上海城市新聞Vol.22『天の果て、海の果て』(その12)はこちらです⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f99305addcd0768ab301dcf25b6f5d00
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海口市内の緑のオアシス『万緑園』で、海南島旅行4日目の午後のひと時を過ごした後に、向かったのが『五公祠(ごこうし)』です。
『五公祠』は、海南島に島流されてきた李徳裕ら5人の官吏(五公)を祭る為に、1889年(清の時代)に建てられた記念堂で、「海南第一楼」とも呼ばれています。
『万緑園』前のバス亭で、『五公祠』前を通るバス 路線を探したのですが見つからず、やむを得ずタクシー に乗りました。
乗車して約20分後の15:10に『五公祠』に着きました。タクシー料金は、21元(約350円)。
【「五公祠」入場門】
『五公祠』の参観料は20元(約330円)です。
海南島歴史文化名所旧跡に指定されている『五公祠』には、歴史を感じさせる建物が多く、緑も豊富です。
この日は参観する人も少なく、ここにいると静かに時間が過ぎていきます。
【「五公祠」の隣は、「海口市博物館」です】
しかし、三亜に戻る列車の時間もあり、1時間半弱を過ごし、『五公祠』 を後にしました。
せっかく海口市に来たのだから、美味しい物を食べようと、『五公祠』の近所を探し回りましたが、これと言うレストランが見つかりません。
取りあえずバスに乗って、賑やかそうな場所を見つけたら降りようとバスに乗車しました。
車窓から目を凝らして探しますが、なかなか見つかりません。時間だけが過ぎていき、焦りました。
すると、超高層のホテルを見つけました。慌てて、バスを下車して向かったのが、「海口明光海航大酒店(英文名:Hainan Airlines Mingguang Hotel)」。
海南航空が経営する五つ星の国際ホテルです。
豪華な館内に入ると、2階に『錦和坊』と言うレストランが有りました。
テーブルには、テーブルクロスがかけられ、布製のテーブルナプキンも置いてあります。
海南島に来てから、こんな高級レストランに入るのは初めてです。
17:30だったので、他のお客さんは1人もいません。
注文は、ウェイトレスに渡された“タブレット端末” に料理の写真と値段が表示されていて、好みの料理をクリックして自分でオーダーする最新のスタイルです。
注文したのは、豚肉料理、牛肉料理、三種の魚フライ、野菜、それにビール です。
出てきたのは、ヌーベルシノワ(創作中華料理)と言える様な、盛りつけが素敵な料理です。
こんな素敵な場所で、もっとゆっくりと過ごしたかったのですが、19:20「海口東站(駅)」発の列車に乗らなければなりません。
ホテルから駅までどれ位の時間がかかるのが分からないので、18:30にはホテル玄関のタクシー乗り場に向かいました。
食事代は15%のサービス料込みで、267元(約4,460円)でした。
なかなかタクシーが来ずに焦りましたが、18:40にはタクシーに乗り込むことが出来て、約10分で駅に着くことが出来ました。
タクシー料金は12元(約200円)。思ったより駅が近くて良かった!
帰りの列車 “D7335”は、「海口東站」を定刻の19:20に発車しました。
座席は、1号車の一列A席です。最後尾の最後列の一等車で、行きと同じ様に、足元が広々としています。
列車が走り始めると、疲れからか直ぐに寝込んでしまいました。
目覚めたのは、終点「三亜站」に着く直前です。
定刻の20:54に到着しましたが、乗客は皆、足早に改札口に向かいます。
隊長がタクシースタンドに着いた時は、すでに長い列が出来ています。
タクシーは、たまに1台がやってくるだけです。
どれだけ待てば、タクシーに乗れるか分からないので、バスに乗ることにしました。
夜の9時を過ぎていて、駅前発のバス路線のほとんどが最終バスが出てしまっていました。
運良く、4路のバスがまだ最終になっていなく、しばらくするとバスが来ました。
「市中行」のバス亭で降りて、ホテルにたどり着いたのが21:40。疲れた!
こうして海南島旅行4日目が終わりました。
==== 続きは、上海城市新聞Vol.22『天の果て、海の果て』(その14)で====
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