走り始めたきっかけ

膝の手術をしてから早くも2週間、退院をしてから1週間が過ぎた。
足は日に日によくなってきているように思うけれど、その状況がよくわからない。
教えられたリハビリ運動はやっているけれど、こんなので効果があるのかなあって思う。
他にはわからないので、教えられたとおりにやるしかないかなあ。

今日、外に出たのは夕方に犬の散歩に行っただけ。
ゆっくりだったけど、歩いて行きました。
距離は1Kmちょっとかな。
足に痛みはないけれど、ここで無理をしてはいけないので適当なところで帰ってきた。
ぎこちない歩き方なので、近所の人も声をかけてくれた。
その他は、家の中にこもっていました。
テレビをみたり、ネットサーフィンや本を読んだりで時間が過ぎていく。
もうしばらくはこのように過ごさなければしかたがないですね。

昨日は「初マラソン」でしたが、どうして走り始めたのか。
これは、ホームページをアップする時、2002年に書いたものです。

「走り始めたきっかけ」　　　　　　　　　　　　　　
若いころは軟式野球をやっていた。もちろん草野球である。
あまり上手とはいえなかったが、けっこう強いＡ級のクラブチームだったために、いろいろな所へ遠征試合にも行った。
兵庫県下はもとより、大阪や京都にも行ったこともある。
その軟式野球も仲間に恵まれ、下手は下手なりにおもしろかった。
そして、そのころは１６９ｃｍで６５Ｋｇ前後とそれほど太っていなかった。
ところが、25歳で結婚をしてから太りだした。
嫁さんの作った料理が、美味しかったのかはよくわからないが、徐々に体重が増えていき、３０歳の時には体重は７８Ｋｇにもなっていた。
ズボンのウエストサイズも８５ｃｍになってしまった。
それまでやっていた軟式野球も、太るとともに動きが鈍くなってしまい、自然と足が遠くなって結局やめてしまった。
仕事でも太りすぎが影響するようになってきた。
毎年支給される活動服が、ＡＬサイズからＢＬサイズに変わり、自分の姿を鏡に写して見ると、腹が出てどこから見ても肥満体であった。


太ると仕事の現場でも、すぐに息切れがしてスムーズに動けない。
このままでは、与えられた肝心の仕事ができなくなる。
それから、今まで着ていた普段の服やズボンが全く合わなくなってしまった。
毎年のシーズンごとに、今までのが入らないのでしかたなく買い換えなければならないほどになった。
このままでは仕事にも、生活にも痩せる必要があると思い、それには食べる量を減らすのが１番であると考えた。
しかし、もともと食べることが大好きなので、これは耐えがたいことである。
食べることを減らさないで痩せることといえば、食べたものを消費することである。
それには運動して消費するしかないので、１番簡単なジョギングを始めた。
走り始めたころは、肥満体でもあるため１００ｍも走ると、ハアハアと息切れがしてそれ以上走れなかった。
何回も続けているうち、少しづつ走る距離も伸びていって、ゆっくりでも１０Ｋｍを休まずに走れるようになった。
走っているうちに、体重も徐々に減ってきた。
毎日体重計に乗って、日に日にその体重が少しづつ減っていくのが、嬉しかったのをよく覚えている。
そして、走り始めて１年がたった時に体重は１０Ｋｇは減っていた。
２年後くらいには更に体重が減り、現在の６０Ｋｇ前後で安定している。
ジョギングを始めてから、地元で開催されるマラソン大会にも出るようになった。
５Ｋｍから１０Ｋｍ、１０Ｋｍからハーフマラソンへ。
そのうちフルマラソンも走るようになり、今に至っている。
そして、これからも健康で走れるかぎり、走って行こうと思っている。
本格的なマラソンを走るには、まだまだ体重は多いと思うが、市民ランナーとして、現在は好きなものを食べてお酒も飲んで楽しく走っている。
今のレベルのマラソンには、これ以上の減量は必要ないと思う。
肥満解消のために走り始めたが、今はけっこうマラソンにはまっている。
走っていて楽しいし、走った後のお風呂とビールの味は最高です。

男女を問わず、市民ランナーの多くはダイエットのために走り始めたという人が多いと思います。
自分も全くそのとおりで、少しでも痩せたいと思い走り始めました。
それがこれだけ長く続くとは思いませんでした。
今は故障で走れませんが、希望としてこれからもできるだけ長く走り続けていたいですね。



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