ツマグロキチョウ

　ツマグロキチョウ探しに県北まで行く。（2015年9月15日）

運が良かったのだろうか？ 降車後すぐにツマグロキチョウを見つけた。
そしてそのチョウが飛んで行った先には、カワラケツメイがあった。
そしてまた別のカワラケツメイがある所には、必ずと言ってよいほどツマグロキチョウがいた。
もう9月も半ばだというのに、圧倒的に夏型の方が多かった。
それでもあちこち散策して、目的の秋型も6頭ばかり見つけた。

開翅写真を見れば、ツマグロキチョウである事が分かる。（夏型）
酷似するキタキチョウとは、前翅端の黒帯の状態が少し異なる。



それは翅を透かして見ても分かる。（夏型）



カワラケツメイに産卵する♀。（夏型）



秋型には時期尚早かとも思ったが、最初の秋型を見つけた時は嬉しかった。



また別の秋型



これは夏型



これはキタキチョウ



早目に目的が達成できたので、近くの川までサナエトンボ探しに行く。
見つけたのはオナガサナエの♂1頭で、目的のサナエトンボには出合えず。×



川の上空にいたミサゴ
一度飛び込みかけたのでドキッとしたが、それはフリだけであって何処かへ飛び去った。



2時間近くもツマグロキチョウと付き合っていれば・・・
飛んでるのを見ただけでキタキチョウとの違いが、何となくだが分かるようになる。
キタキチョウの方が一回り大きくて、飛び方もしっかりしている。

またツマグロの秋型と夏型の見分けも、飛んでるのを見ただけで何となく分かるようになる。
でも　せっかくつかんだその感覚は、すぐに忘れてしまうんやろうな。