たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

黒男神

2016-02-10 11:40:50 | 西日本の神社

<相撲資料>

 

住吉大神とも所縁の深い

武内宿禰(たけのうちのすくね)は、

噂によりますと、300歳まで生きたとされる、

人間離れした伝説の持ち主です。

そのおとぎ話めいた伝承内容から、

「架空の人物ではないか」などと

様々な憶測を呼んでいますが、

実は、野見宿禰(のみのすくね)、

当麻蹴速(たいまのけはや) などとともに、

相撲の神様としても知られる人物でもあります。

 

宇佐神宮のお祭りで相撲を取る住吉大神は、

九州では黒男神(くろどんしん)と呼ばれ、

武内宿禰とも同一視されてる神様。

黒男というネーミングからもわかるように、

その風貌は色黒の大男だったと想像されます。

一説によりますと、古代イスラエルの人々は、

体格がよく非常に相撲が強かったのだとか。

武内宿禰が海人族だけでなく、

イスラエルとも関係する人物だとすれば、

神社の古代史はさらに興味深くなりますね。