<相撲資料>
住吉大神とも所縁の深い
武内宿禰(たけのうちのすくね)は、
噂によりますと、300歳まで生きたとされる、
人間離れした伝説の持ち主です。
そのおとぎ話めいた伝承内容から、
「架空の人物ではないか」などと
様々な憶測を呼んでいますが、
実は、野見宿禰(のみのすくね)、
当麻蹴速(たいまのけはや) などとともに、
相撲の神様としても知られる人物でもあります。
宇佐神宮のお祭りで相撲を取る住吉大神は、
九州では黒男神(くろどんしん)と呼ばれ、
武内宿禰とも同一視されてる神様。
黒男というネーミングからもわかるように、
その風貌は色黒の大男だったと想像されます。
一説によりますと、古代イスラエルの人々は、
体格がよく非常に相撲が強かったのだとか。
武内宿禰が海人族だけでなく、
イスラエルとも関係する人物だとすれば、
神社の古代史はさらに興味深くなりますね。