御朱印巡り 第114印・115印 『柴又帝釈天・毘沙門天』 (その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f6d232cb70b168ce381e0e41e4ad67dd
『柴又帝釈天』(正式名:経栄山題経寺)の「帝釈堂 拝殿」で、『柴又帝釈天』と、『毘沙門天』の御朱印を拝受して、拝殿の外へ出たのが、3月8日(水)11時35分頃です。
当山は、「帝釈堂 内殿」外周に施された「法華経説話彫刻」と、池泉式の庭園「邃渓園(すいけいえん)」でも、有名です。この二箇所を、拝観するために、「帝釈堂」と「本堂」を繋ぐ渡り廊下の奥にある受付に向かいます。共通拝観料は、400円。
「邃渓園」の名は、庭園の滝の風情が幽邃(ようすい)で、もの静かであることによります。昭和40年(1965)より、関東の高名な造園師、永井楽山翁によって改修、昭和47年(1972)に完成しました。
庭園への立ち入りは禁止されていますが、周囲に設けられた屋根付き回廊から、その様子を堪能することが出来ます。
「大客殿」と、「本殿」を望む。
池の鯉と、亀(赤矢印)。
(その1)の「御神水」の謂れでも紹介しましたが、池も湧水(ゆうすい)が豊富なようです。近くの「江戸川」の伏流水(ふくりゅうすい)が、地下を流れているのでしょうか。
庭園の散策を終え、渡り廊下を通り、「彫刻ギャラリー」に向かいます。「内殿」は、写真の様に建物ごとガラスの壁で覆われ、見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」と称しています。
「内殿」東・北・西の外壁には、襖(ふすま)大の欅(けやき)の一枚板に、法華経の説話が10枚彫られています。
これらの彫刻は、大正11年(1922)から昭和9年(1934)にかけて、加藤寅之助ら10人の彫刻師が、一面ずつ分担制作しました。
上部の説話の彫刻だけでなく、下部の大きな龍神も、見事でした。
「彫刻ギャラリー」の観覧を終え、再び境内へ。
帝釈堂前の青銅の噴水と、子供たちの像。
「本堂」(左)、「釈迦堂」(右)の前にも、貴重な木造建築物を守るための、年代物の巨大な防火水槽が設置されています。
「南大門」から、境内の外へ出たのが、12時10分頃でした。
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