たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

弁財天

2016-02-14 11:26:24 | 西日本の神社

<宗像大社 むなかたたいしゃ>

 

弁財天は、宗像三女神の一柱である

市杵嶋姫(いちきしまひめ)や、

ヒンドゥー教の女神サラスヴァティー

とも同一神とされる神仏習合の神様です。

海や湖や川など水に関連する場所に祀られることが多く、

琵琶を抱えバチを握った姿から「芸能の神」として、

また弁才天の才が財に通じることから

「財宝の神」 としても知られています。

 

その優美なお姿とご神徳により、

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)とともに、

女性からの人気が高い神様ですが、

本来は非常に激しく荒々しい性質で、

八臂弁財天 (はっぴべんざいてん)が

手にした8つの品はすべて武器。

二臂弁財天(にひべんざいてん)が

抱える琵琶やバチも、寿命をも左右する

呪術的な楽器だという説があります。