たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

五芒星

2016-02-24 16:08:32 | 西日本の神社

伊弉諾神宮 いざなぎじんぐう>

 

陰陽五行説によりますと、

正五角形(五芒星)の五つの頂点はそれぞれ、

木・火・土・金・水という五つの要素を示し、

隣り合う要素はお互いを生かし合い、

残りの要素とはお互いにけん制し合うとされます。

 

古代イスラエルとの縁が強い六芒星に対し、

五芒星は古代中国との関わりが深い図形で、

ヨーロッパの王侯ではペンタグラム、

日本の陰陽道ではセーマンとも呼ばれ、

いずれも魔術的な意味を持つ形象です。

 

一説によりますと五芒星は、

無限連鎖の一筆書きの中に、

「魔」を封じ込める意味合いがあるのだとか。

様々な「図形」が交差する淡路島は、

海人族だけでなく南方の海より渡来した天孫族にとっても、

どうしても押さえておきたい魔術的な土地だったのでしょう。