蔵造りの街と言えば、首都圏では川越市が有名ですが、秋田県横手市増田町も「蔵のまち」として売り出し中です。横手市増田町は交通の要衝だったことから商人の町として栄え、財を成した商人たちがこぞって蔵を作ったと言われています。川越市の蔵造りと違って増田町の蔵は雪からの保護のため家屋の中に作られた「内蔵」で、外見からはその豪華さは分かりません。そこで年に一度「蔵の日」を設け、現存している「内蔵」を公開しております。(詳しくは横手市のホームページを参照ください)
蔵の中は一尺(約30センチ)おきに漆塗りの柱を配置した堅牢で贅を尽くした造りになっており、碁に例えれば、さしづめ「トーチカ」の構えと言えるでしょう。最近ではめったにお目にかからないのですが、著名な棋士が打つと流行だすかも知れません。
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