できた。デジカメの中にタップリのお土産を詰め込んできた。
札幌に帰ってもGW明け頃には満開の時期を迎えるので、今年は二度の花見を迎えられるラッキーな春になりそうだ。


九州上陸の第一日目は直行便で福岡。ここから高速バスで長崎へ。"16 新日本三大夜景(長崎・神戸・札幌)の
1位になった長崎港を見下ろす稲佐山中腹に建つ「稲佐山観光ホテル」に二連泊。


ガラス越しの桜に囲まれての夕食後に、タクシーで稲佐山公園展望台に上がり、素晴らしい夜景を堪能。
夕方の稲佐山。
五分咲の桜の向うにロープウェーが・・。




夕暮れ前の長崎港全景


ホテルから長崎駅あたりを撮る。


長崎の郷土料理である卓袱料理をアレンジした『出島会席』を堪能しながらの酒がウマイ!


ガラス越しのライトアップ桜もなかなかの風情。








やがて陽が落ちて街の灯が輝き出す




パノラマで




稲佐山公園展望台から


ホテルのBarからの眺め


明日は、世界遺産候補「軍艦島」に上陸ダァ!