北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

寄り道旅 広島市 「安芸の宮島・厳島神社(世界文化遺産)」

2015-07-31 | 広島市周辺
宮島口はGW等の超繁忙期には午前7時ぐらいには混雑が始まるそうで、渋滞のピークは正午前後とか。道路は大渋滞、駐車場はどこも満車。・との事前情報で覚悟して行ったが、先に錦帯橋を周ったので宮島口到着が、ピークを過ぎたPM2時頃だった。
ラッキーにもフェリー乗場から徒歩5分の海側にすんなり駐車場を確保!JRフェリーの方が大鳥居の近くを通ると聞いていたので、情報通りに乗船し、船上からの見物が身近に出来た。海上からの眺めも感動的である・・が、さすがにGW、人が多い。

以下3枚はフェリーから撮った厳島神社の望遠映像






宮島で最も賑やかな表参道商店街が、名物「もみじまんじゅう」の看板を掲げ、ほぼ一直線に続く。大鳥居がみえてくる石鳥居まで約350m、日本三景の一つで世界文化遺産に登録され、海を敷地とした大胆・ユニークな構成と寝殿造りの粋を極めた荘厳で華麗な建築美。海を境内にした厳島神社は潮の干満や昼夜で、その姿を変える。朱塗りの社殿は、背後の弥山の緑、瀬戸の青い海とのコントラストでさらに美しさを増し、潮が満ちてくると海に浮かんで見えるだろう。朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m、重量は約60tあるそうで、内部に石が多数詰め込まれており、その重みによって大鳥居は自立し、風や波に耐えるようになっていると、説明書きに書いてあった。

宮島に到着し、桟橋からの眺め。下船してからの距離はこんな感じ・・左側から海伝いに普通に歩いて約15分程。


人に馴れた鹿が何頭もお出迎え。




我々一行が到着した頃は、ちょうど引き潮の時だったので、境内の砂地が露出して、社殿から大鳥居まで歩いて渡れた。社殿まで歩きたかったが、暑さと足の疲れでギブアップ!満潮時の海面に浮かぶ大鳥居も見てみたいが、満潮まで何時間もの時間差があるのであきらめた。








干潮時の社殿から大鳥居までの境内(海底部分)パノラマ撮影。


すれ違いのフェリーの向うに大鳥居




本土に上陸して今宵の宿に向かう。

寄り道旅 岩国市 「緑に映える 錦帯橋」

2015-07-28 | 広島市周辺
今回は、今年5月GWに九州へ帰省した際に足を延ばした広島周辺にワープして、一緒に楽しんでみよう。
5月2日に札幌から福岡への直行便で無事に到着し、空港前レンタカーで豊後高田へ。最近のTVニュースで「東九州自動車道」高速道路の計画路線上で途切れていた豊前付近の「ミカン畑収用問題」が解決されたようで、来年のGWには帰省時間も短縮されそうだ。早く全面開通して、九州を外回り一周の風来旅を楽しんでみたいものである。来年以降の帰省が非常に楽しみだ。
さて今回は、雪解け早々の計画段階から、「国東半島竹田津港からフェリーで徳山➡岩国の錦帯橋➡安芸の宮島➡原爆ドーム➡呉の戦艦ヤマトミュージアム・鉄のくじら館➡広島焼き・本場のもみじまんじゅうを堪能➡九州へ再上陸!」の周遊コースを計画。
広島周辺には北海道からは単発旅行で行く機会がないので、帰省ついでにコレ幸い!とばかり、瀬戸内海を横断して広島方面へ、90歳の義母を含め身内縁者家族6人の皆で楽しんできた。

一日目の一番目の行程目標は、日本三名橋のひとつ「錦帯橋」。他に例を見ない特異な姿の木造五連の反り橋。




正面の丘の上には「岩国城」が見える(望遠にて)。山すそからロープウェーが運行している。


錦川に架かる長さ193.3m幅5mの五連反り橋の往復昇降は、杖を突きながらの歩行障害ジジイには結構キツかった・・・






木造橋の構造を下から覗いてみよう






276年間流されなかった錦帯橋が、1950年(昭和25年)9月14日、折からのキジア台風により第四橋の橋脚から崩壊し、錦帯橋はほぼ完全に流失してしまう。向う岸の小さなソフトクリーム屋さんで、当時の貴重な写真が飾ってあったので、店主了解のもと掲示しよう。




店の前にある「槍倒し松(やりこかしのまつ」から見た錦帯橋。この横には「佐々木小次郎が、錦帯橋畔で柳の枝が燕を打つのを見て「燕返し」の術を得た」といわれる「巌流ゆかりの柳」がある。また、この一帯はサクラの名所でもあるそう。

マイ道楽 「宇治金時ICEキャンデー」と「いちごフローズン」を作った!

2015-07-24 | 気ままなモクモク工房
さっそく、前回に一緒に買った100円ショップの「アイスキャンデー4本取り」で試してみる。一本当たりの内容量は、どの器具もほぼ一緒のようだ。同じようにコップ一杯でキャンディー2本の分量。この器の場合は4本分だから、コップに2杯のネタ用シロップを作る。
何味にしようか??と迷ったが、メロン味氷みつとついでにマンゴーアイスも。出来上りが楽しみダ!




ストッカーで半日冷凍すると出来上がり。流水をあてて取り出しやすいように、少し溶かす




おいしいのができました!


ちょうど目についたのが「ゆであずき」の缶詰(@98)。宇治金時ICEキャンデーを作ってみることに・・!先に缶詰の餡を底に1/5ほど入れて、抹茶味氷みつ・牛乳・練乳を適度に混ぜ合わせて型に配分し冷凍庫へ。良い感じで完成し一かけら味見を・・!これもうまい!!


・・・で、もう一つの秘密兵器?「フローズン」を簡単に作れるセット。これは、6月に作るつもりで買ったのが棚の影にあったのを見つけた。折角、冷凍シリーズに勢いがついたのでチャレンジしてみた。牛乳+いちご味氷みつ+練乳少々。


作り方はコレ。


最初にこの容器を6時間以上冷凍して凍らせる。


容器が凍ったら、同じようにネタを調合して


凍った容器の中に入れ、


一分間以上モミモミすると出来上がり!




これもおいしく頂きます!!


今年の夏は、アイスと共に涼しく凌げそう。(愛犬ネロが気持ちよく無防備にお昼寝中・・シー!・・・)

マイ道楽 ミルクたっぷりの自家製マンゴーアイスを作った!

2015-07-21 | 気ままなモクモク工房
日本列島のあちこちで梅雨明け宣言が出て、いよいよ真夏に突入。燻製も小生も?真夏の気温には勝てず、また折角の手造り燻製たちも傷みが早く、燻製仲間が7~8月は夏休みを取るのが良く分かった。やはり、秋から春までの季節が良いらしい。
・・・とは言いながら、マイ工房では今春に燻製類専用の46Lコンパクト冷蔵庫が仲間入りしたので、気に入った肴で飲みたい時にはいつでも製作OK!晩酌の肴用にベーコン・チーズ・燻製卵・ピスタチオ・鮭のハラス・・等を食べたくなったら、自作賞味期限内で優雅に?日替わりで食卓に並べている。この生活パターンに慣れきってしまった!


先日、ホームセンターで見つけたのが、おいしいアイス氷を作る小道具。いつもは燻製作業場で、火と煙を相手に格闘?しているので、冷凍ストッカーと、牛乳やミルクや氷みつを使って、気が向くままに美味しい冷菓を造り、夏を乗り切るのが健康的かな?
まずは道具!買ったのは、100円ショップでアイスキャンデー4本取りと、柔らかいポリプロピレン樹脂製「アイススタンド氷柱(つらら)」。製氷器が3本+ふた+スティックが3本+スタンドが付属品で付いてる。値段は忘れたけど300円未満だった記憶アリ。
これに、甘~い かき氷みつ(マンゴー味・抹茶味、@199)と、練乳@172・牛乳パックを同時に購入しても1000円α程で満足が買えた! 先に(つらら)で試した。


こちらが100円のアイスキャンデー4本取り(次の楽しみ・・!)


他にカルピス・いちご味みつ・メロン味みつ・ラムネ味みつ・野菜ジュースも応用可。




さっそくマンゴー味と、抹茶味のシャーベットキャンデーを作ってみた。コップに牛乳を七分目程入れ、練乳とマンゴーや抹茶味のみつを、それぞれ大さじ一杯を混ぜ合わせる。練乳やみつを、もっと多く入れると堅めのキャンデー風シャーベットになり、なお美味い!
失敗をしながら好みの調合量を覚えるのが大成功の秘訣?

製氷器に入れてスタンドに並べ、冷凍庫で凍らせるだけ。コップ一杯の量で2本のアイスが出来る。




中を取り出すときは、短時間放置するか、手の温もりで容器回りを少し溶かして、器の底を親指でグッと押し上げれば良いようだ。




抹茶味もやってみた。




TVによると梅雨も明けたようで、これからの暑い時期には、しばらくの間、これに夢中になりそう!! 
マァー 次から次と楽しいお遊びを見つけてくる困った爺だワィ。

道北圏 増毛町、 歴史と高倉健 「駅 STATION」舞台の町

2015-07-18 | 北海道道北圏
文献によると、街の名前の由来は「にしん」。鰊(にしん)が群来(くき)ると海一面に「かもめ」が飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」からきている。増毛は都会とは違うノスタルジックな町。
今でこそ寂れた終着駅ながら、道北の開拓を担い、文化を運び続けた始発駅でもあった。 早くから開けた札幌・小樽の文化に ふれるには海路が主な交通手段。 古くは幕末の北方警備に本州から数々の藩が往来した中、秋田藩は本陣を構え、侍文化を遺したそうだ。

留萌本線の終着「ましけ」駅。丘の上には増毛灯台が海を照らす。


表に廻ると、駅の改札横で蕎麦屋さんが営業中。(大正10年建築)


駅前には、共に映画の舞台になった、旧富田屋旅館と風待食堂(旧多田商店:現在は観光案内所として活用) の看板がある古い建物が並んでいます。




昭和6年建築の、珍しい木造3階建ての堂々とした風貌。映画「魚影の群れ」に宿舎として登場とか。現在は営業してません。


昭和8年建築の駅前雑貨屋さん。現在は「観光案内所」。「駅 STATION」では、「風待食堂」として登場。


旅館「増毛館」昭和7年建築(左の風情ある建物)。現在は「ぼちぼちいこか増毛館」


津軽藩陣屋跡


名前は忘れたが味のある建物


旧商家 丸一本間家。観光案内所を出て左手に、増毛を代表する豪商で、ニシン漁全盛の1900~1950年頃の豪華な装飾品の数々が遺産として展示されている(観覧料400円)。明治14年(1881年)から21年間をかけたこの建物は、国の重要文化財に指定。屋根瓦の一枚一枚には家紋が彫ってあり、壁面や門柱にも細かい飾りがある豪華な造り。












國稀酒造(明治38年建築) 明治15年創業の、日本最北の酒蔵。辛口の美味しい酒だ。






厳島神社(明治34年建築)創建250年で道内有数の歴史を持つ。参道の唐獅子や灯籠は江戸時代のもの。







現存する木造校舎では北海道内最古(昭和11建築)にして最大規模の木造校舎「旧町立増毛小学校」がある。平成24年まで現役だった。






海辺に建つ、民宿と海鮮レストラン 漁師の店「清宝」。本州から移築された蔵風の建物が宿泊棟で、漁船がお風呂だった!ムードは満点ながら、台風並みの大荒れ時の宿泊にて、部屋の仕切りがないので寒かった!風呂は已むなく近くの温泉へ・・・。こんなこともあるさ!!


素朴ムード満点の室内


この風呂に入りたかった!!

オロロンラインを南下 「サロベツ原野から小平町へ」

2015-07-14 | 北海道道北圏
オロロンラインとは、石狩市から天塩町までを繋ぐ国道231号及び国道232号の愛称で、通常の案内では石狩からの出発がパターンだが、稚内を先に廻った手前、北から南に下るパターンで途中の景色を見てみたいと思う。

日本百名道「道道106号線」稚内からの海岸通り沿線には電柱が見当たらない!必要性がないのか?景色が妙に開放的である。


幌延町のオトンルイ風力発電所。道沿いに並ぶ風力発電機は28基?


北緯45度通過地点の碑。向うに利尻島がポッコリ浮かんで見える。




このあたり一帯が国立公園


天売島(左側)と焼尻島(右側)が並んで見える


国道沿いに建つ羽幌町のシンボル、巨大オロロン鳥がお出迎え。


小平町の道の駅「おびら鰊番屋」。




隣にある旧花田家番屋は明治37年に建築された鰊の漁夫を収容した屋敷で、国の重要文化財。
この番屋は、5ヶ統の漁夫の外船大工、鍛冶職、屋根職、曲師等総勢200人前後の人を収容していた。花田家は最盛期には「ヤン衆」と呼ばれる雇い人を500人と米蔵、網蔵、船蔵などの建物を100棟近く持った18ヶ統の鰊定置網を経営する道内屈指の鰊漁家だった。この番屋はその本拠。










道の駅前の海岸に、「北海道」の名付け親「松浦武四郎」の記念碑。

最北の富士山  稚内 「5月の利尻富士百景」

2015-07-11 | 北海道道北圏
小生の老人性脳内リハビリ(ボケ防止)と空白時間の有効利用?(暇つぶし)を目的に、今までの風来旅や燻製道楽を紹介してみようと、手探りで始まったこのブログが、ちょうど一年前の7/8に開始から丸一年を経過しました!(よくぞ、永らく持ったものだ・・もう少し頑張ってみようか!)

前回の稚内・宗谷に引き続き、稚内の周辺でウロウロしていると、必ず目に入るのが遠くで威風堂々とそびえる利尻岳、富士山に似たシルエットから通称「利尻富士」の美景を、いろいろなポイントから撮ってみた。留萌方面に車を走らせながら「オッ!!」と思えたシーンで一休みしながらシャッターを押してみた。
宗谷岬から戻る途中の稚内空港の奥に、渡り鳥飛来地の「大沼」がある。大沼の畔で、ちょうど地元のカップルがデートの真っ最中に無断で撮ってしまったが、夕暮れが迫る利尻富士を背景にしたこのアングルが好きだ。


大沼の畔に、荒涼たる原野の中で、こんな雰囲気がある廃屋を見つけた。




ノシャップ岬からの夕焼け利尻富士。ノシャップ岬はアイヌ語でノッ・シャムといい「岬が顎 のように突き出たところ」「波の砕ける場所」の2つの意味があるという。






稚内公園からの利尻富士遠望


宗谷岬から稚内市内を抜け、オロロンラインを海岸沿いに帰札途中、抜海港からのショットを。




こうほねの家(浜勇知展望休憩施設 利尻礼文サロベツ国立公園内に ある休憩施設。夏にかけて「コウホネ」と呼ばれるスイレンに似た花が周囲に咲くことから名付けられた。屋上からは、日本海の向こうにそびえ立つ利尻富士や美しい夕日が ...)








こうほねの家屋上から




兜沼からの利尻富士




サロベツ原生花園のど真ん中からの利尻富士



稚内 最北の大地 「宗谷岬と周氷河地形の宗谷丘陵 (北海道遺産)」

2015-07-07 | 北海道道北圏
5月中旬に「稚内ドーム北防波堤」を案内してから、開催時期(5/15)のタイミングでいきなり「京都 葵祭り」に飛んでしまい、中途半端な「道北案内」になって申し訳ない。一連の関西・中部の寄り道風来旅から、ようやく北海道に戻ってきました。前回は、稚内を巡る途中だったので、再度、「道北の美風景」に集中してみよう。某年GWの時期なので花々の色彩に乏しく、荒涼たる雰囲気が何とも言えない。

まずは、稚内市内から車で約30分、北海道のてっぺん宗谷岬の突端に「日本最北端の地」の碑。「.北極星の一稜を象徴した三角錐をデザインしており、中央の“N”は北を、台座の円形は“平和と強調”を表しています。対岸のサハリン島、クリリオン岬までは43kmほどの距離で、天候に恵まれると、背後に広がる宗谷海峡の彼方に、かつて日本領(樺太)だったその島影を望むことができます。」とは、碑の説明文の抜粋。




間宮海峡の向うに、昔の樺太、現ロシア領のサハリンがうっすらと見える。




間宮林蔵の銅像。「江戸幕府からの命を受けて北方探索に赴いた間宮林蔵は、1809年に間宮海峡を発見して、樺太(現・サハリン島)が“島”であることを確認しました。この発見は、当時の世界地図の空白を埋める偉業であり、林蔵を世界地図にその名を残しました・・とは、銅像説明文の抜粋。


旧海軍望楼:宗谷海峡を見下ろす監視場。


その横にある、絶品ラーメン店「間宮堂」。オーナーはホタテ加工場も経営し一日20㌔g以上のホタテを使ってスープを作る。大量のホタテ入りカレーライスも絶品とか。


あけぼの像


祈りの塔:1983年(昭和58年)9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件の慰霊塔。


宗谷岬灯台


宗谷岬の丘より北方を望む。


宗谷丘陵は、地中の水分が凍結や融解を繰り返すことによって形成される周氷河地形(しゅうひょうがちけい)で、なだらかな稜線が特徴。日本国内で周氷河地形を、こんなにはっきり見られるところは、ここ宗谷丘陵だけ。広い丘陵は牧場にもなっており、夏には宗谷黒牛が放牧されている他、鹿も散歩している姿が見られる。丘陵の5月には、雪がまだのこっていた。














どこを見ても空と丘、これぞ北海道!高いビルや山なんかナシ。その代り、57基の風力発電施設がある宗谷岬ウインドファームがドーンと目に飛び込んでくる。支柱の高さ68m、風車の直径61.4mの大きさ。稚内市の消費電力の約7割相当の電力を補っているそう。






また、最近の情報では、宗谷丘陵コースでおすすめスポットが2011年に完成した「白い道」。コース終点側にあり、約3㎞の道にホタテの貝殻が敷き詰められて、海の向かって白い道が伸びているそうだ。南の島ならサンゴだけど、稚内はホタテを敷き詰めている新しいスポット。
帰路の途中、岬に一番近い出光GS安田石油店(日本最北端給油所)で給油すると、ほたて貝殻で造った小さな記念キーホルダーと「日本の最北端来場証明書」をくれたが、今はどうかナ?。

寄り道旅 伊勢志摩 「二見が浦 夫婦岩」

2015-07-03 | 中部地方
伊勢に来たら必ず見るスポットは、まず夫婦岩。ここは清らかな渚とされ、古来より伊勢神宮を参拝する人はその前に二見が浦で禊を行って、身を清めたという。この習わしを「浜参宮」と言うそうです。あいにく海沿いの参道は工事中が数ヵ所。間を縫ってたどり着いた・・・が、絵葉書の雰囲気とは少し違った!夫婦岩は、男岩、女岩とよばれる大小の2つの岩。興玉神石を拝む岩門。両岩は注連縄で結ばれる。毎年5・9月の5日と12月中旬頃に張り替えられるそうで、沖合約700mに鎮まる二見興玉神社縁の興玉神石[おきたましんせき]と日の出を拝する鳥居の役目を果たしているそうである。 日の出で名高い夫婦岩だけど、実際に岩の間から日の出を見ることが出来るのは5月~7月の間とか。 6月の夏至の前後1週間は岩の中央から日の出が昇り、天気が良ければその背に霊峰富士を仰ぐことが出来るそうで感動的な美景とか。
この季節になると、早朝の境内は多くの修学旅行生や観光客、カメラマンで大賑わいで、また冬至の前後(秋~冬頃)には、岩の間から満月が昇り、 朝日とはまた別の幻想的な趣を感じることが出来るそう。きれいな風景に出合うのは、タイミングがなかなか難しい。

まず、バスで二見が浦に到着。二見シーパラダイスの土産店群をくぐり抜けると海伝いに参道がある。


「竜宮社」