北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

マイ道楽 VOL105 「釣りたてのソイとヒラメを刺身冊でスモーク」

2017-09-29 | 気ままなモクモク工房
前回のVOL103.104で、釣りヒラメの昆布巻きや燻製を行ったが、生きが良い魚を提供してくれた釣り人から今回も又、
小生の知人あてにヒラメとソイの提供を受けた。その知人から捌きSOS、良型のヒラメ4枚とソイ一匹の捌きの依頼で、
午前中をビッチリ魚と対峙しながら腰痛を我慢しつつ格闘の末、捌きを完了。手間の報酬?として、冊で数枚いただく。
美味しくいただくのが最大の供養・・とばかり、また、スモークの世界に浸ってみることに・・。
レシピの中で「刺身の燻製の作り方」を見つけ出し、切り身にする前の冊ではあるが、今回はこれにチャレンジ!!

ヒラメはVOL103で姿を見ているので省略するが、今回は「北の鯛」といわれている釣れ「マゾイ」の姿。
まな板ギリギリの大きさで身は厚く、美味そう!


左側4枚がヒラメの冊、右がマゾイの冊。このままワサビ醤油で刺身にしたい・・・。


このヒラメとマゾイの冊を一つづつ、薄い味付け用に調整したソミュール液に漬け込んだ。
自作のソミュール液(塩分濃度20%)を水で6倍に薄めて3%強のソミュール液にして保存袋に入れ、冊を入れて更に、
ローズマリー・ブラックペッパー・オールスパイスを適量入れ混ぜ合わせる。




切り身の場合は冷蔵庫に3時間、今回は冊で行ったので味付けが??、倍の6時間の冷蔵庫内保管を行ったが・・・?


冊についたスパイス類を軽く洗い流し、表面をピチットシートにくるんで乾して燻しの準備。


サクラのウッドを短時間用に小さく切断して、スモーカーにセット。ピートモスを乗せ着火。


煙がモクモクと出たら冊を網に乗せ、ふたをして煙を充満状態で10分、煙を纏わせて消火。


軽いサクラスモークの香りが漂う。


5~6時間冷蔵庫内で安置し煙を馴染ませるとウンマイ。


風味も落ち着いたら食頃で薄いソミュール味の塩味がイイ。純米吟醸酒「満寿泉」冷や酒に合う!
自家製の燻製醤油にワサビをチョイと付けて・・これはなかなか美味い。出来れば山ワサビがあれば最高!

見納めか? 迫る水没、朽ちる運命・・幻の橋「タウシュベツ川橋梁」

2017-09-26 | 北海道遺産
29.9.25の夕刊に、”迫る水没「朽ちる運命」”というタイトルで、北海道遺産の幻の橋「タウシュベツ川橋梁」が、
今年も水没する時期を迎えている・・と、ドローンで撮影された写真と記事が掲載されていた。
毎年、糠平ダムの水位の変化で、秋に水没して冬に再び現れることの繰り返しで橋の劣化が進み崩落寸前で、完全な
11連アーチの姿が見られるのは今年限りの可能性があるという。
今から10年前に訪れた際には、車ですぐ近くまで行けたが、数年前からは通行禁止になり対岸展望台から眺めるのみ
になっている。今度、水中から姿を現した際に無事な姿であれば良いが・・・。
当時はタウシュベツ川橋梁の変化を見たくて何度も通ったが、小生が撮った姿を、保存版として再度掲載しよう。








一番劣化が進んでいるヶ所


渇水時に撮影


水没前




水没




いつの日か再びこのような風景を見たいもの・・・

札幌散策 超ベっぴん看板娘「千鳥ふみ子」さん 短期復帰!

2017-09-22 | 札幌
昭和31年から平成25年の57年間の長い間、小生の叔父が経営していた南3西3中山ミシンビル店先で一生懸命
ミシンがけをしてきた美人マネキンの「千鳥ふみ子」さんは、札幌市民にとっては有名人。
店舗閉店後は、同ビル5階で内勤事務をしていたようだ。
このたび札幌国際芸術祭2017「大風呂敷プロジェクト」の応援隊長として就任し、数年ぶりに公の場に登場したので、
懐かしくもあり札幌資料館まで面会に行ってきた。
小学生の頃から、親からの用事で叔父の店へ行くたびに顔を見合わせ来た・・小生の身内みたいなものである。
あのころの超美人のまま変わっていなかった?


9/18まで札幌資料館1階SIAFラウンジで公開されている。




久々のご対面で、小生と笑顔のツーショット 従兄妹です?


このプロジェクトは9/30(土)にモエレ沼公園に過去最大規模で大風呂敷を広げ、公園をパッチワークの大風呂敷色に
染めてしまおう!というビックプロジェクトとか。


この札幌資料館1階では、札幌出身の漫画家、故「おおば比呂司」氏の作品が常設されている。
温かくほのぼのとしたタッチの挿絵や商業デザインが幅広い層に愛され、飛行機マニア,食通としても知られた。
ここでの展示作品をいくつか紹介してみよう。
















他にもたくさん展示されて、ほのぼの感があふれてた。一部に室内の反射した画像等が・・・亡霊ではありません。

マイ道楽 VoL104 「ヒラメの燻製カルパッチョに白ワインで」

2017-09-19 | 気ままなモクモク工房
前回にヒラメの昆布〆と縁側の刺身を銘酒「八海山」で美味しくやっつけたが、もう少し燻製レパートリーを試すべく、
せっかくの生きが良いヒラメの残った半身を、燻製カルパッチョに仕上げることに・・もちろん不安いっぱいの初挑戦!


5枚に下した、残り2枚をピチットシートに包み冷蔵庫に一晩安置。うま味は残り余分な水分がシートに吸収されていた。


いよいよ下味付け。単純に自然塩では物足りなく思い、岩塩・ハーブ&スパイスミックス調味料「クレィジーソルト」を
適量を振りかけ、上からサランラップをかけて抑える。


いよいよ燻煙に入るが、「冷燻」で温度を20-30℃に維持するため一工夫!
スモーカーの中に氷を敷き詰めた器を置き


氷の上で、ステンレス角皿にさくらスモークウッドを30分程燃焼するように小さめに切って着火。


良さそうなさくらの煙が出てきてる。


外気を取り入れの為、ふたをずらして内部を20~30℃に温度調整しながら20分冷燻。


おいしそうな「ヒラメの冷燻カルパッチョ」の出来上がり!3時間ほど冷蔵庫で煙をなじませながら冷やし、
オリーブオイルをかけていただくと美味! 白ワインにぴったりのオツマミが出来た!


9/18は敬老の日。今年は今のところ何事もなくジジ・ババ共に迎えることができた。
また来年も元気で迎えれるように、「ヒラメの冷燻カルパッチョ」とワインで乾杯! 
§(^。^)§/▼▼\(^O^) カンパーイ! ・・歳をとっても生き生きと!・・

マイ道楽 VoL103 「釣りヒラメを5枚下ろし」でご馳走の下準備!

2017-09-15 | 気ままなモクモク工房
夏もそろそろ終りを告げ、朝晩の気温も肌寒く感じるこの時期は、いよいよ燻製秋の陣が幕を開けます。
先日、知人から美味しそうな釣りヒラメを頂いた。このまま刺身にしたいところだが、ひと工夫してみることに。
8年前まではマイボートで余市沖辺りでヒラメを釣り上げて、得意顔で帰ってきて自ら魚を捌き、刺身や焼き魚で
晩酌を楽しんでいたものだが、Drストップで陸に上がったカッパになってからは、久々の大物処理。
以外に魚の処理が苦手な輩が多いので、せっかくの機会だからご馳走の下準備を、順を追って写してみた。

まずは、いただき物のヒラメを両面の鱗をとって切りやすく。


鱗をとって頭と内臓をとり、血合いまできれいに洗う


背骨に沿って切り込みを入れる。尾も分離しやすいように切れ目を入れた


背骨の切れ目より包丁を入れ、骨に刃先を感じながら骨に沿って何回もゆっくり身をはがしていく。
4枚の身も同一に骨から切り離すと、5枚下ろしが出来上がる。


骨も1枚に勘定する


お見事!!


刺身用に皮を引く作業


皮引き完了


大事な絶品美味部分「ヒラメの縁側」も、慎重に皮を引く


2枚は「昆布〆」にして今宵の晩酌に・・・もちろん燻製醤油で・・・アッ 涎が!


残りの2枚は、ピチットシートに包んで水分吸収、初の燻製(冷燻)チャレンジ用に冷蔵庫へin!


ヒラメの昆布〆と縁側の刺身が食卓に上がり、これに合わせて仕入れた「八海山」と・・・・クーーーッ!!

寄り道散策  札幌軟石の採石場跡 石山緑地『石と緑の造形空間』

2017-09-12 | 寄り道散策
暦の上では「立秋」も過ぎて早くも「秋」に突入・・。まだまだ残暑が顔を出しつつ朝晩の冷え込みを感じるようになった。
「秋」ともなれば食欲・芸術・読書・・とくるが、今回は柄にもなく芸術に目を向けてみよう・・。
札幌市内南区に所用で行った際に、何気なく「石山緑地」の存在を思い出したが、まだ行ったことが無かったンだっけ。
百聞は一見に如かず!とばかり進路変更し散策開始!岩肌が露出した特異な景観を持つ「南ブロック」が良さそうだ。
南ブロックには、石のみで造られたコロシアムをイメージさせる「ネガティブマウンド」や「午後の丘」など、北海道在住の
彫刻家集団「サンク」によるユニークなアート空間が広がっている。
「ふるさと文化百選」にも選出されている芸術性の高い施設だ。運動を兼ねて1時間程の散歩を楽しんでみた。

国道旧230号線に面して旧定山渓鉄道(廃線)の、現存する「石切山駅舎」向いに建つ札幌軟石造「旧石山郵便局」前の
信号を曲がると突き当りが札幌軟石の採石場跡を残しつつ、ここが「石山緑地」に生まれ変わっている。




南ブロックは札幌軟石の産出地として使われていた巨大な石切り場跡を再生したアートの広場。石でできた全体配置案内。


『呼吸する門』


シンボリックな玉石の塔から湧き落ちた水が、螺旋状の水路を伝って流れる『スパイラルスプリング』






『手つなぎ石』




休憩所もベンチも芸術が・・


芝生と木々の緑、その中心に2方向に傾きを持った真っ赤なジャングルジム『赤い空の箱』が置かれた空間




石のみで造られた迷宮のような空間『ネガティブマウンド』




切り出し口からこぼれ落ちたかのように、石のオブジェが散りばめられた『午後の丘』






紅葉の時期にもう一度訪れたい場所だ。

風来旅in厚田 あいロード 恋人の聖地 「夕日の丘」

2017-09-08 | 寄り道散策
札幌駅を出発し一路増毛へ向かう途中、小休憩で厚田の「夕日の丘」に立ち寄った。
石狩市厚田区の国道231号(通称あいロード)沿にある人気の眺望スポット。絶好のデートスポットになっている。
遥か小樽や雄冬岬まで望む事の出来る眺望や、夕陽を眺めるには絶好のスポットだが、まだ昼間の明るい時間でもあり、
ここの売りの「石狩湾に沈みゆく夕日」にはまだ明るすぎる。
夕日が沈む頃からは方々から恋人たちが集まり、二人きりの世界に浸って夕日に向かって愛を語り合う黒いシルエットが
たくさん見られるようだが・・・あいにく、真っ昼間では興ざめか・・・
ちなみに、晴れた夕方にはこの美しい夕日景色が見られる。(公式HPより)


この日は年配のカップルがベンチで寄り添っていた。


今日は穏やかな海に太陽が暑いほどに降り注いでいた。良い夕日が期待できそうだ。


この数年の間に、漁港の横に海水浴場としても整備された。


ここ「にしん街道」の標柱説明文を転載
「あつた」の地名は、歴史を遡ると松前藩の「新御国絵図」(寛文元年1661年)に見ることができます。また、
天保11(1840)年以降は増毛、天塩、宗谷方面に和人の出稼ぎが許可されるようになりましたが、それまでは
厚田場所が西蝦夷地の北限でした。「にしん」の北上とともに松前、江差方面の漁夫も北上し、松浦武四郎の
「西蝦夷日誌」(嘉永三年 1850年)オショロコツ(押琴)の項によれば、訪れる和人は1万人もいたとされてい
ます。押琴の泊は、弁財船(千石船)が三十隻も停泊できる良港で運上屋も建てられ、古潭、押琴一帯は大変な
賑わいを見せたといわれています。「にしん」は魚偏に非ずという字を書き、米の取れない蝦夷地では米(と
同様の価値)であるという意味で、単位も米と同じ石が用いられたといいます。厚田が再び「にしん」で群来る
ことを願い、往時の繁栄と記憶を後世に引継ぐとともに、新たな観光ルートとして確立し、地位の活性化に
つなげるため、この「にしん街道」標柱を設置します。



浜でのんびり水遊びを楽しむ親子


厚田公園展望台からの眺めも素晴らしいようだが、国道231号線沿いの駐車場から向い側の高台へ、階段と坂道を
標高86mの厚田スキー場の頂上を目指して延々と登る事になるそうで、小生には体力的に無理!
山頂には石造りの西洋のお城のような展望台があり、ハートの形をした石造りのモニュメントや「誓いの鐘」、
恋人たちが固く結ばれることを願ってかける南京錠を取り付けるためのフェンスが設置されているそうだ。

「夕日の丘」向い側の厚田公園展望台麓の国道沿いには、「道の駅」が工事中。完成が待ち遠しい。

寄り道旅in増毛 JR廃線後 「終着駅 増毛」界隈の今

2017-09-05 | 寄り道旅
バスは、石狩沼田の「夜高あんどん祭り」に向かう途中に、時間調整で「厚田」「増毛」に寄り、各々30分~1時間の
自由時間を設定したため、数年ぶりの寄り道散策となった。
時間的には「夜高あんどん祭り」の前に立ち寄ったが、先に祭りを紹介をしたので、順を遡ってみた。

数年前にも何度か「増毛」には訪れているが、今回立ち寄るまでの間に、高倉健さん主演の「駅 STATION」で
登場する増毛駅。唯一の交通手段だったJRが廃止されてしまった今、この増毛駅は留萌本線の無人の終着駅になっていて
一面一線のホームを持つ行き止まりの駅。駅構内は「考子屋」と言う現在グルメショップ。
駅真向いの木造3階建「旅館 富田屋」や「風待(かざまち)食堂」として登場する留萌管内増毛町の駅前観光案内所は
当時の雰囲気を残したまま健在。この駅前を中心に、レトロな町並みを改めて散策してみた。




ホームの向うの線路は撤去されていた・・・


終着駅・・この先にも線路は無い・・




駅前の懐かしいレトロ建物群

高倉健さんもこの辺りでロケ




映画に登場の増毛ホテル(実在しない)




豪商 本間家


瓦にも家紋入り




本間家「國稀酒造」






札幌駅に到着は夜11;30分!今日の行程を思い起こしながらの「國稀」での寝酒は格別だった。

風来旅in石狩沼田町VoL2 北海道唯一「喧嘩あんどん」のド迫力!!

2017-09-01 | 風来旅
VoL1に続き後半の画像。にらみ合い?からぶつかり合いの結果までの迫力あるシーンの連続。
「喧嘩あんどん」の神髄!!を、勇壮な掛け声やドーンとぶつかり合う動画UPしたいが、肝心の
UPする要領が??なので、解説ヌキで連写順に画像を並べてみた。
ただ、試行錯誤の末、フェースブックには何とかぶつかり合いのクライマックスシーンの動画の一部をUP
することができたので!興味ある方はそちらもドーゾ。なかなか迫力ある臨場感が味わえる!!










双方とも激突準備OK!