北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

マイ道楽 VoL169  「やきそば弁当 お好みソース味」をサクラのスモークで・・

2019-02-22 | 気ままなモクモク工房
2/21、夜9:20頃に北海道胆振 厚真町を震源とするM5.7の地震が発生し、現在も道内混乱中です。
幸いにも我家のある札幌市北区はM5弱とのことで、強い揺れがあったものの今は落ち着きました。
地下鉄・JRもストップし、すすきの界隈では、タクシー難民・帰宅難民で大混乱の様子。
さきほどの放送では、「地下歩行空間」を避難所に解放する発表がありました。この氷点下の元で・・良かった!
先ずは困っているススキノ難民の方に朗報まで。

また新たなチャレンジネタを見つけてしまった!
乾麺やカップヌードルの燻製は聞いたことがあるものの、「やきそば」は?。しかしながらどちらも同じような・・。
コレは試してみない手はないゾ!・・と、コンビニに直行。陳列棚の前で思案の結果、燻香が移ったスープの旨さが
期待できそうな、北海道限定販売で人気の「やきそば弁当 お好みソース味」に決定! さて、どんなことに???


中に入っているのは、乾燥麺・中華スープの素・ふりかけ・かやく・特製ソースがカップに詰まっている。


乾燥麺とかやくを取り出し、サクラチップ燻煙の魔法がかかるように網の上にセッティング。


いつものように強火でスタートし、煙が出たら中火以下に落として蓋をして15分で消火し、10分程煙を纏わす。
今回も、¥100円ショップ製品で自作したスモーカーで行った。外国の有名メーカー性能にも匹敵する?。
中は上下に大きな空間が出来、煙の対流が良いみたいだ。手軽に燻すには最近コレの出番が多い。
アルミを敷き汚れや炭化したチップの始末が簡単で、厳寒期の後始末が簡単で重宝している。


短い時間ながら、色具合から見ると燻煙が纏われているようだ。


麺を元の容器に戻し、かやくを載せ、熱湯を注ぎフタをして3分間。


別カップに中華スープの素を入れ、湯切り口から熱湯を注ぐと、燻製の香りが付いたスープが美味そう!


残ったやきそばには特製ソースをかけて混ぜふりかけをかけて、北海道民が愛する「やきそば弁当」の出来上り!


お好みソースの奥から燻製の香りがしみ出してきた!スープにもお湯からの燻香が鼻をくすぐる。ひと味違うゾ
こりゃ なかなか奥が深い😋

マイ道楽VoL168 「パウンドケーキのヒッコリー燻し味でウヰスキーを」

2019-02-15 | 気ままなモクモク工房
今年の「さっぽろ雪まつり」は、襲来した「大寒波」のおかげで写真撮影が出来ずに引き返してきた。
開幕初日にいつもの駐車場に止め、カメラ片手に意気込んで歩き出した途端に、H23年の「硬膜下血腫」
手術後の後遺症が影響か?少し不自由ながら頑張っていた左足が、大寒波の低温に負けて強烈に強ばり、
動けなくなってしまった。
Drから”絶対転ばないように”との指示があるので、楽しみだった今年の雪まつり写真はやむ得なく諦めた。
本ブログで毎年の画像を楽しみにしていたであろう本州に在住の友人・知人・同輩には・・ゴメンナサイ🙏

さて気分転換に・・ネットで「燻製」を楽しんでいたら目についたのが、「パウンドケーキの燻製」だ!
余りなじみがないけど、気になる・・・ので、試してみた。


早速、スーパーのお菓子売り場で見つけた「パウンドケーキ」!


中の小袋を破り、表面の湿気を少し風乾する


¥100円ショップ製品で作ったスモーカーに、アルミを敷いてヒッコリーを軽く半握り。
大きさがピッタリの網に並べて、冬の屋外に強い「SOTO」のボンベで着火。


煙が出たら中火以下にして5分間燻して消火し、5分間放置して煙を纏わす。


美味そうに仕上がったパウンドケーキでウヰスキーを嗜もうか・・ナ。
少し甘めの「メーカーズマーク」に合いそう。


うまー! スモークの香りが鼻から抜けて、同時に適度に乾いたパウンドケーキの生地が口の中の水分を奪っていく。
刺激的な旨さが口の中に広がる。これは酒が飲みたくなるサイコーのつまみだ。

マイ道楽VoL167 「トラウトサーモンの燻製ルイベの出来栄えは?」

2019-02-08 | 気ままなモクモク工房
いつものように我家の妻君ザギトワ婆さん?・・(ちなみに小生は戌年で名はマサル)のお供で近くのスーパーへ
買物に行った際に、刺身コーナーの一角にトラウトサーモンが美味そうに並んでいる。
・・燻製ルイベにしてみたらどんなンかなぁ??・・試してみようと、速攻でゲットしてみた。

下記の手間を経て仕上がった今宵のご馳走がコレ!


軽く水洗いし、自家製ソミュール液をトラウトサーモンが浸るほどジップロックに入れ、12時間冷蔵庫内で漬け込む。


ジップロックから出して再度軽く水洗い。キッチンタオルで拭き、ピチットシートに包んで再度冷蔵庫で8時間。




いよいよ自前の「冷燻スモーカー」で冷燻作業に入る。


サクラのスモークウッドにピートを乗せて着火。トラウトサーモンにピートの香りを+して燻すと、美味いハズ!


下段のスモークウッド燃焼部分からアルミ蛇腹ダクトでスモークのみを送り込まれた上段のスモーカー内温度は、
開始後1時間ほどで、順調に10℃前後になってきた。このまま3時間の冷燻。




3時間経過で、表面に煙と香りが乗ったハズ。ラップに包んで冷蔵庫の冷凍室に安置し、凍りきらないうちに
包丁を入れルイベ(凍った刺身)状にして、こたつに入って冷や酒で一杯!コレもなかなかなもの・・が、
結果、自家製ソミュール液(薄味)漬け込みが少し長かったかも・・・塩味が利きすぎていた😓



合わせた酒が高知の銘酒「酔鯨」だった。

マイ道楽VoL166 「真冬の燻製、熱源ガスボンベ火力を比較したら?」

2019-02-01 | 気ままなモクモク工房
スモークチップを燻して燻製を作る際には、ほとんどに卓上ガスコンロを使用して燻すが、春~秋の気温では全く
問題なく順調に炎が上がっているものの、季節が変わり、冬の氷点下での外気中では、壊れたか??・・と思う程
火力がなく、困っていた。仕方なく解決策として、電熱器を600Wにして作業をしていたが・・・??。

真冬の氷点下のある日、カーポートの下で燻製作りの基本、種類別に「熱源」の実験をしてみた。モノ好きだなぁー・。

いろいろ調べてみると、どうやらメーカーによりガスボンベ内の成分配合に違いがあった。
「ノーマル」はブタンが、「ハイパワー(寒冷地仕様)」はイソブタンが主成分で、イソブタンは寒冷地の氷点下でも
使用可とある。LPGを数%の少量混ぜたのもあり、何だか難しいようだ。

外気温はー3~4℃を指している。


我家のガレージ+カーポート下の「気ままなモクモク工房」の燻製作業スペースがコレ! 
横に温風ストーブを置き、暖をとりながら、車を1m程前に出してスペース確保!安全に作業開始。


アルミ容器に水を500CC入れて、火力と100℃に到達のタイムを測ってみた。

■イワタニ(岩谷産業)や他メーカーの製品のレギュラー缶。 
  レギューラーではブタンガスの特性で、10℃を下回ると気化しにくく、摂氏5℃以下になるとほとんど気化しなくなり、
 0℃以下では使えないようだ。火が小さいはずだ・・・。コレの場合全開で約1時間で100℃近くに到達した。
 LPG(液化ブタン)を配合し、イソブタンの比率を高めた低温時対応ガス「パワーゴールド」(¥@450)もあるようだ。


 ※春~秋は他メーカーの安価なマイボンベや他の安いカセットボンベも、日本工業規格(JIS)の共通仕様とのことで、
 どのメーカーを使っても問題ないとある。

■SOTO(新富士バーナー)  
 本来、イソブタンの比率も多くアウトドア用で、冬に安定した性能を発揮できるのは、「SOTO」のボンベのようだ。
 同じ条件下でも全開で約10分弱で100℃近くに到達した。3本で約¥850。




■Coleman(コールマン)  
 キャンプでの調理熱源によく使い、まず手元にあったレギュラー缶で試してみた。
 なんと!半開の火力で約8分程で100℃近くに到達した。


 寒冷地仕様に「スーパー」(税込み¥734)もあったので、予備にゲットしておいた。実験に使用はもったいない。


■ダッチオーブンには、下に電熱器+上にヤシガラ成形炭を割ったコンビネーションも重宝だった。



これを機会に、冬の燻製作りやダッチオーブンは、安定熱源の電熱器やSOTOやコールマンを使い分けてみよう。