庭で植物に水を与えていたら、ダイミョウセセリらしきチョウがフラフラ飛んでいる。すぐにミョウガの葉に止まったので、慌ててカメラを取りに行く。ダイミョウセセリ庭では珍客なのである。(2023年5月26日)
カメラを持って庭に戻ったら、珍客の姿はなかった。すると別の珍客がやって来て地面に止まった。別の珍客は我が庭では初めての、ウラギンシジミ。もしこのタイミングでウラギンシジミがやって来なかったら、今日のこの話は最初から無かった事になる。
そんな事でウラギンシジミ(♂)
ウラギンシジミを撮っていると、ダイミョウセセリらしきが戻って来て、近くの葉に止まった。(両チョウとも庭に自生のフタリシズカの葉)
パソコンに画像を取り込んでから気が付いたが、ダイミョウセセリにしては何か変(?)。で手持ちの書籍を見たら、南方系のチョウのクロセセリと判明! クロセセリの食草はミョウガ。我が庭には、昔に食用として植えたミョウガが、放置の状態で今や増え放題。クロセセリの発生源は我が家の庭だったのか!?と、想像だけが膨らむ。
そんな事で発生源かも知れない?、我が家の放置ミョウガ。
これまで庭で見た南方系のチョウは、ムラサキツバメ、クロマダラソテツシジミ、クロコノマチョウ、ナガサキアゲハである。そして南方とは関係ないが、最もレアなチョウはスミナガシかな。
そ・れ・か・ら・・・
ミョウガの葉で、アシナガバチが何かの幼虫を肉団子にしている。とっさにクロセセリの幼虫と思ったので、即アシナガバチを殺す。でもこの行為は正しくなかった様な気がします。何故ならアシナガバチは、ミョウガの害虫を狩る益虫だったからです。ミョウガの葉には、明らかに虫の食痕があった。