北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

福岡県 筑前「秋月城下町」

2014-12-20 | 九州 福岡県
秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれ、古処山の麓にひっそりと佇む城下町。例年、11月中旬から下旬にかけて、黒門周辺にある約20本のモミジの紅葉が赤く染まる。紅葉と黒門のコントラストが特に素晴らしいそうだが、訪れたのは残念ながら新緑の頃。
秋月は全国で唯一、城下町全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。秋月城は陣屋形式の小さな城で、瓦板と呼ばれる大手門には現在、垂裕神社の山門となっている黒門が建ち、裏門には長屋門が唯一、現位置に建つものとして残っている。
明治までは城下町として賑わっていたが、秋月の乱で武家の没落と主要幹線から離れた立地が近代化や開発から取り残され、結果として、城下町の姿は残ったそうです。種痘の貝原益軒の生家がある。
杉の馬場(桜の名所)











瓦坂





秋月城跡







今も残る黒門

貝原益軒の住居





福岡県 柳川市 どんこ舟で「柳川の川下り」 VoL2

2014-12-16 | 九州 福岡県
休憩所で一服のあと、ゆっくリズムで再出発。なかなかのお堀端風情を見ながら、GWの川風を受けて楽しむ。
乗船場より1時間ほどお堀めぐりを楽しむと、柳川藩主別邸「御花」が見えてくる。この敷地全体、およそ7000坪が国指定名勝立花氏庭園となっていて、敷地の中では立花家の縁の品々や邸宅内を見れる。
水上売店をいざ出発!



柳川川下り乗船記念日



河童の昼寝像

「がばい婆ちゃん」のロケ現場になったそう。

お堀端の美風景を数枚















待ちぼうけの歌碑





途中で雨に遭遇、急いでカッパを着込む





いよいよ「御花」に到着



お疲れ様でした。また機会があれば来たい「川下り」です。その際は、名物の「うなぎ」をパクついてみたい。
この後、車を置いてある出発点に戻る専用バスに乗り込み、市内の観光を兼ねて無事に帰還。

福岡県 柳川市 どんこ舟で「柳川の川下り」 VoL1

2014-12-13 | 九州 福岡県
約410年前柳川城築城のおり、城下町を形成するために人工的に堀を掘って整備されたそうで、そこには治水・利水のための水利体系が整備され、様々な仕組みが今なお息づいている。柳川の川下りは、お堀めぐりです。七曲り、七めぐりして御花まで下っていきます。
H23.5.3のGWに、新緑の風に吹かれながら、船頭の唄を聞きながらのんびりと揺られてきました。この素晴らしき静かな空間を、舟の動きに合わせ、ゆったりのんびりと2回に分けてご案内しましょうか・・。

舟乗場から

満員でイザ出発!

堀端の風情を楽しみながら





柳川ゆかりの白秋のうた

どんこ舟



このような細い水路を行く

橋の下を、身をかがめて潜りながら

ようやく開放感が・・・

堀に面した家の庭は、どこも綺麗に手入れしている。



白秋のうたがここにもある

ここにも

ここにも橋の潜り抜けが・・

川下り向けの売店と休憩所で一服!


福岡県 飯塚市 現存の木造歌舞伎様式劇場「嘉穂劇場」

2014-12-09 | 九州 福岡県
江戸時代の歌舞伎様式を伝える芝居小屋で昭和6年落成、木造2階建て入母屋造り。間口15間、奥行23間、特徴的なトラス形式の小屋組みで出来ており、間口10間の大きな梁を構成することで、柱を使わずに建てられた1,200人を収容する客席は、この地がかつて炭鉱で栄えていたからできたと云える贅沢な空間。
平成15年7月の大雨で、劇場がある飯塚市の中心部一帯が浸水し、客席や舞台、花道等が浮き上がり、1階内部が使用不能になる被害を受ける(掲載写真参照)。九州演劇協会会長・玄海竜二より連絡を受けた津川雅彦らが芸能人仲間に呼びかけ、中村玉緒、明石家さんま、中村勘九郎(後に18代中村勘三郎)などといった名立たる俳優や芸能人が駆け付けた復旧チャリティイベントが行われ、田村正和や木村拓哉らの私物がチャリティオークションにかけられ、東京でも滅多に無い豪華なイベントとして話題となった。
2006年(平成18年)に、国の登録有形文化財に登録される。現在では、国内外から多くの人が見学に訪れる文化施設になっている。








一階客席と舞台





舞台より客席

回り舞台の回転部

迫りの舞台下

迫りの舞台上

舞台下の役者移動通路



芝居用具室

水害時の様子(展示パネルより)





福岡県 飯塚市 「花子とアン」の白蓮と筑豊の炭坑王邸

2014-12-06 | 九州 福岡県
筑豊の炭坑王と呼ばれた伊藤伝右衛門の本邸として明治30年代後半に建造。また、NHK連続小説「花子とアン」の柳原白蓮が、伝右衛門の妻として約10年間を過ごした家(庭園に面した二階角部屋が白蓮の居室)。大正初期、昭和初期に数度の増改築が行われた。池を配した名勝の広大な回遊式庭園を持つ近代和風住宅。日本庭園を抱える和洋折衷の調和のとれた美しさ、当時の先進的だった建築技術や、繊細で優美な装飾を随所に見ることができる。
H26年4月までは月平均3,000人だった入場者が、放送終了後の10月には42,000人が訪れたそうだ。現在は飯塚市が所有し管理。
伊藤伝右衛門邸航空写真(案内所の写真より)

正面のパノラマ



本宅玄関前





二階部分が白蓮が過ごした角部屋













室内から出入りの蔵

広大な回遊式庭園



福岡県 天然記念物・北九州国定公園「平尾台」

2014-12-02 | 九州 福岡県
北海道の人には馴染みが薄い地名だが、平尾台は北九州市小倉南区にあり、北端の貫山(ぬきさん・712m)より南に8キロ広がる草原台地。山口県秋吉台、四国カルストと並ぶ日本三大カルストの一つで、国の天然記念物、北九州国定公園に指定されている。石灰岩が散らばるピナクル「羊群原(ようぐんばる)」の景観は、まさに絶景。
平尾台には3つの鍾乳洞がある。●千仏鍾乳洞・・・地下水の中を歩く鍾乳洞。●牡鹿洞・・・神秘の泉のある鍾乳洞。●目白洞窟・・・前記鍾乳洞の中で今のところ一番長い洞窟で横穴式の鍾乳洞。他に青龍窟も。この中で千仏鍾乳洞の探検?に行ってみた。


石灰岩のピナクルが、まるで羊の群れの放牧に見える





千仏鍾乳洞へ急な山道を下る

周囲はこのような山奥

千仏鍾乳洞入口にたどり着く

内部案内図











これも立派な鍾乳石



駐車場までの帰り道、急な坂道はつらかった!

福岡県 「小倉城」

2014-11-29 | 九州 福岡県
健さんに別れを告げ、門司港から車で15分程の隣町が北九州市小倉区、以前は城下町の小倉市。1569年(永禄12年)、中国地方の毛利氏が現在の小倉城のある場所に城を造り、1602年(慶長7年)、細川忠興が今のような城を造った。別名が勝山城、勝野城、指月城、湧金城、鯉ノ城などとも呼ばれる。
細川忠興の造った小倉城の天守閣は、「唐造り」と呼ばれ、4階と5階の間に屋根の庇がなく、5階が4階よりも大きくなっているのが特徴。春は勝山公園が桜の名所。




























追悼 ありがとう高倉健さん 遺作「あなたへ」 門司港

2014-11-25 | 九州 福岡県
何気なくTVを見ていると、高倉健さんの追悼番組「あなたへ」が放映されていました。エピローグでは門司港の風景が・・。H24.5に、帰省帰りに立ち寄った懐かしの場所で、もう一度ゆっくり寄り道したいところでもあります。
レトロな門司港駅や周囲の雰囲気と歴史がある建物群、波止場の向うに見える本州と九州を結ぶ関門橋などの風景と、映画の中の健さんとの画像を重ね重ね合わせながら、あらためて高倉健さんのご冥福をお祈りいたします。

門司港から関門海峡と下関を遠望

門司港駅の全体



駅内部は小樽駅の雰囲気によく似ている。



旧門司三井倶楽部遠景。

旧門司三井倶楽部正面から。大正10年に接客用に建築。翌年にはアインシュタイン夫婦も宿泊したそうです。

旧門司三井倶楽部正門 内部はレストランになっている。

旧門司税関(左)と黒川紀章設計の門司港レトロ展望室(右)と国際友好記念図書館(右下)

旧門司税関



旧大阪商船


これから銀世界に向かう北海道から、暖かい九州に再上陸?したので、しばらくの間は、この福岡県を旅してみたいと思います。